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影武者な僕  作者: 大木鈴
第1話 女装?
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園原はアイドル系?

お気に入り登録&お気に入りユーザー登録ありがとうございます!


これを励みにどんどん頑張って行きますので宜しくお願いします!

そんな絶対絶命的な状態に陥っている僕を救ったのは音無だった。


「止めたまえ、大体奏君は生物学的には男だろう。君の彼氏じゃなかったのか」


音無は園原に言ったが園原は僕を離してくれない。


「確かに男なのよね、でも見てこんなに可愛いのよ、柔らかいし何故かいい匂いもするのよ」


「いい加減にしてくれ!」


僕は奏汰声で叫び、園原を振りほどいた。


「大体僕が男だってよく知っているだろう?」



「確かについていたね………気持ち良かったし」


園原はさらっと言った。


「何が気持ち良かったんだ?」


音無は止せばいいのに聞いた。


「何がって分かっているでしょ…エッチ」


園原は顔を赤らめて言った、その言葉を理解したのか音無はボンっと一気に顔が赤くなった。


「ふふふ不純異性交流はだだ駄目絶対!きき君達は何をしているんだ!」


「恋人同士なんだからやることはやってるわよ」


何度も言うが園原は清純派アイドル系で通っている。


……駄目だろ、ほら男子が口をあんぐり開けているぞ、これ以上イメージを崩して大丈夫なのか?



と思ったが僕は言わないでいたというか言えなかった。


園原と音無はギャーギャーと言い争っていたしその内容がまあ分かりやすく言うと猥談。


しかも、放送禁止用語を連発したのが園原でそれに対して真っ向から顔を真っ赤にしながら駄目だとか高校生らしい事をしたまえなど言い返してた音無。


正直に言うとそんな顔を真っ赤にしながらも対応していた音無を可愛いなと思ったのはここだけの話だ。


僕はどうする事も出来ないのでチャイムが鳴るまで自分の席で大人しく園原と音無の騒ぎ声をBGMに自習をする事にした。

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