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グリモワール×リバース~転生鬼神浪漫譚~  作者: 藍藤 唯
巻之伍『妖鬼 企業 吸血鬼』
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第十話 ホワイトスカル号II 『ハァラッッッショウッ!!』


『お前さん、アイツと何の関係があるんですかい?』

『俺は自分の名前が思い出せなくてな。ただ、伝説の妖鬼ってのと一度間違われてそのまま使ってるだけだぜ』

『そう、ですかぃ。とんと似ちゃあいませんが……接点は、ねえんですか』

『伝説の、"妖鬼"なんだろ? 豪鬼じゃねえんだよな?』

『えぇ。そいつぁ、間違いなく妖鬼でさぁ』

『……そっか』

『そうですなぁ』

『お互い、色々ありそうだな』

『全く。いやぁ、変な話を振ってしまって、えらいすみません』

『いやいや。大丈夫だ』


 そんな話をしてから、もうしばらくが経つ。

 テツはそのまま、続きを話すつもりもなさそうで、すんなりと甲板を去っていった。


 ふぅ、と一つため息を吐いて欄干にもたれかかると、沈みかけの夕日が目に沁みた。


「こんな時にゃ、シガレットでも欲しくなるんだがな。感傷に浸る時ってぇのは、小道具の一つでもあるといい……お前もそんな気持ちだったのか? シャノアール……」


 ぽつりと、呟いた言葉は魔界での友人を思い出すもの。

 バルコニーや縁側での記憶。物思いに耽る時、彼はかならずシガレットをお供にしていた。ぼんやりと放蕩う煙を眺めながら、大きく息を吸っては吐いて。あれほど、気分よく一時を過ごせるものは中々ないだろう。


 ちょっと、欲しくなった。


「俺の場合は、キセルとかの方が似合うのかねぇ」


 三度笠に着流しで下駄履いてキセルで一服する妖鬼。


 一瞬脳裏で想像して、シュテンは思う。


 GOOD。と。


「よし、今度どこかで手に入れよう」


 うんうん、と一人頷いて。思考が横道に逸れていることに気が付いた。

 なぜだろうか、考えごとというのはしているうちにどんどん関係ない方向に向かってしまい、肝心の思考すべきことが中々決まらない気がするのだ。それはシュテンの移り気が激しいせいか、それとも魔族の宿命なのか、はたまた妖鬼という種族が基本アホだからか。


 また話が逸れた。


「……豪鬼シュテンじゃなくて、妖鬼シュテン。伝説の、そいつ。あんまし考えたこたぁ無かったが、結局そのシュテンってのは誰のことなんだろうな」


 己が名乗っている名前であるにも拘わらず、あまり頓着してこなかったそれ。

 今になって、そんな疑問が浮かび上がる。それは、あのテツという青年が"伝説の妖鬼"に出会ったという証。


「……ん?」


 まてよ、とふと思う。


 本来、伝説の妖鬼シュテンは数百年前に封印された、とされている妖鬼だ。

 ただの人間でしかないテツに、何故邂逅の機会があったのだろうか。


「っても、アイツは話したくなさそうだったしな。吊してしばくほどの仲でもねぇし」

「どんな仲だ」

「いやそりゃあ……あん?」


 はぁ、と嘆息するような声。

 振り向いてみれば、また久しぶりに一対一で話すことになる少年の姿があった。

 赤髪は長く荒々しく、背中にはあのユリーカの大剣よりも一回り大きなバスターブレードを背負った王国の王子。


「全く……一人でぼんやりとしていたから話しかけてみれば、これか」

「お、なんかRPGの村人みてえな扱い。いや、俺はわりと謎キャラか。そりゃ甲板で一人ぽつんと居たら怪しくて話しかけるわな。セーブはしたか? 突然戦闘が始まるかも分からんぜ」

「あんたは本当に意味不明なことばかり……ところでセーブとは何だ? 新手の呪文か?」

「や、気にせんでいい。こっちの話だ」


 あまりといえばあんまりなほど意味の無い言葉を口走ってしまったきらいはある。

 だからこそ適当に流そうと思ったのだが、少年――リュディウス・フォッサレナ・グランドガレアは渋い顔だ。理由くらいは、シュテンにも分かる。だが普段ならシュテンが何かしら訳の分からないことを言おうがほとんどの者が「はあ」やら「はいはい」で流すのに対し、今のリュディウスはどこか何かが引っかかっているようだった。


「なぁ、シュテン」

「あん?」

「三ヶ月と少し前に、メリキドで話したことは覚えているか」

「結構前だな。一応覚えてるつもりだぜ? いい浪漫の武器じゃねえか、その大剣は」

「ああ、これか。そうだな、実に使い勝手も良い。ジャイアントウォールの件も助かった。お前の助言のおかげで、筋力もかなり付いたからな……もう武器に振り回されることもない」


 す、とバスターブレードを背中から引き抜いて、器用にぐるぐると回して見せるリュディウスの表情は明るかった。風切り音がするほどに勢いよく、それでいてすっぽ抜ける様子もなく。真に手に馴染んでいることが、シュテンにもはっきりと分かる捌きだった。


「やるじゃあねえか。今度、手合わせしてみるのも悪くねえかもな」

「膂力にものを言わせられたら勝ち目はない、か。技術向上になるかもしれない。その時は、頼むかもな。……が、今話したいのはそのことじゃないんだ」

「あん?」


 回転させていたバスターブレードをがしりと握り、シュテンに刃を向けるリュディウス。その瞳に殺気はあらず、されど剣気は凄まじく。

 シュテンは彼の言いたいことは分からずとも、何をされているのかははっきり理解して目を細めた。


 まるで脅しだ。否、シュテンがこの程度の脅しになど屈しないどころか、一瞬で状況を覆すことができると分かっていてなおの決死の覚悟。だからこその剣気。殺気を向ければシュテンから一瞬で斧が飛んでくると分かっているからこその、対話を求める刃の威圧。


「……どういうつもりだ? おい」

「あんたこそ、説明の一つくらいあってもいいんじゃないか。魔王軍の女に連れ去られてからしばらくして、何事も無かったようにあんたは俺たちの前に現れた。それはまだしも、今度は別の魔族の女とだ。ジュスタは以前に匿ってもらったらしいが、それとこれとは別だ。魔王軍とテツミナカンパニーとの間にラインすら見える。……だから、答えてくれ。あんたは、今どこに居る」


 剣気を孕んでシュテンを見据えるリュディウスの周囲に、うっすらと漂う何か。

 シュテンはそれが何なのかがはっきり分かって、思わず口元に弧を描く。


 だが、その笑みをどう取るかは受け手次第だろう。リュディウスはシュテンが何を考えているのかが分からず、頬を汗が伝う。この状況で、この問いで、何故笑う。それが、全く理解できない。


「リュディウス。その感覚を憶えろ。体に刻み込め」

「は?」

「己が体の外に発揮しているそれだ。前衛にとっては、最高のプレゼントだ」

「……何を」


 何を言っている。まるで意味が分からず、口から声が漏れた。

 だが、ふと気づく。湯気とは少し違う何かが、リュディウス自身を纏っていることを。強大な相手を前にして、それでも剣気をぶつけていた結果の副産物に。


「こ、れは……」

「覇気だ。たぶん。相手を威圧する他、圧倒することさえ出来るお前の力の体現。……今のお前は、初めて会った時の俺より強ぇぞ」

「……そう、なのか? いや、しかしこれは……あ」


 戸惑い。何が起こっていたのか分からない間に、するっと剣気ごと覇気のようなものは消えてなくなった。それと同時に、どっと疲れた気がした。倦怠感が、全身を支配する。思わず突きつけていた剣先がブレて、リュディウスは大きく息を吐く。


 そんな彼に、シュテンは笑った。先ほどのような怪しい笑みではなく、快活に、からからと。


「ま、それはそれとしてだ。安心していいぜ。俺は、お前らに危害を加えるつもりはない。アレに関しても、覚えてる」

「え?」


 アレとはいったい何かなど、リュディウス自身がよく分かっていた。というよりも、わざわざシュテンの元に来た理由の八割がその確認なのだから。


『クレイン・ファーブニルが魔王を倒すその日まで、俺はどんなことがあろうとお前らの敵にはならない』


 確かにメリキドであの日、シュテンはリュディウスに向かってそう言った。


「……そうか。それなら、いい」

「ってかお前あん時信じるっつったろ俺のこと」

「記憶を失っている可能性だってあった。魔王軍にさらわれたんだ、そのくらいの心配はするさ」

「あー……まあ、ありゃ一生の不覚だぁな」

「いや、おかげであの時も助けられたんだ。ようやく、礼が言える。あの時も、助かった。ありがとうございました」

「さっきまで恩人に対する扱いじゃなかったけどな!」

「だから洗脳を気にしたんだと言っているだろう!」


 ふん、と腕を組んで鼻息を荒くするリュディウス。

 素直じゃねぇなあとうねうねし出すシュテン。


 目の前の気持ち悪い動きを見て、流石に頭痛がしてきたのかリュディウスは額に手を当てた。


 何はともあれ、心配は杞憂であったことが一番の収穫だ。

 もしもシュテンが魔王側に取り込まれてしまっていたら、それ以上の恐怖は今はない。最大の敵が仕上がってしまうところであったのだから、リュディウスの不安はすっきりと解消されていた。


「クレインに続いてハルナまで無条件であんたを信じ出すもんだからな……全く、影響を受けすぎてしまっているというか何というか。……いや、俺も何だかんだあんたに色々させているのは事実なんだが」

「気にするない。俺もちょっと事情があったりしてな。お前さんらに言えないことも結構ある。ただ、言えることがあるとすれば」

「すれば?」

「お前らまだ弱ぇ。ジャイアントウォールで分かったろ、自分たちがまだまだ成長出来るってことがよ。だからもっと強くなれ。……と、もう一つ。お前ら鍵はいくつ集まった?」

「だから何でそんなことを知っている……って、橙の鍵はあの時あんたが持ってきてくれたんだったな。今は四つだ。それが、どうかしたか?」

「もう四つもあんのなら大丈夫か。その鍵の素材は精霊石。魔王軍が精霊族(エレメント)を皆殺しにした時に生成した、魂の産物だ。それをハルナに検証してもらえば……おそらくもうクラスチェンジが出来るはずだ」

「クラス……チェンジ……?」

「聞いたことねえか?」


 どこかで聞いた、と呟いてリュディウスは顎に手を当てた。


 クラスチェンジ。それは魂の改革。

 人間族のみに許された、精霊からの恩恵。方法にもよるが、精霊の祝福を受けた人間はそれだけでかなりの強化を施される。だからこそ魔王軍は精霊族(エレメント)を全滅させたのだ。人間族が、"あの男"のような化け物を二度と生み出さないように。


「……この鍵が、その」

「ああ。お前らの技量が適正に達していれば、出来るはずだ。んで、なんだが」

「ん?」


 突然そわそわしだしたシュテンに、リュディウスは言いしれない恐怖を覚えて一歩後ずさる。何を言うかと思えばこの男は指を一本立てて。


「もし。もし出来たらさ。今出来たらさ。見学させてもらえないか? 三度しかないクラスチェンジだ。俺が立ち会えるとすれば、このタイミング以外にないかもしれないんだ。な? な?」

「見学する意味があるのか……?」

「俺の生きる理由の一つだ」

「そこまで言い切るのか!?」


 なにこいつ怖い。

 口元をひきつらせて、リュディウスは重々しく頷いた。

















 海の上に浮かんで進む船という乗り物の上で、"沈む"という言葉を使うのはあまりよろしくはないことだ。特にこのような夜も更けた時間帯に、例えば海岸付近を航行していると暗礁なども存在して非常にデリケートな状況だ。


 だが、その上で言ってしまえば。


 暗がりの船室、差し込むのは丸窓から月明かりのみという状況の中、シュテンという男は失意の海に沈んでいた。


「……ちくしょう……まだ、ダメだったか……」


 枕を涙でぬらすこの男、先ほどまで光の神子一行とともに行動をしていたのだが。

 先ほど思いつきとばかりに申し出た"クラスチェンジ"は、有り体に言って失敗した。


 確かに鍵はハルナの検証によって精霊族の魂で作られたものだということは判明した。つまり、人間族がその鍵に正式に祈りを捧げ、その力が認められれば相応の恩恵が与えられることを、彼らは知ったのだ。


 だが、結局技量が足りなかった。

 ジャイアントウォールでかなり鍛えたのだから、レベル的には間に合っているはずだ、というシュテンの見立てだったのだが。どうにも、ゲームとは違うこの世界では他にも何かしらの要素が必要らしい。流石にそこまでは分からないシュテンは、一行の前では格好つけて「いつか出来るといいな」などとのたまい、船室にかえってきて枕をぬらしていたのである。


 ぼんやりとした月明かりの下。

 ベッドの上に転がりながら、窓の外をのんびりと眺めて心を鎮める。


「落ち着け、落ち着け。よし、もう大丈夫だ」


 ふぅ、とため息を吐いて上体を起こした。しかし特にすることもなく、ならそろそろ寝ようかなともう一度体を倒しかけて。


 ぴりり、と何かひりつくような殺気を感じた。


「……あん?」


 部屋の中からではなさそうだ。

 かと言って、窓の外にも海しか見えない。水平線が広がるばかりで、島影の一つも無いだろう。では、どこからか。


「船の上ってのが恐ろしいな」


 嫌な予感がして、シュテンは船室を出た。

 鬼殺しを担いで一歩一歩。そのうち、発信源がどこであるかだんだんと分かってきた。


「……甲板、か」


 デッキへの階段を上っていく。既にほとんどの者が寝静まったあとであろうから、ゆっくりと。シュテンでさえ警戒せざるを得ないような敵を相手に出来るような者が、この船に乗っている保証はない。ならば、自分が迎撃し船を守る他ないだろう。


 甲板に至る扉にたどりつき、ゆっくりと扉を開けた。


 すると、そこには。一人の浮いた者の影。


 その背後に見える……九種の武器。


「やぁ、待っていたよ」

「おじゃましましたー」

「待ちたまえよ」


 思わず開いた扉を閉じようとして、たしなめられた。

 ならば、シュテンのやることは一つだ。


「何で居んだよ!!」


 ツッコミである。


「何で、と言われてもな。(やつかれ)は言ったはずだ。一番の排除対象は、他ならぬきみであると」


 ずずず、と彼の背後にある魔導書群が標的をシュテンに定める。彼女は指にはめたリングを掲げ、薄く微笑んだ。ようやく、始末が出来るとでもいった風に。


「やっべぇ……」


 目の前に居るのは、あの日シャノアール・ヴェローチェ・ユリーカ・レックルスという魔王軍オールスターとともにシュテンが死にもの狂いでようやく追い返したというほどの尋常ではない相手だ。


 アスタルテ・ヴェルダナーヴァ。


 何故彼がこんなところに居て、彼女に殺されかけているのか。

 事実として厳然とそこに在るのは分かっては居るが、こうもあっさりと何故見つかってしまったのか。冷や汗を掻きながら、一歩後ずさって背の鬼殺しをつかむ。


「しかし、鬼神の影を追う者。きみは少し迂闊すぎるんじゃないか?」

「は?」

(やつかれ)が君を追う。それは、既に伝えていたはずだろう」

「まあ、そうだが」

「じゃあ、これはないんじゃないか」


 ごそり、と彼は懐から一枚の紙を取り出した。

 瞬間シュテンはすべてを察して叫ぶ。


「俺の馬鹿!!」

「眷属に当てた手紙のようだが……居場所が知れるようなものを誰でも見られるようなところに置いておくのかきみは。おかげで(やつかれ)は楽だったが……あれほどまでに(やつかれ)を追いつめた者の最期がこれとは、少し残念だよ」

「うぐぐぐぐぐ」


 己の失態に歯噛みする時間ももったいない。

 シュテンは悔しがる振りをしながら、何か無いかと思考する。


 いくら何でも状況が悪すぎる。助けという助けもないだろうし、状況としては最悪だ。正直中途半端な助けが来たところで片づけられる相手でもない。


 ならば、倒すのは無理だ。


「な、なら!」


 そしてここで、シュテンの脳裏に完成する活路。

 ひらめいた瞬間シュテンは己の天才さをほめたたえ、脳内で己を胴上げしながらアスタルテに問いかけた。


「あ、そういえばさ、アスタルテお前さ、この前自分のこと英雄だって言ってたよなぁ」

「……なにか言い方が気になるが、そうだね」

「ここには無垢な民がいっぱい居る。ここで戦えばみんな沈んで死んじゃうぞ!」

「それでも未来の為にはきみを消した方がいい。必要な犠牲だったということさ」

「ハァラッッッショウッ!!」


 ダメでした。


「じゃあ、もういいかい?」

「まあだだよ?」

「断る」

「理不尽だ!!」


 あきれたように九種の武器を向けるアスタルテと、口元をひきつらせるシュテン。


 どうしようもない。ほぼ詰みのこの状況。


 しかしその時、船内からの扉がゆっくりと開いた。

 軋んだ木製の扉のその音に、アスタルテもシュテンも振り返る。


 かつ、かつ、とゆっくり歩みを進めてきたのは、一人の青年であった。


「変わっちゃあありませんなぁ。大の為に小を切り捨てるその姿勢。……相変わらずで安心したというか、残念だというか……やってられねぇってぇのが、正直な心象でしょうか」

「……テツ?」

「む? 誰だきみは」


 暗がりの中から出てきた、黒い短髪に細目の青年。

 普段と口調は同じでも、はっきりと分かる怒りの声色。思わずシュテンが疑問符を浮かべたほどに、苛烈な炎を感じるその覇気。


「誰、か。なるほど、ミネリナの偽装はアスタルテにも通用するほど、凄いってぇことでしょうや」


 す、とテツが自らの爪で手の甲をひっかく。すると突然、彼の周囲をぶわりと巻き起こる風。


「怪我しちゃぁバレちまうんで……戦闘は任せっきりで申し訳なかったたぁ思ってますぜ、鬼のお兄さん」

「……お、おま……」


 思わず、シュテンも絶句する。


 この場に置いて、アスタルテもシュテンをも凌駕する最高峰の覇気。


 アスタルテですら、あの無感情の中にも目を見開いて。

 口からこぼれおちたため息のように、言った。


 靡くは銀の短髪。細目はどこかすらりと伸びて猫のようで。

 背中にさした二本の槍が、その存在を物語っていた。


「――生きていたのか、アイゼンハルト」

 

 




 グリモワール×リバース~転生鬼神浪漫譚~

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