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28話:10万人記念 急な凸待ち配信 4

『貴様ら、俺の名は向日雌黄だ!今日はよろしく頼むぞ!!』



〈雌黄来たか〜!〉

〈これで同期は最後だね〉

〈やっぱり同期だから皆来るのが速いね〉


『アザー、チャンネル登録者数10万人突破を祝ってやろう!あと、そのセーラー服似合っているぞ!』


『あ、ありがとう…』


〈まさか雌黄がセーラー服を褒めるとはw〉

〈びっくりしたわ〉

〈FPSゲームしか頭にない男かと思っていたのに〉

〈アザーちゃん照れてるやん〉

〈まぁ皆セーラー服に触れてなかったもんな〉



『俺は黒髪ロングの美少女が好きだ』


『あ〜!確かに黒髪ロングの美少女もいいよね。今その話題を話してないけどね…』



〈まだその話題続いてたのかw〉

〈黒髪ロング…王道ですな〉

〈シンプル・イズ・ベスト〉

〈スーパーカップとか爽だっていろんな味あるけど結局はバニラ味が1番美味しいだろ?そういうことだ〉

〈そういうことか〉

〈でも俺はそれでも銀髪碧眼を…〉



『というか雌黄も小説とか読むの?』



『まぁたまに読む程度だがな、いつもは暗殺技術を鍛えてるからな』



〈雌黄読むんか、意外や〉

〈暗殺技術(FPSゲーム)〉

〈そういえば暗殺者だったな〉

〈忘れてたわ〉

〈ただのゲームが上手い人かと…〉


『俺の暗殺技術を見といてそんなことを思っていたのか!?』


〈暗殺技術(FPSゲーム)〉

〈見てたからこそ〉

〈しっかり見てたよ、ゲーム上手かったね〉



『お前ら本当の暗殺術というものを見せてやろう…』



『は、話変えよっか…!!雌黄は私と今後したい配信とかある?』


このままじゃここでゲーム始めそうだから話変えないとね… そんなゲームしてる時間なんてないし…



『ふむ…アザーとしたい配信か…なら3人一組のチームで戦うバトルロイヤルのゲームをやりたいな』


『バトルロイヤルかぁ〜…私あまり上手くないよ?』



『アザーはAIMはあれだが、立ち回りが良いんだ。そういうプレイヤーはチームに一人欲しい』


『そうなんだ、3人一組だけどもう一人は誰とやるの?』



『一期生の赤蛇を連行してチームに入れさせる…赤蛇のスナイパー技術はVtuber界でもレベルが高いからな』


『赤蛇さんはゲーム上手いもんね…』


〈一期生を無理矢理…w〉

〈あの人一人が好きだからなぁ〉

〈可哀想に…〉

〈赤蛇さん今ここに居ないのかな?〉

〈あの赤蛇だぞ?居るわけがない〉


『じゃあ今度3人でやるとして、今年の目標はなにかある?』


『全Vtuberを暗殺することだな』


〈暗殺は草〉

〈暗殺(ゲーム内で)〉

〈全Vtuber…何百人も居るから頑張れよ〉

〈長い道のりだな〉



『全Vtuberを暗殺するだと?なら私を暗殺してみなさい!この私を倒せないようじゃそんなのは叶わないよ!!にゃははは!』



〈え?〉

〈この声と笑い方…〉

〈は??黒猫?〉

〈え、なぜ急に現れた?〉

〈どういうこと?w〉



『黒猫さんが今入らせてって連絡してきたから…』


『先輩の圧力だよ!!にゃははっ♪』


『だけど今戦えないぞ、ここはアザーの配信だしゲームをやる時間がない』


『何言ってるんだ雌黄君…私達には古くから伝わる何も持たずにできる勝負があるだろう?』



『なんだそれは…』



『それは………“じゃんけん”!!』



『はっ…( ゜д゜ )』




『じゃんけんこそが今出来て私と死闘を繰り広げられるバトルだよ!』



〈じゃんけんてw〉

〈暗殺どこいったんだw〉

〈じゃんけん別に古くからないけどな〉

〈はっ…( ゜д゜ )じゃないんだわw〉

〈別に驚く要素なくて草〉

〈死闘w〉


『ふむ…なら受けて立とう…俺に負けたからって泣くんじゃないぞ』



『それはこっちのセリフだよ雌黄君… 君みたいな青二才に負けるほど私は弱くないんでね』



『では…私が司会進行を務めさせていただきます清水azureです。今回の勝負は3回じゃんけんをして2回勝った方の勝ちというルールでやりたいと思います。異論はありますか?』


『ない』


『ないね』


〈アザーちゃんノリノリで草〉

〈2回勝った方の勝ちなんやな〉

〈雌黄ファイト!〉

〈雌黄頑張れ〜〉

〈黒猫なんかに負けるな!〉

〈雌黄しっかり殺るんだぞ〉

〈¥50000:雌黄が勝つに5万賭けるぜ〉

〈¥30000:俺も3万〉

〈黒猫一応ファイト!〉



『では両者準備は出来ましたか?』



『『はい』』



『では…最初はグー、ジャンケン!』



『『ポン!』』



二人が出した手を画面で見てみると…



『し、雌黄がチョキ、黒猫ちゃんがグーで1回戦目は黒猫の勝利…!!!!!!』


『クソ…』


『甘いね雌黄君…ここは王道のグーでいかないと…変に考えちゃ負けるよこの勝負』


〈雌黄が…〉

〈たまたま勝ったのにいかにも当たり前に勝った風で喋るなw〉

〈まぁ確かに黒猫相手ならあんま考えずに出した方がいいかもな〉

〈雌黄頑張れ〜!〉

〈雌黄負けるな〜〉

〈黒猫応援してる人ほぼ居なくて草〉

現実世界[恋愛]日間ランキング78位でした!


初めて2日連続ランキングに載ることができました!

まじで嬉しいです!皆さんのおかげです。ありがとうございます!!



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