本来の姿
お久しぶりです。すみません。
最近こればっかりですm(__)m
あまりにも強い光で目の前が真っ白になった。
時間が経ち光が収まり辺りが見えるようになると斎藤先生は口を開いた。
「ほらね、大きくなった」
何がと斎藤先生に聞く前に僕は自分の身体の変化に気付いた。
「大きくなってる…」
胸がだ。
僕の胸は正直いって大きくなかった、以前斎藤先生はギリギリB的な事を言ってくださったが残念ながら僕はAカップだ。
だか、今は大きくなってる…
「今の奏ちゃんはDカップぐらいじゃないかしら」
おお〜凄い
僕は自分の胸の感触を確かめた。
「何やってるの?」
斎藤先生は呆れた表情で言った。
「すみません、あまりにも変わっていたので」
僕はそう言うと気を取り直し胸以外に変わった所を探した。
まず、髪が腰まで伸びていた。
顔付きも少しだけ大人びているような気がする。
多分…
他に変わっている事は魔力が以前の5倍ぐらいになっているだけで特に変わりはなかった。
「奏ちゃんどう?本当の身体は」
斎藤先生は少し興奮気味に言った。
「胸と髪以外に特に変わってないですね」
僕は自分の感じたまま答えた。
「変わってるよ、前までは中性的で奏汰くんにもすぐに化けれたけど今は絶対に無理だよ。綺麗だもん」
斎藤先生は焦ったように言った。
「では、僕は次何をすれば良いですか?」
僕はそんなその先生を軽く無視して話を進めた。
「本当に奏ちゃんは…まあ良いわ、奏ちゃんにはこれから今まで以上にギルドに行ってもらうわ」
「何故ですか?」
「奏ちゃんの噂は聞いているわ、人形だとか感情が無いだとか、だからその噂を払拭して来なさい」
僕の言葉に斎藤先生は怒った様子で答えた。
「それに、僕じゃないでしょ。家に来たのだから思いっきり女の子らしくしなさい!分かった?」
「はい、分かりました」
怒った斎藤先生に僕はこう答える事しか出来なかった。




