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48話:盛り上がれ体育祭!!

『……今のはぎりぎり3組が一位でゴールしました…!!!3組まさかの追い上げでしたね。最初は7位だったのに。凄いです。2位は5組、3位は8組ですね。ということは現在の現在の縦割り順位は1位2組、2位3組、3位4組ですね』



「よしっ…!一位取ったなぁ!」


「うん、これで次の最終競技のリレーで一位を取れば優勝出来るね」


「というかもう最終競技のリレーか。時間経つの早えな」


「まだ明るいからね。でももう16時だよ」


この季節は太陽が沈むのが遅いから明るくてまだそんなに時間が経ってないように感じちゃうよね…



『では続いての競技は皆さんお待ちかねのリレーです。もう最終競技のリレーですね…時間が経つのはあっという間…これで笑っても泣いても最後ですよ!…では一年生は準備できましたね…?』



「「「「「勝つぞぉぉぉぉ…!!!」」」」」



……さっきの騎馬戦よりも盛り上がってる…まぁ2組、3組、4組がめちゃくちゃいい勝負してるからね。どこがこのリレーで勝つかで順位がめちゃくちゃ変わるから4位以内はまだ優勝出来る可能性があるし。



『……では……準備が出来たようなのでリレーをスタートします!…………よ〜〜い…………始め!』



ピストルの合図で第一走者の一年生8人は一気に走り出す…!


やっぱり2組の一年生は足が速いな…他の一年生達も第一走者だから足が速いはずなのに2組の走者が結構差をつけてバトンを渡した…!


それに続いて4組、8組、3組と続く…



2組の三走者目は胡桃ちゃんだ…やばい…

胡桃ちゃんにバトンが回ると元から開いていた距離がさらに開いてしまった。


というか3組の走者男子胡桃ちゃんに目が釘付けになってない…??……8組の男子も…リレー中なのに……

隣で走ってる4組の女の子も呆れた目で二人のことを見てるもん…


そして2組が第4走者に変わった途端目付きが変わりさっきまでとは違い両クラス、スピードが上がった。…あの二人……


そしてそのままリレーが続いていった…





――――――――――――――






『今39走者目です!2組1位…!3組2位、8組3位です!!そして…2組はアンカーにバトンが渡った…!アンカーは休んでいた分も走った斎藤胡桃さんだぁ!!3組と8組もアンカーにバトンが渡ったがどんどん2組と差が開いていく…!!』



…まさかアンカーも胡桃ちゃんだなんて…

…まぁ胡桃ちゃんは一番速いしアンカーなのは当たり前か…でも3組はまだ2位を狙える…!





『2組がゴーール…!!2組が1位です!……そして2位は…3組と8組…両者同じ速度でどっちが勝つかまだ分からない!!』



いける!!…3組いけぇぇぇぇぇ…!!!!




『………2位でゴールしたのは…3組だぁぁぁぁ!!8組は3位…!その後は1組が4位でゴール…!3組が2位でゴールということは2組とそんなに得点の差が開いてないですね。それに8組もそのまま3位ですしまだまだどこが勝つかは分かりません!』




やった…!!2位になったおかげで得点の差が開かなかったからこれで次の2年生のリレーで勝てばまだ優勝は狙える…!!



「…よし、お前ら…次の俺達のリレーで勝てば2組と数点差だ。というか2組が3位以降になれば俺達が一位になれる。俺達の責任は重大だが、このまま緊張して身体が強張った状態でやっても絶対に勝てない!だから一番は楽しみながらやることだ。俺達2組が一番楽しくて強いクラスだ!」


海の声で僕達3組は一体となる。


「「「「「うぉぉぉぉぉ……!!」」」」」



海はこういうときは皆を引っ張ることが出来るんだよね。




負けられない…!

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