表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/50

帰還

 次の日もその次の日も魔の森に行っていた。

 そして今日も行こうとしたら…

「ただいま。ご苦労じゃったのお、ノエル。」

 じいさんが帰ってきた。

 ただ、ものすごい、驚いた。じいさん。滅茶苦茶強い。底知れない力を感じる。

「おかえりじいさん。」

「おお、ノエル。お主、強くなったのお。それに、可愛くなったのお。」

 実は昨日は変装状態で魔の森に行っていた。それでめんどくさくなって今も変装を解いていない。

「まあな。でも、じいさんにはまだまだかなわないよ。」

「そうかの?意外とあっさり抜かれそうじゃが。」

「じいさんて、魔の森どこまでいける?」

「無理をすれば、最奥の一歩手前までじゃの。まあ、いけるだけで帰ってこれるかわからんがの。最奥は今のわしでは絶対に無理じゃ。」

「今の?」

「ああ、もっと強くなれれば、可能性が出てくるが、恐らくここいらがわしの限界じゃな。」

「そうか。それじゃあ俺は行って来るよ。」

「行ってらっしゃい。そうじゃノエル。」

「なんだ?じいさん。」

「その姿の時は話し方を変えたらどうじゃ?それはそれでギャップがあってよいが、見た目と合って無さすぎての…」

「そうか。それなら…いいでしょう。この姿の時は丁寧口調で。それでは私は行って参ります。」

「そ、そうか。なんか少し違う気もするが、まあよい。行ってらっしゃい。」

 ・

 ・

 ・

 魔の森入り口付近から少し奥

 ここらも大分慣れてきたな。そろそろ次のステップに行くか?



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ