3665:問題を避ける努力はしておこう。
「ぴゃっ」
「はーい、行ってらっしゃーい。まぁしばらくしたら解除するからそれまで頑張ってねー」
行ってきますと元気に羽を上げて挨拶するぴーちゃんに、ひらひらと手を振って返しておく。
なんか「忘れないでねー!?」って聞こえてきたのでそっちにもはいはいって振っておこう。
流石の私でも大丈夫だよ。
多分。
あ、そうだ。
「あ、戻った時に大変な事になりそうだから、家の上に落ちなさそうな場所でよろしくー」
「ぴっ」
事故の危険性に気付いたので、投下する場所は気にしておいてもらおう。
屋根の上で元のサイズに戻っておうち崩壊なんて事になったら色々と困っちゃうからね。
まぁ流石にお姉ちゃん一人くらいなら完全に壊れたりはしないだろうけど、少なくとも最上階の私の部屋とかは大変な事になりそうだし。
というか壊れなくても振動で内装がね。
まぁ元々最下層以外は上下に動く仕様な関係で、動きづらい様に少しくらいの対策はしてるけど。
「そりゃそうもなるだろ」
「ん?」
「いや『見えない前提なんだ……』とか言ってるから」
「あー」
だって一番厳しそうなリアンにサイズの調整が委ねられてるし。
どう考えても遠くからまともに認識出来る大きさでは勘弁してもらえないでしょ。




