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魔の森

 次の日。

 いい感じに焼き物ができていた。さっさと収納して、さあ行こう。


 さて、今日も外に出て来たわけだが。

 今日は森のもっと奥に行こうと思う。



 移動しながら特訓、狩りそして採取。

 急いだため、昨日熊を倒した辺りに三十分でこれた。

 この辺りからボスっぽいのが出てくる。

 まあ、ここも通過地点なんだが。

 ・

 ・

 ・

 お、空気が変わった。ここからだな。いま、俺がいるのは俺の移動速度(約時速60㎞)で街から約2時間。魔の森と呼ばれる危険地帯。さて、ここで俺の力は通用するかな?


 魔の森とは、4つの竜脈の交点である、特異点と呼ばれる地点から噴き出す、特殊なエネルギーの影響を受けた生物が多く生息している、広大な森である。そこに住む生物はエネルギーの影響を受け、とても強力、かつ特殊な生態をしていることが多い。しかし、魔の森の中と外では環境があまりに違うため、魔の森の中の生物が外に出てくることはまずない。まれにあるらしいが…

 だが、魔の森は特殊な素材の宝庫。行かない道理はない。

 ・

 ・

 ・

 さすが魔の森。まだ入り口近くなのに、気を抜くとエーテルの奔流に()()()()()()そうになったり、幽霊のような魔物に取り憑かれそうになったり、毒麻痺幻覚混乱昏睡その他諸々の状態異常を引き起こす胞子を撒き散らす茸。他にも…

 気を引き締めていなければ、気づけたかどうか怪しい隠密能力の高い猿。他にも異常に練度の連携をしてくる狼。でかくて速いスライム。武術の達人みたいなうさぎ。危険な魔物がたくさん。

 さすが魔の森の魔物。かなり強い。ダメージこそ負っていないが、狼に囲まれている時に上からスライムが降ってきた時はちょっと危なかった。

 さすがに外みたいに、倒しながら、特訓して採取して、という訳には行かない。戦闘の度にそれらを中断しなければならない。それに、特訓、採取の間も気が抜けない。俺の感知を掻い潜る敵がいるかも知れないからだ。だが、これはいい経験だ。さて、今日はここらで引き上げるか。




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