3679:受け流し方を試してみよう。
まぁそうだとしても一人で何周もしてた可能性も有るんだし、分担が無意味って訳ではないと思っておこう。
飛ぶ側も順番待ちの時間が短くなってる訳だしね。
「よっしゃ来い」
「やりませんよー」
何を元気にパァンと手を叩いてるんだサキさん。
今は訓練の時間じゃないので、キックを要求してないでさっさと乗っちゃってくださいね。
「いやいや、ちょっとやってみたい事が有ってさ。頼むよ」
「えぇ……?」
済まなそうに真面目に頼まれたら困るんだけど。
まぁこの人達がちょっと大きいとはいえ私なんかのキックをまともに食らうとは思ってないけどさ。
わざと食らう可能性だったら有り得るとは思ってるけど。
「じゃあ行きますよ……?」
「いつでも良いよ」
ちゃんと宣言してから判りやすく右足を後ろに引いて、と。
「えいっ、てぇえぇ……?」
「おー、やるじゃん」
こっちがぶんっと振りぬくのと同時にジャンプして、勢いよく迫る蹴り足を踏んで発射台にしてみせるサキさん。
綺麗に防御出来てて普通に凄いしアヤメさんも感心してるけど、それ上手にやらないと逆に私が怪我しそうで怖いから、自信が有っても一応先に言ってほしかった気もするよ。
いくら小さいとはいえ、一応数キロ程度は有るんだからさ。




