37話:赤、青、黄が揃えば怖いものなし! BARO配信 4
眠すぎて最後ら辺適当になりすぎてたので文を追加しました。
雌黄は戦っていたパーティー全員を倒して今は赤蛇ちゃんを蘇生していた…僕のバナーは一応取ったけど近くに蘇生出来るビーコンはないし、ビーコンを設置できるアイテムもないみたいだから僕はもう今回の試合は復活できそうにないかな…
後僕が出来るのは応援だけだからしっかりやろう…!
『…ありがとう…』
『おう、それより安置はここじゃなくて逆側になったな。読みが外れたか…敵の物資を漁って速く安置内に行こう』
〈赤蛇ちゃんが初コラボ相手にありがとうと言った…!〉
〈雌黄も信用されてきてるみたいだな〉
〈雌黄の読みが外れるなんて珍しい〉
〈俺もこっちが安置になると思ってたなぁ〉
〈あと4パーティー、頑張れ〜!〉
〈普通に今回のカジュアルのレベル高くね??〉
〈確かに、上手い人多いね〉
雌黄と赤蛇ちゃんは敵の物資を漁り終わり安置内に向かって走り出した…
もうリングは結構狭くなり、安置内は草が生えて岩がそこら中にあるひらけた場所だけになった。
お…今2パーティー同士が戦いあって残り3パーティーになった…
『向こうの戦ってないパーティーのほうが削られた敵を倒しに行くだろうから漁夫を狙う…ことはせずに突っ込むぞ…!』
『らじゃ…』
〈この状況で突っ込むのは流石雌黄w〉
〈漁夫出来るのに突っ込むのはやばいけど、漁夫関係なしに蹂躙出来る腕前を持ってるからな雌黄はw〉
〈いけ〜!〉
〈赤蛇ちゃんもかんば!〉
『……!!もう敵がやられたな…残り俺達とあっちの敵だけだ……っ!?!? おい…このID…』
雌黄達が向っている最中に残り2パーティーとなった…その時敵を倒したログが出たのだがその敵を倒した名前のIDが…
『名前が、HAYATO… え…はやとさんってVtuber…いや日本で一番強いって言われてる世界でもトップクラスの実力を持ってる人だよね…』
『うん…少しやばいかも…』
〈はやと…!?〉
〈は…!?まじで!?〉
〈はやとはやばくね!?〉
〈日本トップのはやととカジュアルで会うとか…〉
〈いや…雌黄も実力は日本でもトップクラスだぞ…〉
〈雌黄VSはやとは面白すぎるw〉
『はやと…世界トップクラスの実力の持ち主か…いいぞ、これくらい張り合いがある相手じゃなきゃ盛り上がらない…!』
そう言って雌黄と赤蛇は二人とも銃声がした方に向かって進んでいった。
『居た…あれがはやとか…』
雌黄はすぐにはやとを発見して一時的に足が速くなる能力を使い突っ込んでいった。
赤蛇ちゃんも反対側にはやとの仲間を見つけたので倒しに向かった。
『くっ…!強いな…!これが世界トップクラスか…!』
雌黄は突っ込んではやとと戦った…
圧倒的なキャラコンで相手の弾を避けるが何発か喰らってしまう…
だが自分の弾は相手にあまり当たらない…
そう…はやとも圧倒的なキャラコンの持ち主なのだ…
『負けるかぁ…!』
雌黄は跳んで跳ね回りながら相手の頭に向かって照準を合わせる…
ただ照準を合わせて撃っても速すぎて弾が当たらない…
『うあっ…ごめん…』
雌黄がはやとと戦っている間に赤蛇ははやとの仲間と戦っていたが、はやとの仲間二人も最高ランクで赤蛇は奮闘したが二人にやられてしまった…
『雌黄、頑張れ〜!!』
『がんばって…』
〈雌黄ファイト〜!〉
〈雌黄がんば!〉
〈はやとに勝て〜〉
〈避けて勝ちまくれ!〉
〈雌黄負けるなよ!〉
雌黄は応援の声を聞きさらにキャラコンのスピードを上げる…さらにカービンの連射ではやとにヘッドショットをしたが、ただ雌黄のキャラコンを上回ったAIMでヘッドショットを喰らい雌黄は負けてしまった…
『クソっ…!』
『雌黄ナイスファイト…!あのはやとさんにヘッドショット当てて倒せる寸前まで追い詰めたんだから凄いよ…!』
『うん…』
〈雌黄ナイスファイト〜〉
〈よく頑張った!〉
〈世界トップクラスのはやとのキャラコンはやっぱりやばかったな〉
〈赤蛇ちゃんもナイスファイト!〉
『……あぁ…実際に戦ってみて想像以上に強かったな。だが次戦うときは俺が勝つ…!よし、もう一回カジュアルやるぞ!』
『次は…チャンピオン…取る…』
『私も活躍出来るように頑張るよ!!』
今回の試合はキルも出来ずに足を引っ張っちゃったから次の試合ではキルして活躍しよう!!!
――――――――――
次の試合はまた最初に激戦区の街に降りた。
そこで僕も相手をキル出来なかったが結構ダメージを与えて活躍できた。
その後は移動中に度々敵と会い、僕と赤蛇ちゃんが後ろから援護して雌黄が前に出て敵を倒す戦法でたくさんのパーティーを倒せたよ!
そしてリングも狭くなった1パーティー対1パーティーの最終局面、雌黄と赤蛇ちゃんに気を取られている敵に僕はカービンで後ろをついて頭を狙って撃ちまくった…!
雌黄も赤蛇ちゃんももうこのパーティーの二人を倒してる…後はこの敵だけだ。だから僕が勝ってやる…!
『ここだ…!』
僕のAIMじゃこの敵に弾を当てるのが難しいから僕は敵が立ち止まるタイミングを狙ってグレネードを投げる。
そして敵に向かって投げたグレネードがしっかり命中して敵を倒すことが出来た…!
『やったぁ…!!チャンピオン取れたぁ!』
『ふぅ…やったね』
〈アザーちゃんおめでと〜!〉
〈おめでと〜!〉
〈ナイスチャンピオン!〉
〈凄い!〉
〈今回も普通にレベル高かったから凄い!〉
〈アザーちゃんが最後の敵倒したな!〉
〈アザーちゃんグレネード上手い!〉
『ナイスだアザー。あそこでグレネードを投げるのは良い判断だ。このまま次もチャンピオン取るぞ。』
『次も…!?』
結局その後5試合もしたよ…
全てチャンピオンを取れたけど最終局面になると毎回緊張するからめちゃくちゃ疲れた…
雌黄は鬼畜だよ…!!




