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メイドは主に似るのDeath

やっとクズ野郎ヒラリス子爵編が書き終わったー!\(^o^)/

え?二章の一部分? しかもショタには殆ど関係ない?

チーン……(筆者死亡)

 ペタペタと肌に触れるナイフの冷たさにヒラリス子爵は悲鳴を上げる。

 あまりの状況に停止していた使用人達が子爵を助けようと動き始めた。


「止めてもいいけど、君達に第二王女様の行動を阻害することが出来るのかな? たかがアガタ公爵家から派遣された使用人ごときに」


 だがアリー(ショタの影武者中)の一言で止められる。

 わざわざ声質を少年の様に寄せ、口調はセルフィルに変えた上での警告。

 男装の彼女が使用人でなく、ハイブルク公爵家の子息として発言して動きを止めたのはリリィに触れさせないためか。それともグリエダがリリィを守る為に叩き潰すと考えたのか。

 グリエダは子供に見せられないことはしないつもりだ。せいぜい腕の関節を二、三増やすぐらいで、血は見せるつもりは無かったが。


「ふ、ふはははは! これは何のご冗談ですかな王女よ」


 転倒で身体の前面を床に打ち付けた痛みが引いて、混乱していた思考も戻ってきたのだろう。ヒラリス子爵が笑い始めた。


「冗談じゃないのじゃ」

「ふひっ。それではこのような愚かな行動をするとは。いやはや、私を傷つければあの無能のジェロイがどうなるか……」


 冷静になったヒラリス子爵は人質という己の有利をほのめかす。

 人質でリリィを誘いだすことに成功している現時点で有効な手だ。

 ただうつ伏せに倒れて痛打したせいか、顔の穴という穴から水分を垂れ流しながら、子供が背に跨られたままでは、かなり格好がつかない。

 それでもリリィには効果的に作用してしまう。


「ジェ、ジェロイに何かしたら刺すのじゃ!」


 明らかに動揺するリリィ。

 先手を取り、相手が混乱している隙に人質の救出しようと計画していたらしいが、小さい女の子では、脅しの威圧が足りなかったようだ。


「おお怖い怖い。おいっ! ジェロイの奴を連れて来るんだ! 手向かうなら痛めつけても構わんぞ。そうだな、もう二、三本折ってからがいいだろう」


 ヒゥ、とリリィの喉が鳴る。

 ヒラリス子爵はその音を逃さなかった。

 己の有利を確信して醜い笑みを浮かべる子爵に、どうすればいいのか戸惑っていた使用人達も落ち着きを取り戻す。

 一人は室内に入らずにどこかに走って行った。おそらく捕まっているジェロイを連れてくるためだ。


「お前らはこの野蛮な小娘をどかすんだ!」

「「はっ」」


 子爵は残りの使用人達に命令して、リリィを己から引き剝がそうとする。

 それにグリエダは反応した。


「その手がリリアーヌ様に触れた時点で、ハイブルク公爵家は完全に敵対したと認識しますよ」


 だがグリエダが立ち上がろうとする直前に、隣のアリーの言葉が先に発せられて動きを止める。


「は? お前は……」

「人質という卑劣な手で第二王女であられるリリアーヌ様を、趣味の悪いこの屋敷に呼び寄せたことは、王女様ご本人が選択した行動ゆえと目を瞑りましょう」


 ヒラリス子爵が男装のアリーの存在に初めて気づいたかのように尋ねようとするのを、途中で切り捨てながら彼女は告げていく。


「ですが、わずかでもリリアーヌ様に危害を加える様な事は、その御身を預かったハイブルク公爵家は許しませんよ。この屋敷に配置されているのがアガタ公爵家の者達と調べは付いています。歴史だけ長くて王家におもねるのがお仕事の公爵家と、国最大勢力の公爵家に大平原の騎馬民族から国を守護する辺境伯家と繋がりを持った最近金儲けに走ると囀られる公爵家。どちらが敗北すると思います? 手を出して構いませんよ?」


 ペットは飼い主に似るというが、この男装メイドは主によく似ていた。


『代わりにメイドのアリーが僕に変装してついて行きます。優秀なんですが、僕への忠誠(愛情)が深すぎて敵対した者に容赦なく嚙みつくんですよね。周囲を巻き込まないぐらいの良識は少しはある……かも? と思うので放置してください。ピンチになってもどうにかして帰って来ますので』


 周囲どころか、主人の御家も巻き込んで挑発している。

 ハイブルク家の裏のトップ侍女長が、当主とその母に許可を取った上での凶行だが、主人であるショタは知らない。


「ちなみに私が止めなければ、隣の辺境伯様に腕を切り飛ばされましたよ」

「剣を取られているのに切り飛ばすなんて出来るはずないだろう。今はせいぜい触れようとしていた手を握り潰すぐらいだ」

「「「ヒィィ!」」」


 グリエダはアリーに非道な事をする人物発言をされてすぐさま訂正するが、なぜか使用人達は怯えていた。

 少々不便でも形は残るのにと考える彼女は辺境の感覚なのだろう。

 納得はいかないグリエダをよそに使用人達は距離を取った。


「何を訳の分からないことを言っているっ! ああっ、お前が王女を連れてきた公爵家の小僧だな」


 ただ、この場で一人だけ理解出来ない者がいた。

 幼女に跨られ跳ね返すことも出来ない肉体を持つ中年、ヒラリス子爵である。

 リリィもキョトンとしているから二人だが、彼女の年齢を考えたらしょうがないことだろう。


「お前が王女に私を襲わせたのか! 爵位を継げない三男坊のくせに、侯爵の私に危害を加えるとは無礼な奴めっ! さっさと引き剥がせっ!そうしたら殺さずに奴隷落ちで許してやるぞ!」


 ヒラリス子爵はその場を凍らせた。


「……私の耳がおかしくなったのか? アレの言葉がわからないんだが」


 自分の婚約者のセルフィルを(けな)されたことよりも、現状を理解できていない発言に戸惑うグリエダ。


「アレですね貴族病です」

「あぁ、あれか……」


 アリー小声で教えてくれてグリエダは納得する。そしてあからさまな蔑んだ視線をヒラリス子爵に向けた。


 貴族病、自分は人間よりも上の存在だと本気で思い込んでいる連中につけられた蔑称だ。

 先祖が作り上げた地位を己の功績と何ら恥じずに喧伝し、王にさえこびへつらいながら心の中で自分の方が優れているのにと妬む。人は己の言う事を聞くのが当然と考え、思い通りにならないと人のせいにする。

 誰も敬わず誰も守らない、国が安定し始めた頃に必ず湧き始めてシロアリの様に国家を食い荒らして滅ぼしてしまう愚か者と、その枠にヒラリス子爵はグリエダ達に入れられてしまった。


「ヒラリス子爵」

「侯爵だっ!」

「んー、ではヒラリス侯爵」


 アリーは爵位を偽証していることになんら恥じないヒラリス子爵の説得をあっさりと諦めた。


「私はリリィ様を止めませんよ」

「はぁ?」

「手間をかけさせた俗物以下を助ける利がどこにあるというのですか」


『今後の為にリリィ様には処理の経験したほうがいいとセルフィル様は言っていましたが』と、アリーが呟いたのは隣のグリエダにしか聞こえていない。


「それに何のためにリリィ様がこちらに来たのかおわかりになっています?」

「お前は何を言っているのだ?」

「わかりませんよね。だって理解していたのなら、ハイブルク公爵家を見くびるような愚行を犯すなんてしないでしょうし」


 ヒラリス子爵にはアリーの言っていることがわからない。

 マロッド王子からは第二王女をしばらく王都から引き離しておくように指示されただけだ。

 歳を重ねるごとに落ちぶれていく身の上を嘆き、己よりも下と決めつけた者には当たり散らしおとしめて愉悦に浸るぐらいしかしてこなかった男は、情報を集めたり、裏を取るなんてことは考えたこともなかった。

 だから婚約者の名誉の為に国を乗っ取る小悪魔がいる家を敵に回すことが、今の王国で最も危険な遊戯とは知ることが出来なかった。


「リリィ様」

「ふにゅぅ?」


 わかっていない事に馬鹿にされたと感じたヒラリス子爵が罵声浴びせるのを無視して、アリーは微笑みながらリリィに声を掛ける。

 生まれて初めて悪意を押し付けられた少女は半泣きになっていた。

 リリィは優しい人達に守られて育ち、小悪魔と変態執事と変態メイド達と鬼侍女長に泣くくらいに鍛えられたけれど、悪意を持って接したりはされなかったのだ。


「世の中にはこのようなやからもおります。弱気にならずに問答無用で仕留めなければ、手痛い反撃を受けることになりますよ」

「……わらわは頑張ったのじゃ」

「ええ、頑張っておられましたね」


 アリーの言葉に子供らしく言い訳をするリリィ。

 ハイブルク公爵邸では、小悪魔が精神的にタフになるように洗の……ゲホゲホ、遊びに混ぜて教え、変態執事が捕まったらコスプレ追いかけっこで体力をつけ、夜のお店のタダ券で動いたロンブル翁がサバイバル技術を、ハイブルク家の名にかけて教養と作法を侍女長が教育を施した。

 だがその四人は仕事を抱えていて、リリィに割ける時間はあまりなかった。

 では誰が重要人物の王女の傍にいたのか。

 侍女長には『人格に多大に問題はあるが能力は優秀』、小悪魔には『性癖がおかしいけど無駄に万能』と評される。小悪魔ショタの懐刀(自称)の三人メイドであるアリー、セイト、カイナであった。

 主である小悪魔の実験と、思い付きに『こんなこともあろうかと!』と言いたくて様々なスキルを習得した三人メイドが付き、いろいろと教える立場になってしまったのである。

 遥か先の未来で、使用人だけでなく騎士団をも翻弄して王城を抜け出す王女が爆誕するのは今は関係ない。


「刃物で脅すのは効果的です。ですが、人質を取られている場合は本気だとわからせるために刺した方がよいかと」


 アリーは菓子を食べ終えると綺麗な所作で立ち。メイドとしてしっかりグリエダに追加の菓子を出すのもして、リリィとその下で潰れたヒキガエルのヒラリス子爵の所に移動する。

 そして腕をまっすぐに伸ばした。


「たとえばこのように」

「ヒイイイィィッ!?」


 何も手にしていなかったアリーの手のひらからナイフが現れて床に刃先を向けてストンと刺さる。

 ナイフが落ちた先にはちょうどヒラリス子爵の手があった。


「手ぇ手ぇ手えぇぇええっ!」

「おや? 外しましたか。これではお手本とは言えませんね」


 ナイフは運よく指の間を通り床に刺さった。

 ヒラリス子爵は刺さっていないのにもかかわらず喚く。


「それは魔法か?」

「いえ、人の目を誤魔化して魔法の様に見せる技術です。セルフィル様はマジックとおっしゃられていました」


 グリエダの質問に答えながら、何本ものナイフを順に手に取りだして落としていった。

 それは狙ったかのようにヒラリス子爵の指の間に刺さっていき、子爵の悲鳴は更に高くなっていく。


「動かれると当たりませんね。では逆の手に追加で」


 もちろん残りのナイフも全て外れた。

 アリーはわざと外していた。その方がいつか刺さる恐怖を上昇させる為で、人は極度の緊張感を短時間で受けると二、三キロ体重が落ちる程に体力を消耗して、まともに動けなくなるからだ。

 ナイフが落とされなくなった頃には、ヒラリス子爵は汗まみれで荒い息を吐くだけになり。使用人達は拷問の様な所業に恐怖して身じろぎ一つ出来ない。


「まあ傷つけなくても、考えることも出来ないくらいに恐怖させればいいのです」


 わかりましたか? というアリーの視線にリリィはコクコクと頷く。


 アリーはセルフィルの影武者としてリリィについて行くことになった。そのことについては何ら不満は無い。

 ただし、リリィがジェロイ=ヒラリスを救出するのを手助けすることは、これも経験の一つになるからと、セルフィルに止められていた。

 侍女長から王女のリリィのサポートを任されても、彼女の命令の優先順位は主のセルフィルが上である。


 ジェロイを助けるまでは手出しできない。でもセルフィルの手をわずらわせたヒラリス子爵は許せない。あと、屋敷で構っていたリリィが困っているので口を出したい。

 アリーはクズそうなヒラリス子爵が登場して転倒し、リリィにライドオンされるまでの数秒間考えた。

 そして、手助け(物理攻撃)はダメでも間接的(精神圧力)ならいいだろうと結論を出してしまったのである。


「ヒラリス子爵。私のような目で今まで見られたことはありませんか」

「はへぇ?」


 アリーはヒラリス子爵の顔を覗く。

 脳を恐怖で酷使された子爵にまともな思考は出来ない。だがアリーの目は以前によく見たような気がした。


「少しは覚えがあるみたいですね。それは貴方のご両親でしょうか? それとも口やかましい家臣? 寄子だった家から強引に愛人にした方々でしょうか?」


 ヒラリス子爵は思考できないからこそ、走馬灯の様に過去を思い出してしまった。


「みーんなさげすんでいたんですよ。何も成さず、悪態をついて周囲に不幸を振りまくしかできない貴方を」

「……何が悪い。貴族である私に全てが(かしず)くのは当たり前だろうが」


 言葉ぐらいでは僅かに揺らぐぐらいで、ヒラリス子爵のその歪んだ性根は変化することはない。

 だが、相手が悪かった。


「その貴族という地位を自らの手で手放すのですから、愚か者の行動は滑稽で面白いです」

「は?」

「だって第二王子マロッド様に、リリィ様とハイブルク公爵家の末の子をここに呼び寄せるように命を受けたのですよね。上手くいったら陞爵しょうしゃくするとでも約束されましたか」

「? ? ? 」


 マロッドの一番の目的はグリエダを王都から引き離すことであるが、ヒラリス子爵には言う必要もないので、アリーは言わない。


「でも、結果を出さないとご褒美は貰えないんですよ」


 その代わりに自分の主の様な人を小馬鹿にした笑みを浮かべた。


「ヒラリス子爵様。では私は誰でしょうか? 先ほど貴方は公爵家の小僧と呼びましたね。それはマロッド王子様から知らされた特徴が少女・・に見える公爵子息とでもあったからでしょうか」


 写真が開発されていない時代の世界で本人確認は困難である。

 ある夜会でその顔は知れ渡ることになったセルフィルだけれども、あくまでその場にいた愚王と貴族達のみ。先王時代に疎まれたヒラリス家が呼ばれるはずもなく、アガタ公爵から派遣された使用人達も、少女のような外見の子息と男装した女辺境伯が王女と共にやって来るとしか聞いていない。


「せめて身体検査ぐらいするべきでしたね。王女様と一緒に来たから本人とは限りませんよ」


 アリーの姿勢が公爵家の子息ではなく、身をわきまえた使用人に変化した。


「セルフィル=ハイブルク様がメイド、アリー。この度、主にセルフィル様の代役を務める。少々珍しい魔法が使える優秀なメイドでございます」


 左手で無いスカートを摘まむように持ち上げ隙の無い一礼をするアリー。その綺麗な所作に、何もない空間にメイド服が見えた。


「というわけでヒラリス子爵。第二王子マロッド様の御期待には沿えられなかった貴方は、今頃王都で戦っているセルフィル様とマロッド王子様のどちらが勝利しても、よくて現状維持の子爵、最悪の場合は……」

「わ、私は王女をここにおびき寄せ……」

「ですから、リリィ様は公爵子息のセルフィル様を引き離す為の餌ですよ。貴方がゼン……ジェロイをリリィ様を来させる餌にしたように。餌の王女だけでは半分どころか何も出来なかった。失敗したと同じです」

「ぷっ」


 何かよくわからないけれども、不安になったヒラリス子爵は残った反論材料で対抗しようとして、即座に潰される。

 その上にいるリリィは自分が餌? と、わからないので首を傾げて、アリーの言葉と合わせてグリエダを笑わせた。


「それとですね」


 ヒラリス子爵が部屋に入ってすぐに罠で倒れたので、扉が開いたままになっていた。

 その廊下の奥から慌ただしい足音と不明瞭だが騒がしい声が聞こえてきた。

 子爵は王女が助けに来るほど重要な人物になっていた自分の末の子を人質として連れて来るのを思い出す。


「ゼン……ジェロイはリリィ様と同時期から、ハイブルク公爵邸で主人に仕える者として鍛えました」


 徐々に近づいてくる足音に、子爵はアリーの言葉が聞こえないほど心から喜悦した。


「セルフィル様に適当にと言われたので、死ぬほど追い詰める訓練を課しました」

「主の言葉をきいていないなぁ」


 呆れた耳が良いグリエダはかなり前から聞こえていた。

 それはヒラリス子爵が思っているものとは正反対ものだ。


「一流の使用人としては全然ですが、まあ凡人レベルには鍛えたんです」

「……リィ……。どこ……リィリ……!」


 かすかに聞こえてきたのは、必死に探すような声。

 それにまず一番に反応したのはリリィであった。

 ヒラリス子爵の首筋に触れていたナイフが落ち、背後の開いた扉の方に身体を向けようとする。


「リリィ様。主人に向ける忠誠心は残念ながら植え付けることは出来ませんでした。それでもお呼びください」


 少女の重さが無くなって動き出そうとしたヒラリス子爵の頭部を、アリーが片足で踏んで再びヒキガエルの声を上げさせた。


「ゼン……ジェロイ=ヒラリスは妹と思っている貴方の為なら、命を懸けてやって来る兄ですよ。妹スキーの変態です」

「ジェロイーッ!!」


 リリィは心から叫ぶ。


「どこだぁーっ! リリィーッ!」

「っ!! ここなのじゃーっ!」


 声が届いたのか、返しの男の声と、屋敷の奥から重い何かを引き摺る音と、『止めろ!』や『早く引き離せ!』などの必死な声が付いていた。


「リリィッ!」


 そしてすぐに姿を現したのは、どう対応すればいいのかわからずにその周りを右往左往している使用人達を引き連れ、泡を吹くヒラリス子爵の長子の首に腕を回したボロボロになったジェロイであった。


「ジェロイッ!」


 リリィはハイブルク邸で鍛えられた足腰でジェロイに向かってジャンプした。

 しっかりとヒラリス子爵の背中に蹴りを入れたのは教育の賜物だろう。

 そのリリィをジェロイは、泡を拭いて気絶している自分の兄を受け身が取れぬまま床に放り投げて、抱きとめた。


「綺麗に首が決まっていたな。あと少し力を込めれば殺せるのか」

「教えたかいがありました。実体験を数十回も積ませれば上手くなるものです」


 脳筋な土地の出身の女辺境伯と、小悪魔にプロレス技を学んだメイドは、その二人の光景に感動せずに技の考察をしていた。

 婚約者兼主の小悪魔が見ていたら若い女性がそれでは駄目だろうと思っただろう。


覇王様「私の出番が殆ど無いんだか(覇○色)」

のじゃ姫「し、知らないのじゃ!全部セルフィーが悪いのじゃー!」

アリー「この場にいない人物への罪の擦り付け。よく学ばれましたね」


お久しぶりでお待たせしすぎました。ようやくの投稿でございます<(_ _)>

二度と書くかヒラリス子爵(▼皿▼)

先祖代々が作り上げた功績を己のモノと勘違い。自分の不幸は全て人のせい。でも事態解決に動こうとはしない無能。

動きまくるクズ愚王とはまた違うクズがヒラリス子爵でした。

まあ、最後に初めて動いてチャラ王子に付き。最悪な選択を選んだので( ´艸`)

出てきた三人メイドの一人アリー。

セルフィーの影武者であり、ハイブルク公爵家に楯突く者は地獄に落ちれ!な素敵な性格の持ち主です(●´∀`●)

セイト、カルナ同様魔法使いでありますが、三人揃って多彩な技能の持ち主です。

武力ニワトリ以下(SS参照)のセルフィルの力と言える彼女達は今後も出番は……強すぎるからダッシュ達を使う?(・・;


さあこれから楽しい楽しい蹂躙……え?ゼンーラが入る?

……ゼンーラを書いた後に、楽しい覇王様を書きたいと思います(つд`)


話は変わりまして『ハイブルク家三男は小悪魔ショタです二巻』が発売されましたー♪\(^o^)/

ヒラリス子爵編じゃなければ、発売日当日に紹介だったのに(ギギギ(▼皿▼))

ご購入いただけると、今後のセルフィルとグリエダと長兄とアリシアのイチャイチャ度が増え、ダッシュ達の被害、敵の爆粉砕度が爆上がりますのでお願いします。

購入いただいた方はご存じだと思いますが、2024年冬からコミカライズが始まりますー!ヽ(´▽`*)ゝ

漫画家は福部たけい様。

いろいろ原作者として見てますが凄いです(ΦωΦ)

御期待くださいー!(≧∀≦)


本屋で自分の本が購入されているところを見ました(o´∀`o)母でした(ノД`)

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【コミカライズ一巻も発売するよ!】 【ハイブルク家三男は小悪魔ショタです1~3巻、コミックス1巻絶賛発売中!】 表紙絵 表紙絵 表紙絵 表紙絵 表紙絵
― 新着の感想 ―
[良い点] 貴族病は本当に恐ろしい、何もかも失った段階でようやく治る可能性が発生する難病だもの プライドは遺伝しても功績は遺伝しない、地位に見合うだけの努力をしないと…末路はお察しよ 一応のじゃ姫の教…
[良い点] この状況でも不殺なんて、教育が足りてなかったかな? ヒラリス君はそんなに自分で動くのが嫌なら石を抱いてお魚さんたちとトークショーしようねぇ…? ヒラリス長子はそのままゆっくりして貰うよ…
[良い点] ちゃんと鍛えられて潰れずに成果を出してる「ゼン……ジェロイ」ですねー。変態としてですが。 忠誠心じゃなくてシスコンが原動力ですね〜 [気になる点] 正式名称「ゼン……ジェロイ=ヒラリス」で…
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