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 ここまで成長した私ですが、種族レベルの方は、主に究極の概念意思存在の欠片のおかげですね。

 いくら倒しても次から次へとわいてくるんですよ。でも、いくらレベルが高くても、欠片なので、知能が無いんですよ。それでもけっこう危険なんですが、原初の悪魔王の遊び相手になってました。原初の悪魔王は深淵を倒す術は持って無かったようですから。まあ、深淵さんと渾沌さんと虚無さんには感謝ですね。


 実は、経験値の正体を突き止めた次の日に最奥の一歩手前までたどり着いてはいたんですが、そこから先に行く術がなかったので、2日ほど、立ち往生してたんですよね。生物をやめる方法にたどり着いて良かったです。


 まあ、それからが大変だったんですけどね。

 入ってすぐに神話の死霊の王に憑依されかかって、抵抗したら負けそうになって、なんとか逃げ切れて良かったです。


 次は、原初の悪魔王の遊び相手にされて、悪魔王があくまで遊びでちょっかいをかけてきてなかったら、死んでましたね。


 究極の概念意思存在は最初はそもそも近づきませんでした。


 でも、2日ほどで慣れてきて、次の日には囲まれなければ余裕で勝てるように。そのまた次の日には、サーチアンドデストロイですね。

 そして今日、魔の森に行ってから20日。強くなって帰って来ました。ですが私もまだまだですね。ちょっと神や深淵さん達に接触を試みたのですが、あれはヤバイですね。今の私では到底太刀打ちできませんね。今までの相手は、差に限界がありました。レベルや技量などで、どれくらい上げればどれくらい差が縮まるかわからないまでも、私が何かを高めれば、それだけ差が縮まりました。まあ、相手も成長しますが、その成長速度を上回ればいいだけのことですから。

 しかし、あの方達と私の差は無限です。何をいくらしても差が縮まりません。なんとかその差を縮める方法が無いか探しているのですが…なかなか上手くいきませんね。

 それから、私は魔の森の最奥に家を建てたので、そこに住むことにします。たまには顔を出しに来ますよ。


 それで、そろそろ黙ってないで何か話して欲しいのですが…お爺様?


 私の目の前には、唖然とした顔のお爺様がいました。


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