表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/50

修練①読破

 まず、本を二つ同時に読みながら【魔力感知】【氣】【念】【気配感知】【闘気】【瞑想】【呼吸】…etc.他にも【空中浮遊】なんかもいれるか?この辺りの動かなくてもできるスキルの修得をする。

 よし、やるぞ。

 ・

 ・

 ・

 よし、本を二つ同時に読むのはできるようになってきたな。この調子だな。

 ・

 ・

 ・

 ん?何だこれは、この辺りを漂っているものや、体の中を流れているもの。他にも自分の、より深い所にあるもの、それぞれ、似ているようで、全く違う。そんな摩訶不思議なモノ。きっとこれが魔力とか氣とかなんだろう。まだ感じられるってだけで、どれがどれだと識別できる訳じゃないな。まあ、要練習だな。

 ・

 ・

 ・

 かなりハッキリと感じられるようになってきたな。それにある程度識別できるようにもなってきた。それでわかったんだが、やっぱあのじいさんただもんじゃねえ。なんせこの建物全体と、全ての本一冊一冊に魔法か何か、兎に角魔力由来の術をかけてある。この解析もしてみるか。後は、動かせるか?やってみるか。んー。うごかせるけど、なかかな難しいな。まあ、これも練習しだいかな?頑張ろう。

 ・

 ・

 ・

 けっこう自由に動かせるようになってきた。

 もっと精度を上げよう。

 それから、建物と本にかけられてた魔法だが、大雑把にだがわかってきた。その効果は補強や、劣化の防止みたいだ。もう少し詳しく解析してみるか。

 ・

 ・

 ・

 ふー。かなり上達したな。次のステップへ行くか。次ぎはこの様々な“力”で物理現象を起こす。

 上手くいくか?よし、横に置いておいたじい様からもらった硬貨。これを…動いた!よし、この調子だな。後、魔法の解析は終了した。それで魔法が大体どんなものかわかった。いい勉強になった。

 ・

 ・

 ・

 だいぶ上達したな。今は硬貨をしまって本を読んでいる。え?サボってるのかって?いやいやちゃんとやってるよ。なんせ今、()()()()しながら()()の本を同時に読んでるからな。ぶっちゃけ、感知系のスキルで読んでいるので、捲らなくてもいいんだけど、それじゃあ特訓にならないからな。

 おっ、両手が空いたな。そうだ硬貨でお手玉でもするか。

 ・

 ・

 ・

 どうしようか。本を全て読んでしまった。

 久しぶりに外に出るか。


 鍵を開けて扉を潜ると、空は夕焼けだった。

 今は、5時か。よし、予定より速いがこれからは外で特訓するか。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ