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格闘技、始めませんか?  作者: 赤井"CRUX"錠之介


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プロとアマの差

 最近なろうでも、さまざまなコンクール(?)が開催されているようですね。これは、プロの作家としてデビューする機会が増えた……と解釈してよいのでしょうか。私もあちこちの賞に応募してみる予定ではいます。タグ付けるだけですし。ただ……これはあくまで、お祭りに参加するようなものだと思ってます。プロの作家……憧れはありますし、そうでなかったら小説を書いたりはしていないのですが、同時にプロの作家や書籍化への道のりの険しさも感じてはいます。質、量ともにまだまだだと感じますね。

 一方、格闘技のプロはというと……これはもう、最初からお手上げですね。間近で見ていますが、私などとは比較になりません。そうした無名のプロ選手たちを見ているうちに、いろいろと考えさせられる部分がありまして……そんなわけで今回は、プロとアマの違いについて語ります。


「プロはまず、継続が大切だよ」

 故・阿佐田哲也先生はこんな意味のことを著書で述べておられました。継続……どんな分野においても大切な要素でしょう。格闘技の場合ですと、意味はかなり広くなります。


 まず始めにくるのは、練習の継続ですね。一日だけハードな練習をやる……これなら、恐らくはほとんどの人にできるでしょう。ですが、それをほぼ毎日続ける……これは非常に厳しいですね。しかし、そうした日々の練習の中で培われた技術……それこそが、実際の試合の中で使える技となるのです。言うまでもないことですが、練習をしないプロ……なんてものはこの世に存在しません。

 たまに試合で勝った側の選手を「あの選手は一生懸命に努力した。だから勝てたんだ」などとニュース番組などで特集し、讃えたりしますが、負けた選手もまた、一生懸命に努力しています。厳しい鍛練の日々を経て試合に挑んでいるわけです。つまりプロにとって練習は、して当たり前の行為なのです。その厳しい鍛練の日々に耐えられるかどうか……それがプロになれるかどうかの……最初のふるいなのでしょうね。


 その練習と関連してくるのが……自己管理能力ですね。プロの格闘家にとって、自己管理は極めて重要です。体調には常に気を配らなくてはなりません。意外に思われるかもしれませんが、格闘家というのは非常に風邪をひきやすい環境にいます。練習で大量の汗をかき、免疫力が低下した状態で電車に乗って帰宅したり……あるいは一週間に五キロ落とすような減量をしたりすると、格段に風邪をひきやすくなります。当然ながら、風邪をひいたら練習はできません。かえって体調を悪化させるだけでなく、周りの人に伝染す可能性もあります。

 さらに、怪我にも気を付けなくてはなりません。怪我をしたら……当然、練習に差し支えます。ましてや、試合の当日に風邪をひいたり怪我をしたりなどしていたら……選手の評価にマイナスになるのは間違いないでしょうね。


 モチベーションの継続も大切です。私のようなアマチュアですと、やる気のない時もあります。今でこそ継続した練習が出来てはいますが……若い頃は練習が続きませんでした。若い選手なら、モチベーションの途切れる時が必ずあります。怪我、敗北、プライベートでの不幸な出来事……そういった時に自分で自分を奮い立たせ、また厳しい練習を再開できるかどうか……これは非常に大きいですね。


 他にもいろいろとありますが、一番重要なのは……試合という場において結果を出せるかどうか、でしょうね。さらに言うと、継続して結果を出し続けられるかどうか……その点も大きいですね。練習の場ならは、そして一回だけの勝負ならばプロに勝てるアマチュアは大勢いるでしょう。しかし、公式な試合というプレッシャーのかかる場所……そこで実力を発揮し、きっちりと勝ち抜くことができる。それこそが本当のプロのファイターでしょうね。さらに欲を言えば……観客に格闘家の強さや凄さを見せることができる……それが理想ではないか、と私は思います。


 一方、プロの作家はというと……周りに実物がいないのでコメントのしようがないですね。プロの作家……どんな苦労があるんでしょうね? プロの方に意見を聞きたいものです。






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