覇王様の可愛い婚約者(ショタ)
さあっ!第二章が始まるよー!\(^o^)/
あらすじほぼ考えて無いっ!
(毎度のこと)
新キャラ?たぶん出るさ♪ヽ(*´▽)ノ♪
(どうか思い付きで書くな未来の筆者ぁー!)
てか、明日はなに書くの?(;・ω・)
最近の私の毎日は充実している。
家臣の中から優秀な子供でも養子に取ればいいと思っていたのに、婚約者も見つけ出した。
私の為に王さえも言葉で、その座から落とす男の子。
少々女の子には甘いけれど、ちゃんと私を優先しているから見逃そう。それくらいの余裕がなければ男ではない。
「白王っ!今日の僕を昨日までの僕と同じと思うなよっ」
その可愛い婚約者のセルフィル=ハイブルクが私の愛馬の白王を指差している。
白王が毎日だけどいいの?と視線を私に向けてくるので苦笑交じりに頷く。
私が気を許した人には愛馬は大人しく対応してくれる。
セルフィルには兄がワガママを言う弟の相手をしているみたいだ。
「この間までは筋肉と神経伝達を別として扱っていたが、これは連動してこそ本来の力を出せるのだ。つまり筋肉は魔力を浸透させるだけ、神経の魔力に集中するだけで魔力運用は跳ね上がるっ!力が1.3倍に増えた僕は最強だっ」
以前に魔力運用についてセルフィルに絵付きで人の身体の構造を教えてもらった。
おかげで今までの1.5倍は強くなったような気がする。
今回は全てを同じ魔力で運用するのではなく強化した神経で魔力の束の筋肉を動かすのか。
・・・おや?軽く振った手から、強めに振った時と同じ音がする。
「唸れっ僕の筋肉っ!両腕よ身体を持ち上げてくれたまええぇぇぇえっ!」
うん、つま先立ちが前より少し持ち上がっている。それは毎日挑戦しているから足に筋肉が付いたのかな。
しゃがまなくていいよ、白王。それは彼に対しての侮辱になるからね。
セルフィル付きの三人のメイドが何か持ってくる。
なんだいそれは?
「ふぬっ」
ロンブル翁が女性に贈ろうとした自分を模した等身大木像?
それは誰が欲しがるんだい。
「全ての魔力を腕に集めるのだぁっ」
ああ、貰ってくれなくて返却されてきたと。邪魔だから焚き木の大きさにしてもらいたいんだね。
いいよ、今日のセルフィルは新しい魔力運用でもう少しかかりそうだし。鉈も剣もいらないよ。
「今だっ!上腕二頭筋よっ」
笑顔のロンブル翁の木像の頭を掴む。
今までなら蹴るか、叩きつけないと破砕するには難しかったが、さきほど瞬間の力の入れ方は覚えた。
「ふぬうぅぅぅっ!あ、握力があぁぁぁ」
セルフィルが腕に魔力を集めるとか言っていたから、試してみようか。
足に発生させた魔力と力を身体を通す途中、筋肉で増加させ関節で加速、手に集中して瞬間的に木像に送る。
バガンッ!
ほら一撃でバラバラになった。
上手くいったようで木片は全てが手のひらサイズぐらいになっている。
「グリエダさ~ん」
粉砕作業がちょうど終わった時にセルフィルが諦めて私の元にやって来た。
サラサラの金の髪を振り乱し、美少女にしか見えないその顔を泣き顔にして、年齢よりも小柄な体躯でパタパタと私に走り寄ってきた愛おしい私の婚約者。
「駄目だったかい?」
「ううっ、あと少しなんです・・・」
私の広げた腕の中にポスンと収まるセルフィルは悔しがっている。
よしよしと頭を撫でるが、背がまだまだ足りていないことは教えてやらない。
普通の体高の馬くらいならなんとか乗れるぐらいにはなってるけど、彼の騎乗場所は私の前に固定されているから、当分はこの朝の白王とのやり取りが繰り広げられるのだろう。
「それじゃあどうする?」
「・・・くぅ、なにこの毎朝の羞恥の時間は。慣れない慣れないよぉ」
可愛い婚約者様は悩みに悩む。
その顔がまた可愛い。
上を向き、下に俯き。
そして少し頬を染めて口を尖らして。
「乗せてくださいグリエダさん・・・」
「うん、いいよ」
私にお願いしてくる。
「「「ヒャッホォーイッ!これでロンブル翁のガラクタ木像二体目の粉砕が決定だ!」」」
「ぐわぁぁっ!もう少し粘れよ、セルフィル様ぁっ」
「あなた達これから正座で説教ですから」
落ち込むセルフィルに、頭上でお互いの手を合わせて音を鳴らすメイド三人、その横にはローブ姿のロンブル翁が頭を抱えて跪いている。
そしてそれに冷たい視線を向ける侍女長。
ここ最近の中でも面白い光景だ。
「主人を賭けの対象にしやがって。こんど王城に連れて行って王妃様のお供をさせてレディコミの世界を覗かせて・・・でも、こいつら引くより楽しみそうだよな」
そしていつもの丁寧な口調でなく、粗野な物言いをするセルフィルが可愛い。
殆どの人の前ではしない話し方を、私の前でしてくれるのは嬉しい。
一度ギュッと抱きしめてから彼を持ち上げる。
「さあっ、今日も楽しい一日を過ごそうか、セルフィル」
セルフィルと出会ってから毎日が楽しいな。
それだけは神を信じない辺境の民である私だが感謝してやろう。
覇王様「セルフィルは本当に可愛いなぁ」
ショタ「うぬぬっ、あいつらがへこむような新しい罰は・・・」
さあっ、始まった第二章!
始まってしまったよ・・・orz
もう少し書いてから投稿するつもりだったのに・・・、なんか覇王様のショタ愛でから、そのまま続けられなかった(--;)
相変わらずのショタに神を下に見ている覇王様(ノ´∀`*)
そして主を賭けにするメイド達と見かけ中年ジジイ。
侍女長は鉄の胃を持っています( ´∀`)
さて、今回もショタと覇王様には暴れてもらわないとな~。
何書こうかしら?
いや、少しは考えていますよ(;・ω・)一行ぐらい・・・。
まあ、不安定やバカップルの時から次を考えて書いたことはないからいけるいける!ヽ(*´▽)ノ♪
そろそろタイトルを変えないと、婚約破棄も関係なくなってくるし。ショタと覇王様?
う~ん今回のサブタイでもいいなぁ(;・ω・)
あ、章のタイトルで○○は何が入るか悩み中ー。
なに書くかわかるよね( ̄▽ ̄;)
ご感想、評価、ブックマーク、いいね、レビューしてもらえると頑張れます。
あとセルフィル達が感想欄で一言お喋りしたりします。









