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機動女神エターナル・レッド ケモ耳ニャン子は俺の女神様?  作者: さば・ノーブ
邂逅の章 堕ちて来たのはニャン子?!
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誤解?もっかい?!地下一階!その2

萌はニャン子アリシアと馴染んじゃった。


俺を蚊帳の外において・・・


(後書きにキャラ紹介が載ってます)

俺のアパートに二人の女の子が居る。


一人は義理妹の萌だが、赤毛のアリシアはケモ耳尻尾有りな異星人の子なんだが。

昨日まで俺だけだった空間に、二人の女の子が居るなんて何かの間違いなんじゃないかと思っちまう。



「ねぇ・・・その。アリシアは何故ゆー兄ぃの上から墜ちて来たの?」


過去の暗い話を切り替えてくれたのは、萌の何気ない一言だった。


「そうだ!それを聞きそびれちまってた」


バタバタしどうしだったから、俺も聞いてなかった。

保安官の元へ向かうにしても、なぜ落っこちてきたんだ?


「うニャぁ・・・話せば長い話にニャるのだ」


「手短に!」


俺と萌の間に何かがあると読んだアリシアに、萌の先制パンチが炸裂したようだ。


「むむぅ・・・手短に言えば」


「言えば・・・どうなの?」


おおぅ?!異星人(アリシア)に萌が勝ってる?


「異星間タクシーの運ちゃんが、放り出したからニャ」


「い、異星間・・・タクシー?」


驚いたのは俺だよ。星を渡るのにタクシーなのかって意味で。


「そうニャ。

 ルーボック星からはるばるタクシーで来たんニャが、呼びつけたドライバーの質が悪かったんニャ」


「・・・あ、そう」


これは萌の返事。半ば信じて無さそう・・・


「それで?

 アリシアを放り出したって言ったけど。まさか空の上でなの?」


「そうニャ。アタシもまさか上空5千メートルの高さから放り出されるとは思わなかったニャ」


・・・5000メートルですか?


「スカイダイビングするにはちょうど良い・・・とか?」


「違うニャ、何故だか知らない間に料金不足に陥ってたニャ。

 だから・・・ギリギリその高度でメーターオーバーだったんニャ」


それで空中に放り出された?!マジか・・・


「い、異星人って。雑なんだ・・・」


「異星人ドライバーが全部そうだとは限らないニャ。

 だから質の悪い運ちゃんと、言ったまでニャ」


・・・そうなるのだろうか?


俺は二人の会話に入らず訊き手に廻っていたんだが。


「それで落ちて来たのは分かったけど、なぜ俺の上だったんだ?」


「それは偶々。アルジのユージがアリシアの下に居ただけニャ」


・・・俺ってどんだけ運が悪いんだ?


「と、言うのは嘘にゃ!」


嘘かよおいッ!


「堕ちている間に保安官と思しき反応へと向かう事にしたンニャ。

 特異点の近くに降りたら、きっと直ぐに会えると思ったんニャ」


「ほぅほう?でも、なぜだかゆー兄ぃの上に堕ちて来てしまったと?」


突っ込む萌に、頷くアリシア。


「きっと機械が誤動作したに違いないニャ」


「誤動作で済むか!」


もう少しで俺はあの世行きだったんだぜ?


「まぁまぁ、機械の故障は異星人にもあるんだと分かったから。

 ・・・ゆー兄ぃの悪運の方が勝っていたというオチ?」


「うニャぁ・・・巨大損だニャぁアルジのユージは」


ウルセ。



「堕ちて来た理由は判ったんだけど。

 アリシアの言う保安官って言うの、どんな人でどこに居るのか分かってるの?」


矢継ぎ早に萌が訊ねる。


「それなんだけど、アリシア曰く。保安官の顔も居場所も判らんのだそうな」


「・・・へ?!」


な、驚くだろ萌も。


驚くついでに萌がアリシアの顔をしげしげと観る。


「にゃはは・・・困ったニャぁ」


流石に苦笑いを浮かべるアリシアに、顔を引き攣らせた萌が。


「子供のお遣いじゃあるまいし、それじゃぁどうしようもないじゃないの?!」


「言ってやるなよ萌、昨日から困り果てているんだよ」


庇い立てする訳じゃないけど、困っているのは本当なんだから。


「そうニャが・・・学校で妙案を考え付いたんニャ」


帰る前に話していたあれか。


「この星に潜伏している敵を誘き出すニャ!

 すると保安官様に知れて御出馬される筈ニャ、そしたら全て解決ニャ!」


「・・・真面目に考えたの、それは?」


・・・いかんのか萌?


「真面目に考えたンニャが・・・駄目ニャか?」


意見されるとは思いもよらなかったのか、アリシアがしょげてしまった。


「当たり前でしょ?

 どんな奴なのかも分からないんでしょ、アリシアの言う敵って?」


「そうニャ、多分原住民の中に潜んでいる筈ニャが、ドアクダーは」


アリシアは敵組織の名を萌に知らせたんだ。

名称を知らせても、萌には何の事だか分からないだろうけど。


「ど?アクダー?」


「そうニャ・・・悪の秘密結社がそう呼ばれてるニャ」


何かを思い出そうとしている萌に、アリシアが敵を教えたんだが?


「・・・もう一回聴くけど。

 アリシアは堕ちて来る時に何を目標に選んだんだった?」


意味深な聞き方をするなぁ。


「特異点・・・異星人の反応ニャが?」


アリシアも萌の言わんとする事が理解出来ないみたい。


「ふむふむ・・・異星人ね。

 そしてアリシアはゆー兄ぃの元へと落ちて来た・・・」


考え事をする時の癖、萌はいつも右手の親指を噛む。


「それじゃあ、アリシアの機械は故障なんてしていなかったのかも。

 アタシの考えた通りなら・・・きっと」


?ど、いうこと?


答えがさっぱり掴めない。

萌が言いたいのは一体?


「ねぇゆー兄ぃ。聞き覚えあるでしょ<ドアクダー>って名を」


「はぁ?!横文字名なんて知り合いには居ねぇぞ?」


いきなり聞き覚えがあるなんて言われたってなぁ?


「違うよ、徒名あだな

 ゆー兄ぃの学年主任に居るでしょ、女の子達に甘い顔してるいけ好かない奴が」


「学年主任?・・・ああ、土安どあの奴か」


ポンと手を打つ俺を観て、アリシアがキョトンとしている。


「ドア?戸のことかニャ?」


ドアと聴いての反応だろうけど。


「違う違う!アリシアは知らないだろうけど、学校の教師なのよ」


俺達が今日、学校案内に見せかける為に職員室へ寄った事を知らない萌が言ったんだけど。


「いんやぁ萌。アイツにはアリシアも会ってるんだ。

 今日の今日。職員室で・・・優男の土安に」


俺はアリシアに思い出させようと説明した。


「あ、あの男の教師ニャ?」


どうやら覚えていてくれたみたいだな。


「へぇ~、会ってたんだ。それなら話が早い」


どう話が早いのか?


「アリシアの言っていたドアクダー。

 土安の徒名でしょ?土安どあ久尼ひさに・・・どあくだ」


本名の読み違えじゃねぇか!・・・って?!


「マジか?どあくだ・・・ドアクダー?!」


「でしょ?」


ああああああああ?!なんじゃそれ?


えっへんと胸を反らす萌。

でもよぉ、いくらなんでも。


「見つけたニャか?!いきなり?」


いや・・・待て。

待つんだ萌、そりゃぁ名前だけだろーが?


「絶対アイツが悪の組織員に違いないよ」


待てぇ!断言するなぁ!


「単に名前がそうなだけでだな、どうして敵だと決めつけれるんだよ?」


「女の勘!」


・・・なぜぇ~~~~


「それにアイツって、急に現れていきなり学年主任になんて修まってるんだよ?

 きっと裏で糸を引いているに違いないんだから!」


・・・よくわかりません。


「そして、決定的なのはアイツがいつも地下一階の倉庫に籠ってるって話。

 きっとそこが秘密結社のアジトなんだよ」


・・・アイツの担当してるクラブの部室がそこなだけだろうに?


飛躍する萌の考えについて行けず、俺は返す言葉も見つからない。


「そうだったニョか?!知らず知らずの内に敵の目の前まで迫っていたんニャ?!」


おい・・・信じるなよアリシア。


「そうニャら話が早いニャ!早速出向いて事実を暴くニャ!」


おいってば!


我が義理妹といい、アリシアといい。

どうしてそんなに話を盛り上げるんだ?


「ゆー兄ぃ、こうなったら乗り掛かった舟だよ。

 早い事アリシアを保安官とか言うのの元へ送り出そう!」


もう、ドアクダーを見つけたかのように言い切る萌。

なしてアリシアを保安官やらの元へ行かせたがってるんだ?


「だって・・・アリシアをこのままにしてはおけないわ。

 ゆー兄ぃのアパートに居られ続けるのは嫌だもん」


ぼそっと溢すのは萌。

どうやらアリシアの方が難敵だと判断しているようだが?


俺には聞こえなかったけど、ケモ耳少女のアリシアには聞こえていたらしい。


「ふむ・・・どうやらやっぱり。

 萌たんはアルジのユージにホの字のようだニャ?」


すっかり萌が隠している秘密を見破っていたようだ。


「それにしても、アルジのユージは鈍感すぎるようニャ」


俺に対しても看破してやがったようだ。



「本当に土安の奴がドアクダー?ありえねぇ・・・」


俺だけが蚊帳の外だったのは言うまでもない。

萌とアリシア。

始まりの日、2人は異星人の垣根を越えて親交を深めたのです。


ユージが取り持つ、不思議な縁。

主人公ユージには、仲を取り持つ異能があるのでしょうか?


次回 誤解?もっかい?!地下一階!その3

踏み込んだ先に待っていた者とは?アリシア激情?!


紅ニャン「ニャ?!あたしニャよ、アリシアにゃん!」


ここからキャラ紹介1回目です。


紅ニャン「あたしは所属する保安官事務所で紅ニャンって呼ばれてたニャ」


・・・自己紹介はよして。


紅ニャン「誰が誰だか分からなくなるニャ・・・だから」


・・・時間の無駄


紅ニャン「哀しいニャァ・・・」


早く紹介を始めて、プリーズ!


紅ニャン「むうぅ~~~。

     それじゃぁ・・・栄えある第1回キャラ紹介は・・・」


萌たん 「あったっしぃ~~~~~ッ!」


紅ニャン「野良のらもえ・・・尽くしっ子ですニャ」


萌たん 「土筆つくしじゃナイモン!」


紅ニャン「・・・・アルジのユージの義理妹にゃ」


萌たん 「無視されちゃったOrz」



紅ニャン「でわっ!ご紹介ニャ!!




挿絵(By みてみん)





 野良 萌 ・・・乗山のりやま市にある東雲高校1年生で16歳。


         身長は主人公ユージよりも頭半分ほど低いのですが、160センチあるのです。


         髪型はボブにしていますが、左髪に緑色の髪飾りをつけている時があります。


         常時つけている訳ではないようですが、ユージの前では着用してるみたい。


         アリシアと会った時に女子力を誇ろうとしたくらい、負けん気が強い女の子。


         但し、ユージに対しては陰から支えようとする優しい側面を垣間見せます。



         物語の序盤には義理兄となったユージへの想いが、

         過激な行動とは裏腹に、健気さを伝えようとしていたようです。


         行動派みたいに見えて、その実は届かぬ思いに焦れているヤンデれ少女。


         身長の割りに子供じみた部分がチャームポイントですかね?



紅ニャン「まぁ・・・ざっとこんなものかニャ?」


萌たん 「子供じみたって・・・なによ?」


紅ニャン「身は体を表す・・・ニャ」


萌たん 「そのまんまやないかぁ~~いッ!」



紅ニャン「今回はノラモエェ~たんを紹介したニャ!」


萌たん 「ぜぇ~ってぇ、ボンキュッボンになってやるぅ~~!」


萌たん・・・ムリポ。



それでは次回に続きます・・・


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