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格闘技、始めませんか?  作者: 赤井"CRUX"錠之介


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ジムあるある?

 今回は、私のジムでちょいちょい見られる事態について語ります。ひょっとしたら、よそのジムや道場でも見られる現象なのかと思いまして。


◎コンタクトレンズのズレ


 打撃のスパーリングをしている最中、突然「あ、ちょっと待って!」何かと思えば、コンタクトレンズがズレた……こういうケース、ちょいちょいあります。

 基本的に、私の通うジムでは寸止めのマススパーリングが主です。顔面への打撃は、パンチやキックが当たるギリギリで止めます。しかし、たまに当たってしまうことがあるんですよね。また、試合が近い人が希望する時は、ヘッドギアを付けてのスパーリングもやります。

 そこで、コンタクトレンズをしている人の顔にパンチが当たったりすると、ズレてしまうんですよ。そんな時は一時中断し、コンタクトレンズを付け直してもらいます。

 ただ、ズレるくらいならいいのですが、たまにコンタクトレンズが飛び出すことがあるんですよ。そういう時は「みんな動かないで!」となり、全員でレンズ探しをやることになります。これも、よくあることですね。


◎ローブローで悶絶する人


 これまたスパーリングですが、金的に攻撃が入ってしまい悶絶してる人がいたりします。もちろん、金的への攻撃は反則ですが、内ももへのローキックいわゆるインローがおかしなタイミングで入ると、金的に当たってしまうこともあります。そこで、悶絶してしまうわけなんですよ。その痛みは、男性なら説明の必要はないでしょう。

 この金的へのローブロー、打撃のスパーリングだけではありません。実は、寝技のスパーリングでも起きることもあります。ひどい時になると、金的にニードロップが入ってしまうこともあります。ちょっと専門的な言葉なのですが、寝ている相手のガードを破るか破らないかというせめぎ合いの攻防がありまして、そこで相手のガードを破ろうとして股間にニードロップしてしまう……という事故があるんですよ。

 そんなわけですので、格闘技を始めようと思っている方は、ファウルカップという器具を購入しておくといいでしょう。アマゾンなどで、安いものなら千円から千五百円で買えると思います。

 余談ですが、このローブローという奴は厄介でして、インターバルをとっても痛みは残ります。その痛みが動きに影響を与えます。何より、試合の流れが止まり、一からの仕切り直しになるのが嫌ですね。押していたはずの流れが、ローブローによる中断で変わることもありますし。

 これまた余談ですが、魔裟斗VS山本KID、那須川天心VS堀口恭司の二試合は、ローブローによる中断がなかったらどうなっていたのか、ちょっと気になります。


◎床の血痕でケガのチェック


 これは寝技の時ですが、スパーリングの最中に床に真新しい血痕を発見……その瞬間「誰かケガしてないですか?」と声を発してチェックを促すことがあります。

 なぜ、こんなことが起きるかと言いますと、スパーリングの最中は興奮状態にあります。そのため、少々の傷では痛みを感じないのですよ。そこそこの傷が付いて流血しているにもかかわらず、気付かないままスパーリングをしていることも珍しくありません。

 この状態、言うまでもなくヤバいです。傷を負った側はもちろんですが、傷を負ってない側も血液が体やトレーニングウエアに付着する可能性があります。感染症の恐れもあります。なので、出血には気をつけなくてはなりません。



 いろいろ書いてきましたが、こういうこともあるかもしれないよ……という程度に覚えておいていただけると幸いです。コンタクトはともかく、金的はファウルカップで防げます。また、出血に関してもトレーナーがきっちり見ていますので大丈夫です。逆にきっちり見ているからこそ「誰かケガしてないですか?」と聞けるのです。なので、あまり心配しないでください。








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― 新着の感想 ―
[良い点] 寝技の応酬中に金◯で口と鼻を塞がれて息ができなくなってめっちゃ苦しかったことならあります。 二重の苦しみでした!
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