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格闘技、始めませんか?  作者: 赤井"CRUX"錠之介


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本宮泰風さんについて

 今回は、格闘技というテーマからは少し離れてしまうかもしれないですが……この人のことは、是非とも紹介しておきたいですね。様々な年代の方々への励みになると思います。




 以前、家に帰りテレビをつけた時のことです。画面には、題名も知らないドラマが放送されていました。場面はどこかの廃墟のようでして、スーツ姿の男たちが立ち回りを演じていました。私は、大した興味もないまま画面を見ていました。

 次の瞬間、私の目は画面に釘付けになりました。片方の俳優が、相手の放った中段への回し蹴りをキャッチしました。とはいっても、ドラマの格闘シーンはあくまで台本があるものです。蹴りをキャッチしたからといって、驚くほどのものではありません。

 凄いのは、そこからなんですよ。その俳優は、蹴りをキャッチした直後に流れるような動きで相手を投げて倒しました。

 そして、倒れた相手をサイドポジション(柔道でいう横四方固めの形)に押さえ込んだのです。

 そこから、マウントポジション(馬乗りの体勢)へと移行していったのですが……この「サイドポジションからマウントポジションへの移行」の動きが実に速く、かつスムーズなんですよ。これは凄いと思いました。

 総合格闘技やブラジリアン柔術をやっていない人にはわからないかもしれませんが、ポジションの移行というのは実に重要な要素なんですよ。下手な人がやると、恐ろしくぎごちない動きになります。

 しかも、この動きは……経験者でないとわからない部分です。格闘技におけるポジションの重要性というのは、「奥義」だの「ワンインチパンチ」などといった素人向けのハッタリめいた言葉よりも、遥かに上なのですが……まあ、そのあたりはいずれ書いていくとしましましょう。

 私は「この人すげえ」と思いました。で、誰なのか調べてみると……本宮泰風モトミヤ ヤスカゼさんでした。恥ずかしながら、今までこの人のことを知らなかったです。

 本宮泰風さんは、身長百八十五センチという長身であり、総合格闘技をされている俳優です。実兄が俳優の原田龍二さん、妻がタレントの松本明子さん……この時点で、なかなかのものですよね。原田龍二さんといえば、4WDの人(?)です。松本明子さんといえば、当時PLOの議長だったアラファトさんと『てんとう虫のサンバ』をデュエットしたという武勇伝の持ち主です。

 こんな人たちが周囲にいる以上、本宮さんも普通ではありません。格闘技に関しては、芸能人の中でも屈指の腕前だとか。そもそも体格からして、普通の人を圧倒できますからね。その動きや体格から察するに、格闘技経験者としてちょくちょく名前を出されるGacktさんや岡田准一さんより強いと思われます。さらに、総合格闘技のチーム『本宮塾』の塾長であり、総合格闘技の試合で何度かセコンドを務めたこともあるとか。

 武闘派で知られる俳優の小沢仁志さんや中野英雄さんも「芸能人の中では、本宮泰風が一番強い」と語っていたそうです。

 そんな本宮さんですが、なんと今年(二〇二〇年)の二月七日で四十八歳になります。にもかかわらず、今も強さを維持しており、体型も変わらない……これは、中年になった者としては励みになりますね。若い人にはわからないでしょうが、三十歳を過ぎたあたりから回復力に陰りが出て来ます。だんだんと、体のダメージが回復しづらくなるんですよ。

 さらに、体の脂肪も落ちにくくなってきます。格闘技で軽量級の選手には高齢の人が少ないですが、その理由のひとつが体重が落ちにくくなるからなんですよ。同じトレーニングをしても、若い頃のように体重が落ちない。結果、計算が狂ってしまい無理して体重を落とすことになり……試合では無理がたたり、実力を発揮できず敗れる。これは、よくあることです。

 話がズレましたが、本宮さんは四十八歳にもかかわらず、体型をきっちり維持されている方なんですよ。この事実は、昭和生まれの年代の人間にとって励みになるのではないかと思います。


 






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