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グリモワール×リバース~転生鬼神浪漫譚~  作者: 藍藤 唯
巻之捌『叛逆 神蝕 片眼鏡』
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第四話 イブキ山頂上 『プロローグIV』



――公国領ジャポネ島、イブキ山山頂。



 豊かな緑は一面を絨毯のように敷き詰めて、ちらほらと撒いた紙吹雪のように、色とりどりの花が顔を出す。流れる川のせせらぎと、木々から飛び交う鳥の歌。


 ここはイブキ山。ぱっくりと二つに割れてしまった山頂の東側。

 のどかで爽やかな風が吹く、妖鬼たちの新たな住処は温かで。

 減ってしまった同胞たちの分まで、皆が復興に勤しんでいた。


「えーっさほいさ」

「あらほらさっさーい」

「おーい、そっち持ってくれー」


 とんてんかんと丸太に釘を打ち込む音。

 一時は"泥"や"災害"によって失われた自分たちの居場所はしかし、被害をもたらした張本人によって生まれ変わった。


 もちろん感謝などないけれど。それでももう、憎悪も薄れて。

 どのみちすぐに出ていくのだからと、大将がそう言って笑うから。


 溜飲を下げた鬼の面々は、今も懸命に集落再興のための仕事の真っ最中だった。


「なんていうか……妖鬼の生命力って凄いのね」

「主さまの忠実なる配下なれば当然のこと」

「なんであんたが胸張ってんのよ」


 ぼんやりと妖鬼たちが働く光景を眺めていたヒイラギは、出されたお茶を啜りながら一時の平穏を享受しているところであった。

 離れ離れになっていた腹立つご主人様を探してしばらく。

 方々を歩きまわっていた身としては、こうした肩の荷の下りた休息は久々のことで。


 少しの間この集落に逗留している帝国書院の面々は「すぐにでも王国に行きたい」と意向を示していたものの、これはこれでいいのではないかと思っていた。


 ……なんか、隣で当たり前のように見慣れぬ吸血皇女が居るのは気になるが。


「なんで妖鬼の山に吸血皇女――それも天然ものが居るわけ?」

「何か問題でもあって?」

「いや問題というか、思いっきり浮いてるじゃないの。疑問に思っても仕方なくない?」

「まぁ。主さまの眷属だと聞いていたから少しは期待していたのだけれど、ずいぶんと狭量なおばあ様なこと」

「ばっっ……!?」


 あらあらうふふ、と口元を淑やかに抑えて微笑む吸血皇女。こいつ自分から隣に座っておいて喧嘩売って来ているのだろうか。良い度胸だと、とりあえず燃やしてみる。


「あっっっっっつ!? と、突然何を!」

「あんたこそいきなりなんだっての。名前も聞く前から人のことババア呼ばわりとはずいぶん肝が据わってるもんだから、このくらい挨拶だと思っただけよ。勘違いだっ――」


 気づいた時には血の矢が周囲を取り囲んでいた。


「果てなさい」

「食うか!!」


 恥も外聞もなく転がって回避。危うく矢だるまになるところだったと肝を冷やしながら少女の方を見れば、してやったりとしたり顔。


「あら。地面を転がるのがずいぶんとお似合いですこと。匂いでも擦り付けているのかしら。ケモノが」

「なんかあんたに敵意向けられるようなことしましたっけねぇ!?」


 血の矢、及び狐火の発生による容赦のない攻撃の音と魔素の反応で、俄かに周囲がざわつき始める。「おい誰か止めなくていいのか」「フレアリールちゃんと、大将の連れだろ? 呼んでこいよ」「あの人いま麓の木のてっぺんで逆立ちしながら奇声あげてる」「思いっきり暇じゃねえか!! 呼べよ!!」


 ばたばたと妖鬼たちが、二人の少女から距離を取りつつあちらこちらへと奔走を始める。


 実は今日始まったことではないのだ。いや、ヒイラギと吸血皇女――フレアリールの二人に限っては今日が初めてではあるが。


 フレアリールVSヤタノ、フレアリールVSベネッタ、グリンドル……とにもかくにも、フレアリールが誰に対しても喧嘩を売っているのは間違いない。


 いずれにせよ相性差や物量に押しつぶされて、勝つことはできない上にタリーズに拳骨食らったりしているのだが……だとしてもここのところのフレアリールの不機嫌は異常であった。


 ……理由は、だいたい分かっているようなものだ。


 主、と慕う男の留守に山を守り切れなかった自分のふがいなさ。

 襲撃した張本人への認められない感情や、助けにきたと白々しくもやってきた帝国書院。――後者に関しては特に、以前のネグリ山廃坑(第五章)での一件が尾を引いているのであろう。


 では今回のヒイラギへの攻撃は? その答えは、もっとわかりやすかった。


「大将! こっちですこっち!!」

「あん? お前あれだよ? 俺めちゃめちゃ忙しいのに呼ぶほどのことなの?」

『テメエ暇だろ!?』

「全員から一気に敬語消えた!!」


 ひでえ言われようだ、と頭を掻きながら現れたのは、着流しに三度笠を被った長身の青年。下駄をからんころんと鳴らしながら、暇そうに酒瓢箪を傾けつつえっちらおっちらやってきた。


 フレアリールは、彼の姿を見止めるやすぐさまヒイラギへの敵対姿勢を解き、彼に声をかけようとするも――


「おーっすヒイラギ、お前しっぽもう一本突き刺せば首とかぽーんって飛びそうだよな」

「誰が髭の危機一髪か!!!!」


 しゃーっと威嚇宜しく毛を逆立てて、男を怒鳴りつけるヒイラギだが。そのヒイラギを、悔し気に、うらやまし気に睨む視線があった。言わずもがな、フレアリールである。


「んで、フレアリールとドンパチやらかしてたって? なんでよ?」

「私が聞きたいくらいよ」

「ほーん? その辺どうなんフレアリール」

「燃やされかけたので攻撃いたしましたが、正当防衛ですわ」

「あんたがババアだとかなんとか言ってきたんでしょうがッ!」

「記憶にありません」


 さらりとその黒髪を払って、フレアリールはぷいっと顔を背ける。

 シュテンはと言えば、「ほーんこの二人仲悪いんだー」程度の認識で耳をほじほじ。


「あ、ちょ、やめ、んぁ……ひ、人の耳で何してくれてんのよ!!!」

「間違えた」

「どこをどう間違えたら自分の耳と私の耳を間違えたりできるんですかねえ!?」

「ま、何はともあれだ。喧嘩するならほどほどに頼むぜ。またヤタノちゃんに頼んで土地をキレイキレイしてもらうわけにはいかねえからな」


 そしたらなー、とシュテンは来た時同様えっちらおっちらと戻っていった。


 その背を眺めて、ヒイラギは触られた耳を抑えつつ。


「ばーか」


 と一言その背に文句。

 人の気も知らないで、なに気軽に人のこと触ってんだか。

 はあ、と嘆息したところで、愕然とする事態に遭遇する。


「なんで……貴女ばかり……」

「嘘でしょこの女」

「は、ちょ、待って? え、なに、ひょっとして、まさかとは思うけど、嘘だと信じたいんだけど、……え、あれがいいの?」

「……なにか?」

「いや何すっとぼけてんのか知らないけど!? あんなぞんざいに扱われて、遊ばれて、なんかもう女として見られてないんだなって思っちゃうような感じなんだけれども、あんたはそれを羨ましいとか受け取っちゃう吸血皇女なの!?」

「一番なの」

「は?」


 え、なに、それが一番いいってこと? この魔族ちょっと頭やられてるんじゃ。


「主さまは貴女が一番なの!」

「……HA?」

「失礼いたしますわ!」


 憤懣やるかたないと言った様子で、フレアリールは翼を広げてどこかへ飛んで行ってしまった。


 ヒイラギ、そこでふと気付く。


「……へー。あ、そうなんだ。私、一番なんだ。ふーん」


 ま、別に、嬉しくないけど。いじられるだけだし。






















「さて」


 と切り出したのは、金髪を一つ結びにした帝国書院ナンバーワンホストもといナンバーワンのイケメン男子こと、グリンドル・グリフスケイル。


 妖鬼たちの首魁であるイブキの邸宅で、新結成されたチーム"グリモワール・リバース"は会議と洒落こんでいた。イブキの自宅とてそこまで大きいわけではないが、人が7,8人入れる程度のリビングがちょうど一つだけあった。

 そこにテーブルを囲んで集まり、今後の動向について一度纏めておこうというのが今回の趣旨。仕切り役もといリーダーがリーダーなので、作戦進行は別の人物に任せようという話から、グリンドルが抜擢された形だった。


「すぐにでも王国に向かいたいところなんだが……実際、どうだい?」


 周囲を見渡せば、金髪の童女と茶髪の田舎娘は特に異論はなさそうだった。

 しかしこれが帝国最大戦力の一角とは、なかなか世界というのは分からないものである。


 黒髪の吸血皇女には意見が皆無であることくらいグリンドルにも分かっているのでこれをスルー、白面面白九尾は少し思案顔であったが、まあ面白九尾なのでスルー、即席の車いすに腰かけた妖鬼の女性へと目をやった。


「あたいを見るってこたぁ、うちの集落の様子を聞きたいってことでいいんだろ?」

「ああ、そうだね」

「……ならまあ、もうお前らがいなくても大丈夫だ。帝国魔導の一端で色々復興の手伝いしてくれたことにゃ感謝してる。ありがとうよ」

「それは良かった。暴れたうちの職員のせいでもあるのだし、寛大な心に感謝こそすれど、礼を言われることはないさ」


 さらりとそう言ってのけるグリンドルに、小さくため息を吐くのは和装の童女である。


「言ってくれますね」

「第十席と第八席なんていう下位メンバーに血反吐はかせるほどの仕事させたんだ。当然こちらにも迷惑はかかっているだろう、第三席」

「そうですけれど。ともあれ、お仕事のお話に戻しましょう。イブキが良いと言ってくれているのであれば、王国行の時間を決めるのはシュテン、貴方です」


 第三席、と呼ばれた童女は唇を尖らせつつ、隣でぼけっとアホ面を晒している男に目をやった。

 シュテン。

 彼こそが帝国書院と魔族の混合メンバーなどという奇特奇天烈な集団のトップになった男である。それが果たして身の丈にあったものか、トップとしての素質があるかどうかという話になると、過半数が「まあ、無い」と首を振るのだが。


 それでも何か。この男の突拍子もない行動こそが、いつもいつも何かを巻き起こし、そして幸運を引き寄せているような気がして。彼に自由な行動を取らせるには、まあとりあえずリーダーにでも据えておくのが一番だろう、という無駄な信頼はあった。


 だいたいのことが無駄で構成されているのが、シュテンという男であった。


 そしてこの男にかかれば、無駄はだいたい浪漫に変わる。


 そんな期待もあってヤタノが問いかけると。

 シュテンは一つ腕組みをして。


「王国の魔列車ジャックしようぜ」

「却下」

「ばかっぽーい」

「面白そうではありますけれど、面白そうなだけです」

「主さまの仰せとあらば」

「バッカじゃないの」

「お前はいくつになっても……」


 これが素晴らしきリーダーの威厳であった。


冗談(シュテン)はともかくとして。我々の行動指針は王国に向かい、ルノー・R・アテリディアを討伐すること。その関係で第一席とは逐次懐中時計型の通信機器で連絡を取り合うことになっている。……で、まあ、その、なんだ。「まだ出ないの?」って催促が何度かあってな」

「アスタルテの野郎にはもう王国についても事件片付いても「まあだだよ」って言っておけ」

「しばかれるのは僕なんだが。――それはいい。ともかく、シュテンにはまだ出られない理由があるのか?」

「やー、それがなー。俺の探しものがまだジャポネから動かねえんだよ。どこらへんなのか判然としねえんだけど……」


 肩を竦めるシュテンとしては、己の探し物である"珠片"を集めてから向かいたいのだが、流石にそれで時間経過を許すほど、事態は軽くない。

 とはいえ、シュテンのポンザコ珠片センサーは一度珠片そのものを発見しないと次の珠片に切り替わらないというクソ仕様そのものなので、できれば一緒に追いかけたいのが本音だった。


「例のアレだっけ。だいたい幾つくらい集まったのよ」

「一応、残りは六つってところか。お前が一つ、フレアリールが一つ、モノクルハゲが一つ、レイドアの首長シュラークが一つ、俺が五つ。残りを集めないといけねえ」

「集めないと、どうなるんですか?」


 ふと、彼の目的を詳しく知らないヤタノが問いかける。

 無論彼女とて、珠片と呼ばれるあの魔素結晶が散らばっているだけで危険だということは理解しているが、それはそれとしてシュテンがわざわざ集めている理由は知らなかった。


「あー、俺が女神にどやされる」

「……は?」


 こともなげに言い放ったその言葉に、周囲がフリーズした。


「め、女神って、何かの比喩っぽい?」

「いや、正真正銘女神クルネーア。あの駄女神、テメエの責任でばら撒いた珠片を俺に回収させようってんだからふざけてやがるよな」

「きょ、教国の人間の前ではとてもじゃないが聞かせられないセリフだな……え、本当に女神と交友があるのかい?」

「一方的に呼び出されるだけの関係だがな。やれ俺が適当に旅してると「集めろー集めろー」文句言ってくる。テメエの目的はついでで、俺の旅の方がメインだっての」


 ふん、と腕を組んだシュテンの言葉を、今どれほどの人物が真っ当に聞いていられただろう。


 女神クルネーアといえば、三大宗教の最大派閥であるクルネーア教の主神だ。

 彼女に会ったというだけで信心深い人間は「滅多なことを」と殺しに来てもおかしくないし、そうでなくとも女神と出会うというだけで下手をすれば信仰に目覚めるようなものだろう。少なくとも神話や1800年前の大災害の折りには女神降臨でそういったことが多くあったと記述が残っているほどだ。


 だというのにこの男。

 信仰するばかりか、お前の頼み事は二の次で自分の目的のついでだと。


 神々の我が儘に振り回された神話の英雄たちが羨ま死するレベルの話だ。


「……ま、でも、シュテンくんらしいかも」


 ふふ、と笑ったのはベネッタ。

 ちょっと遅れて、主さまなら当然でしょうとフレアリールもうなづく。


 常識人組のグリンドルとヒイラギは額を抑えているが、それはまあいつものこと。


「……そういうことでしたら、ジャポネの心当たりに立ち寄ってから王国に参りましょうか」


 そして、一切興味がなさそうなのが意外にもヤタノだった。


「およ? あっさり信じてくれるのな」

「ま、神なんて所詮そんなものです。神を信じるのも、神にさせられるのも、神を下すのもバカらしいお話ですから。……わたしを助けてくれたのは、神は神でも身近な鬼神でしょう? それだけ分かってればいいんです」

「は、そうかよ」


 にや、と笑ったその時だった。


 ふと、シュテンの脳内に走る感覚。


「シュテン?」

「ああいや……これは。……王国に珠片が移動していく……?」

「あら、好都合」


 口元に嫋やかに手をやって、ほんのりとヤタノは微笑む。


「じゃあちょうどいいっぽいね。行こう、王国」

「あー、ちょいといいかい、バカ息子」

「なんだよ」


 賛同するベネッタの隣で、手を挙げたのはイブキだった。

 その一挙手一投足さえもだいぶ弱っているのが分かってしまって寂しいものはあれど、生きていることがなによりのこと。

 どうした、と問いかければイブキは一つ咳払いしてから、一つ指を立てた。


「一個だけ頼む。王国に妖鬼が入り込むのはほぼほぼ自殺行為と言ってもいい。帝国書院の連中や、お前のような魔導なんて気にしないバカならいいんだがよ。で、あたいが一つ頼みたいのはな、一号って覚えてるか」

「お? また懐かしい名前が出てきたな」

「おそらく、封印されてるのは王国だ。できれば探してやってくれ」

「……そりゃまた、とんでもねえ話だな。分かったよ、いいぜ」

「ありがとう」


 ふ、と笑ってイブキは満足げに頷いた。


「あとさ、シュテンくん。一個、言おうか迷ってたことがあるっぽいんだけど」

「なんだよ」

「そういえばデジレ第二席も第二大陸に」

「ちょうどいいなぶっ殺す」


 だから迷ったんだよ、と頬を掻くベネッタ。


「デジレって確か、魔法少女よね」

「それはもう忘れてやれ」

「帝国書院のハゲでしょ? ……ねえあんたさっきさ、珠片取り込んだっつってたわよね?」

「モノクルハゲとしか言ってねえが正解」

「妙ね。取り込んで初めて分かるけど、これ人間なんかが内包できるものじゃ」


 言われてみれば、確かに。そうシュテンは頷いた。

 確かに人間には取り込めない。そして魔族を嫌う帝国が、魔族を帝国書院に加入させるはずもなく。そうなると、デジレはなぜ?


「……デジレは、ハーフブラッドです。ゆえにあの時、取り込むことが出来たのでしょう」

 観念したように、ヤタノがそう申し出た。


「ハーフブラッド? 魔族との?」

「いえ――」








 グリモワール×リバース~転生鬼神浪漫譚~

    巻之捌『叛逆 神蝕 片眼鏡』


※プロローグ登場人物紹介※ 今回でキャラ紹介的なのは最後です。お目汚し失礼しました。

シュテン(初出:第一章第一話)読者諸兄には初耳かもしれないが、実はこの物語の主人公。妖鬼に転生して云々、詳しくは作品あらすじにて。

ヒイラギ(初出:第一章第十話)なにげにフレアリールより登場遅い、この作品におけるメインヒロイン(推測)の白面面白九尾。その面白さたるや作中に登場する九尾の中でも1,2を争う。

フレアリール・ヴァリエ(初出:第一章第五話)久々に会ったらあどけなさ皆無で代わりとばかりにえげつなさをプラスして帰ってきた天然の吸血皇女。第五章にて囚われのお姫様(侵入者は殺す)を見事やり遂げた良いヒロイン。

グリンドル・グリフスケイル(初出:第一章第十二話)シュテンにとっても物語にとっても最初の難関であった系天然イケメン魔導司書。第十席と末席に位置するが、その頭脳は明晰。クリア過ぎてニュークリアするくらいぶっ飛んだ解答を持ってきたりする。

ベネッタ・コルティナ(初出:第二章第五話)今思い返すと、ラムの村滅びてたらどれだけやさぐれてしまうんだってくらい歴史改変後は良い子な魔導司書第八席。シュテンが初めて恐怖を覚えた対象でもある。ぽぽいぽい。

ヤタノ・フソウ・アークライト(初出:第二章第一話)やたのちゃんひゃくじゅっさい。たかいたかいされたのは結構根に持ってる。実は結構強い。

イブキ(初出:第四章第十六話)シュテンのおふくろ。死んだと思ったら生きていた。片手でおっさん積み上げるのが得意。鬼神。

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