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格闘技、始めませんか?  作者: 赤井"CRUX"錠之介


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力は大事だって!

 バトル系(?)のラノベを見ていて思うのですが、基本的に、格闘家として恵まれた体格を持つ主人公というのは非常に少ない気(そもそも、いますか?)がします。特に、細マッチョで平均的な身長の主人公が、大柄で筋肉の量の多いキャラを秒殺するケースが多いような……私の気のせいでしょうか? はっきり言って、皆さん筋肉はお嫌いなようですね……。

 まあ、イラストなどで書く分には、細マッチョの方がいいのでしょう、特に女性の方々にとっては、体重六十キロもないような細マッチョの方に惹かれてしまうのでしょう。そういった美しい男性キャラが、デカくて暑苦しい筋肉バカを倒す姿に魅力を感じるのでしょう。


 一方、現実の格闘技において、体格差というものは圧倒的な壁となって、格闘家の前に立ちはだかるのです。

 大槌小太郎さんの書かれた『狂蹴フリューゲル』という作品には、強さを求めるあまり「骨延長手術」(大雑把に言うと、無理やり骨を延ばし、背を高くする手術です)を主人公が受けるシーンがあります。

 この作品の主人公である牛島叶太郎くんは、とある理由から、人一倍強さを求める少年になります。そしてまた、とある理由から、骨延長手術を……詳しいことを知りたい方は読んでみてください。私が言いたいのは、強さを求める人間にとって身長というものは、手術というリスクを犯してでも手に入れたいものなのです。

 身長が高ければ、同じ動作でも、生じる力がちがいます。また、遠くから攻撃ができます。付けられる筋肉の量も違ってきます。当然ながら、多い方が有利です。

 また、身長の高い人との闘いは、本当にやりづらいです。以前私は、百九十二センチの人と試合をしましたが、「こっちの蹴りが届かないのに向こうの左ジャブが届く」という理不尽な状態でした。この試合の模様については、いずれ書くこともあるかと思いますが、今はここまでにしておきます。とにかく、この試合は今考えても、とてもキツかったです。

 本当に、身長の差だけはどうしようもないものなのです。


 では、身長の低い人が高い人と闘い勝つにはどうするか? 技術面を磨くのは当然として、もう一つ重要な要素があります。

 筋肉の力、筋力です。

 ある年齢に達すると、身長を伸ばすことはできません。しかし筋肉を付け、筋力を伸ばすことは何歳になってもできます。しかも、筋力はどんな格闘技のルールでも、またどんな状況でも効果があります。さらに言うと、格闘技は道場やジムに行かないと、効果的な実になる練習ができませんが、筋力は自宅でも強化できます。

 この「自宅」というのが重要なポイントです。

 話は飛びますが、こんな経験はないでしょうか? 

 書いた小説のアクセス数をチェックしてみると、なんとPVが0。感想0。お気に入り0。レビューも0。評価ポイントも0。切ないですね。悲しいですね。

 私にも経験がありますが、こんな時は諸行無常を感じてしまいます。

 で、ふと他の小説が目に入ります。感想が三桁。お気に入り四桁。評価ポイント五桁。しかも、連載中でまだ数千字。

 ざけんなよ、と思って読んでみたら、よくあるタイプの……。

 落ち着きましょう。壁にパンチしても手が痛いだけです。ボロクソにけなしまくったとしても時間の無駄です。

 こんな時こそ、筋トレです! 筋トレしましょう! まずはオーソドックスな腕立て伏せからです! 腕を肩幅より大きく広げ、三秒ほどかけてゆっくり降ろしましょう。そしてまた三秒ほどかけて、ゆっくり上げましょう。これを体が上がらなくなるまでやってください。

 上がらなくなったら、次は腹筋です。腹筋は……腰を痛めないように、膝を曲げた状態で、これまたゆっくりやりましょう。

 そして腹筋がきつくなったら、また腕立て伏せです。こうして腕立て伏せと腹筋を交互に最低三セットずつやってみてください。もっとやれる方は、体力に応じてセット数を増やしてみてください。

 どうでしょう? また創作意欲が湧いてきたのではないでしょうか? そこまでいかなくても、少しは気が楽になったのではないかと。

 小説を書く、というのは、頭と心にストレスを溜め込む行為だと思います。まして、そうやって創り上げた物が評価されないというのは、本当に切ないですよね。さらに、他人の作品が目に入ると……そんな時は、肉体に負荷をかけ、肉体にストレスを与えることで、頭と心のストレスから意識を逸らそう、というのが、この筋トレの主な目的なのです。

 また、筋トレを続けていけは筋肉が付き、筋力が付きます。はっきり言いますが、筋肉はあなたを裏切りません。どんな状況でも、あなたを助けてくれます。そうです! 下手な友だちなんかよりもずっと頼りになります、辛さに耐えて鍛え続けた筋肉、そして筋力は。

 何言ってんだ、この筋肉バカは、と思われたかもしれませんね。まあ、これは小説を書く上で生じるストレス解消&気分転換の一つの手段として解釈した方がいいです。それでも、続けていけば効果があるのも確かです。毎日やらなくても、二日に一回でも効果はあります。むしろ、その方がいいかもしれません。

 あと、毎日やれる方は、腕立て伏せをやった翌日は、スクワットをやりましょう。先ほど書いたメニューの腕立ての部分をスクワットに変え、スクワット→腹筋→スクワット→腹筋……で三セットやります。腕立て伏せとスクワットを、日替わりで交互にやりましょう。足のトレーニングは、とても大切です。






 六曜さん、馨さん、題名を引用させていただき、ありがとうございました。遅くなって申し訳ありません。大槌小太郎さん、引用を快く承諾してくださり、ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 3話の感想を書きに来ましたよ。 長文の連投に、優しい御返事ありがとうございます。 今回、知ることも多くて、短くまとめられず、どうしょうか考えましたが、 こちらも、2年ごしの設定を動かしたいし…
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