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50話:青龍こじろうさんとキューブクリエイト配信

鉄鉱石も採掘して僕達はさらに奥まで進んでいく。



『………っ!前にゾンビが3体いるぞ。吾が殺る!!泣き虫ガブリエルとクソ猫も吾に続け!』



そう言って青龍さんはゾンビに向かって勢いよく走っていった…!!


ゾンビ3体なら青龍さんが余裕で倒せるとはいえ、さらにモンスターが来たら対応するのが大変になるだろうから僕と黒猫ちゃんも青龍さんの後ろを追いかけてゾンビの元まで行く。



『おりゃあっ…!!』


僕は端に居たゾンビに向かって石の剣を振るう。流石にゾンビはのろまだったから下手くそな僕でも攻撃を与えることは出来た…!!


このまま攻撃して……って、右の穴からゾンビがもう2体来てる…!!



『右の穴からゾンビが2体来てます…!!流石に私一人じゃ負ける…!』



『こっちはもう殺ったから任せろ…』


青龍さんは右の穴から出てきたゾンビを石の剣で瞬殺した。ゾンビがめっちゃ吹っ飛んでたんだけど…クリティカル出すの上手すぎでしょ…

やっぱり青龍さんは凄いなぁ…



〈うっまw〉

〈青龍エグいなぁ〜〉

〈クリティカル連続して出すとか化け物だろw〉

〈まじで上手すぎw〉

〈クリティカルとか狙って出すのとか無理で草〉

〈流石こじろうはん〉

〈これには佐々木小次郎もびっくり〉



クリティカルって走りながら相手の急所に攻撃を当てると吹っ飛んで大ダメージを与えられる技なんだけど、その急所がモンスターによって変わるし、しかも急所の場所は小さいから当てるのはめちゃくちゃ難しいんだよね。



『やっぱりこじろうちゃんは上手いね〜』


『…別にお前に褒められても嬉しくない…』


『いや、照れてるねこじろうちゃん!可愛い〜!!ツンツンしてないで素直になっちゃいなよ〜』


『うるさいっ…!誰も照れてなどいないわ…!!それ以上喋るようならお前にクリティカルを出して奥に吹き飛ばしてやるぞ…?』


『にゃははっ!ごめんごめん〜、じゃあ奥まで進も〜!』



『はうあぁぁっ……!!』


せ、青龍さんカワイイィィ……!!萌え死ぬぅぅぅぅ…!!……推しが照れてる状況にいれるのが幸せだなぁ…Vtuberやっていてよかった。もう人生に悔いはないよ…



〈青龍かわええええエエぇ〉

〈これがあるから青龍推しはやめられない〉

〈男のツンデレは需要ありまくって漏れそう〉

〈アザーちゃんw〉

〈草〉

〈アザーちゃんの顔が…w〉

〈アザーちゃん青龍が可愛すぎて尊死してる…w〉

〈もう人生やり切った、みたいな顔してるんじゃないよw〉

〈目をつぶって手を合わせてないで速く再開しなさいw〉




『………はぁっ…!?……危ない…昇るところだった…』


『な、泣き虫ガブリエル速く行くぞ…!まだゾンビしか倒してないし…鉱石も鉄鉱石しか採掘出来てないからな…!』



『にゃははっ!こじろうちゃんまだ照れてるぅ〜!』



『………それ以上喋ったらクリティカルで吹き飛ばすと言ったよな…!!クソ猫…!お前は一度痛い目にあっておいた方がいいだろう!』


『こじろうちゃんが怖いよー』


そう言いながら黒猫ちゃんは洞窟内を全力疾走している…黒猫ちゃん逃げ足だけは速いから青龍さんも追いかけるのに苦戦してる…

洞窟の段差とかも利用して逃げてるから黒猫ちゃん凄いなぁ…






『にゃははっ!こじろうちゃん遅いよ〜、そんなんじゃ私に追いつけな…うぇっ…!?…んびゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ………!?!?!?』



『クソ猫……!?』



『黒猫ちゃん…!!』




黒猫ちゃんは調子に乗って奥まで逃げてたから下に穴があるのに気付かずに落ちていった…

結構穴深そうだったんだけど黒猫ちゃん大丈夫だったのかな…?








〈草〉

〈調子に乗るからw〉

〈これが猫クオリティー〉

〈流石猫さんw〉

〈www〉

〈これにはアザーちゃんも呆れちゃってるw〉

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