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格闘技、始めませんか?  作者: 赤井"CRUX"錠之介


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闘う意志

 前にも書きましたが、格闘技のジムや道場には必ず一人、困った人がいます。私の通うジムにも、当然の如くいます。正直、周りをうろちょろされるとうっとうしいですが……仕方ないですからね。なるべく避けるようにはしてます。まあ、社会生活において、嫌な人のさばき方、避け方というのも重要なスキルの一つですよね。

 さて、困った人にも色んなタイプがいますが……個人的に最悪だと思うのは、自分の通う道場やジムの中の世界だけで完結してしまっている人ですね。多少、人格的に問題があっても構いません。自分の闘う姿を後輩たちに見せてあげられる人ならば、それは許容できます。ところが……自分は試合に出ず、弱い人をいじめ、後輩たちの試合をボロクソにけなして悦に入っている人……いるらしいんです、こういう人が。私は直接会ったことはありませんが、そんな噂が耳に入ってきます。まあ、会いたくもないですが。

 確かに、辛口の批評は必要です。しかし、ボロクソにけなすとなると、また話は別なのではないかと……少なくとも、その人の成長に繋がらない批評はどうなの? と思いますね。

 まあ、試合に出ている者の意見が全て正しいという訳ではありません。試合に出ているがゆえに、かえって辛口になれない部分もあるのかもしれません。しかし、格闘技において何より重要なのは……誤解を恐れずあえて言ってしまいますが、勝ち負けよりも闘志であると私は思います。負けることを恐れず、闘いの場に立つ……それこそが一番大切だと。生半可な技を覚えるよりも、ずっと大切です。もし最近、格闘技を始めた方がいたとしたら、ぜひとも試合には出てもらいたいですね(特に若い方には)。

 ちなみに、某有名格闘技漫画に「ルールに守られた試合など、所詮は試し合いだ」などというセリフがありましたが……試合で感じるプレッシャーは「所詮」などという言葉で切り捨てられるほど甘いものではありません。それに……日本は法治国家です。ルールのない殺し合いがしたいのなら、結局は外国にでも行くしかないですね。キックボクサーの立嶋篤史はノールールでの闘いに対し「そんなにやりたきゃ路上でやってくれ。逮捕されても僕は知らんけど」とコメントしてました……話がズレてすみません。今、たまたまその某有名格闘技漫画を読んだので。


 さて、以前私は誹謗中傷について書きました。人間はやはり、誉めるよりもけなす方を好むようでして……ボロクソにけなすことで、自分がその作品および作者さんに勝ったつもりになるのかもしれません。けなす方が楽ですし。それはともかく……ここで若い皆さんに言いたいのは、闘う意志だけは捨てて欲しくないな、という事です。

 格闘技の試合前、必ず考えてしまう事があります。ジムの仲間が見ている前で、無様に負けたらどうしよう……そしたらオレ、弱いって思われるじゃん! 弱いってバカにされるじゃん! そんなの嫌だよ! だったら出るの止めようか……いっそ中止になってくれよ……。

 こんな事を思います。人前で無様に負ける……これは恥ずかしい事ですね。

 でももっと恥ずかしい事があります。それは……勝ちも負けもしない事、つまり決まった試合から逃げる事です。そして……それと同じくらい恥ずかしいのは、はなから試合に参加せずに、高みから偉そうな態度で人をけなすことではないでしょうか。

 こちらでも、プロの作家志望の方はいると思います。そのような方たちには、闘う意志は捨てずに書き続けて欲しいです。さらに……某アニメソングではありませんが、何も書かないくせに、人の闘う意志や闘う姿をバカにするような豚にだけはならないでください。お恥ずかしい話ですが、私もこちらで色々と書いているうちに、公募作を書いてみようかという気になり、書いた上に応募してしまいました。おそらくは、この先も書き続けていくと思います……生活に影響が出ない限りは。格闘技の方も続けます。出来れば今年中には、総合格闘技の試合に出たいですね。ですから、皆さんも書き続けてください! と無責任に盛り上げつつ終わります。





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― 新着の感想 ―
[一言] 今回は、闘う意志を読みました。 10回のネット大賞も近づきましたし、なんだか頑張る気持ちにもなるお話でした。 が、闘う意志と言うのを小説として表現するのは、難しい気持ちになりました。 闘う…
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