熱烈な
ごめんなさい。
なかなか次が思い浮かばず、気づけばこんなに間が空いてしまいました。
これからもこんなことがあると思いますが、お付き合いいただけたら、幸いです。
後、久しぶりに誤字報告、ありがとうございました。
まだ、忘れられて無かったんだなあーと、少し、やる気が出ました。
今日は久しぶりに街に来ています。
メイド二人、弟子四人も一緒です。
とりあえず弟子達の修業が一段落したので、何か面白いことが無いか探していたのですが。
「頼む!俺達のクランに入ってくれ!」
「何を云っている!私達のクランが先だ!」
「是非ともわたくし達の姫に!」
「ねーねー。私達のクランに入ろうよ。女の子だけだから色々安心だよ。」
なんでしょうこれ。
適当にぶらついていたら、何故か集まって来て勧誘してきたのですよ。一部では喧嘩も始まっていますし。いくつか訳のわからない人達もいますし。さて、これどうしましょう。
答えは、逃げる。
というわけで、はい転移。さっきまでは街の南側にいたのですが、今は北側です。弟子達はいきなりの転移に少し驚いたようですが、それだけです。大分なれてきましたね。
また絡まれても面倒なので、認識阻害をかけて……それでは散策再開です。
しばらくあるくと、冒険者ギルドの前に来ました。そういえば、前回の利用から大分期間が空きましたね。行ってみますか。
中に入って情報板を見ると、面白そうな情報が載っていました。
「強大な魔物に街道が封鎖されている、と。」
掲示板の方にもその話題に関するスレがたてられていました。
なんでももう、トップクラスのプレイヤーが集まったレイド戦で二回挑戦し、二回とも総HPの二割も削れずに負けているそうで。
これは、弟子達のお披露目に使えますね。
そうと決まれば、
「これ、やりますよ。」
弟子達は私の急な発言に一瞬戸惑ったようですが、すぐに好戦的な顔になり、元気に肯定的な返事を返してくれました。




