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影武者な僕  作者: 大木鈴
第2話 影武者中止!?
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影武者な理由

今回は奏汰目線です。

は~い今回は第2の主人公泡沫奏汰の出番だよ。

本編に行く前に僕達について少し話そうか、僕達は凄く珍しい性別が違う一卵性の双子なんだ。


だから遺伝子的には違いがないんだよね~でも性格は後付けだから僕がこんなのだから奏も実はって事はないから安心してね。


で、僕達は双子なのに扱いが全然違う、これは僕達の両親の過去が原因なんだ。だから僕達はどうする事も出来ないんだ…


言い訳じゃないよ事実だから、僕達の両親は大恋愛の末結婚したんだ、二人とも本当に愛し合っていたお互いが唯一無二の存在。


だけど父さんはそんな母さんを結果的には裏切ってしまった。


母さんは聖騎士団将軍のお嬢様、聖騎士団は簡単に言うと国を守る超一流の能力者の集まり。


その聖騎士団の将軍つまりトップの娘、父さんは騎士団の下っ端、身分違いの燃え上がるような恋。


とかそんな簡単な物ではなく父さんは聖騎士団に潜り込んだ敵のスパイだった。


敵の中でも下っ端とかではなく幹部クラス、父さんは将軍に近くために母さんに近いたとかでもなく、偶然出会い恋に落ち勝手に結婚、間抜けな事に母さんが聖騎士団将軍の娘だと知ったのはその将軍、つまり爺ちゃんを殺した後だった。


爺ちゃんを殺されたから母さんは父さんを憎んでいる。


と、奏は思っているんだよね、だから父さんと同じ能力の自分は母さんに憎まれているなんてね。


事実は違うだな~本当はね逆、母さんは今でも父さんを愛している、母さんが憎んでいる…違うな、怒っているのは父さんが母さんを置いて行った事なんだ。


爺ちゃんを殺した父さんは殺された爺ちゃんにすがりついて泣く母さんを見て去ってしまったていうことかな。


それからの母さんは表向きには復讐の鬼に見えていたらしいよ。


母さんは復讐のために子供を英才教育出来上がったのが僕なんて感じにさ。


と、話がズレたね、いけないいけない。


母さんが奏に辛くあたるのは父さんを愛するが故に置いて行かれた辛さを同じ能力の奏にあたってしまう、母さんだってそんな事はいけない事だと分かっているけどやってしまうんだって。



僕は分かりやすく愛してくれてるよ、母さんの中では僕は最優先みたいだしね。


そうそう、表向きは復讐って言ったけど本当はなんだと思う?



正確は何と!父さんから母さんの元へ帰って来るようにするためなんだ。


分かりやすく説明すると僕頑張る、父さんの組織に目を付けられる、父さん来るってな感じかな。


だから、僕と奏二人合わせたら無敵じゃんって事で奏は僕の影武者にならされたんだ。

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