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3645:横からの合意を得よう。
あ、そうだ。
えーと、試しに一瞬だけ……
「……ごめん」
完全に離れた状態での発動を試してなかったのでオンオフを即座に切り替えてみたんだけど、そのせいでお姉ちゃんが一瞬だけ斜め上に引っ張られてすっ転ぶ羽目になってしまった。
どうせ後でもっと酷い目に遭う予定なんだけど、これは意図してなかった事なので一応謝っておこう。
「机から二メートルってこれくらいかな?」
「そうですね、丁度その辺りかと」
【妖精】の射程距離から少し外れるくらいまで離れて、一応レティさんに確認してみる。
普通なら魔法が届く距離なんて感覚でほぼ完全に把握しておくべきなんだろうけど、【妖精】は実戦に出る機会が無いから別に曖昧でも困らないんだよね。
「それじゃ、実験開始といきますか」
「良い機会ですので存分にどうぞ」
……自動設定をオンにしながら呟いたら、なんか隣のレティさんがうんうんって頷いてるんだけど。
流石にそれ言うのは酷いでしょって思ってくれてるのも有るんだろうけど、ほんと日頃からうちの姉がご迷惑をおかけします。
多分向こうで「ひどい!」とか言ってるんだろうな。
少なくとも今回ひどいのはお姉ちゃんの方だからセーフだと思うよ。




