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格闘技、始めませんか?  作者: 赤井"CRUX"錠之介


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若いうちだけに……

 私が格闘技を始めたのは……というより、体験したのは中学生の時でした。骨法と極真空手でしたが、どちらも半年くらいで辞めてしまいました。当時は、格闘技のきつい練習をするよりも遊んでいる方が楽しかったのです。まあ、本音をいえば誰でもそうでしょうが。

 その後、紆余曲折ありまして……今は総合格闘技をやっております。ただ、暇な若い頃のような練習は出来ないですね。ジムに行くのも、よくて週三回です。忙しい時は、週に一度通うのがやっとですね。忙しくてジムに行けない日は、走ったり近所の公園で懸垂なんかしています。若い頃より、今の方が確実にトレーニングしていますね。

 ただ、勘違いされては困るので、念のため書きますが……若い頃の方が、確実に身体能力は上なんですよ。説明するのはややこしいですが、若い時の方が伸び代はあります。筋力などはまだ伸びる余地はあるかもしれませんが、ダメージから回復する能力や速い打撃に反応する能力などは、若い頃と比べると確実に衰えています。

 人生というのは、ままならないものですよね。若い頃の私は、今より身体能力においては優れていたはずでした。ところが、様々な誘惑に対処する能力は皆無でした。結果、一番いい時期にトレーニングをサボりまくっていました。

 今は、そうした誘惑に対する免疫は付いて来ています。まあ、以前よりは対処できるようになった……という程度ですが。しかし、今度は身体能力が衰えてきています。ちょっと無茶したりすると、ダメージが数日残ることもありますね。若い頃なら、たいていは一晩眠れば回復していたのですが……。




 結局のところ、ハードなトレーニングが出来るのは若いうちだけなんですよ。ハードなトレーニングで肉体を鍛え上げてきた人間だけが、プロの格闘家になることが出来ます。ところが、若いうちというのは誘惑も多いです。遊んでいる方が楽しいですし、「今日はとりあえず遊んで、また明日からハードなトレーニングしよう」となってしまいがちなんですよ。若い時は、時間が無限にあるような錯覚を覚えますし。

 しかし、そんなことをしているような者は、最初からプロ格闘家になどなれません。若いうちから、遊びの誘惑に負けることなくハードなトレーニングを積み重ねていける……これは、プロならば当たり前のことです。その当たり前のことが出来ない者は、そもそもプロを名乗る資格すらないでしょう。

 以前より何度も書いてきましたが、格闘家にとって努力とは「して当たり前」のことです。ところが、それを続けていくのは非常に難しいですね。特に若い時は、様々な誘惑があります。実際、私も若い時はいい加減なトレーニングしかしていなかったです。

 しかし、ハードなトレーニングを積み、プロとして激しい試合が出来るのは若いうちだけです。様々な誘惑に負けず、ハードなトレーニングをし続ける……これ、文章として書くと簡単ですが、実はものすごく大変なんですよね。才能とか何とかいう以前に、その段階をクリア出来なくては話になりません。というより、誘惑に負けずストイックにトレーニングし続けられるというのも、立派な才能でしょうね。

 ちなみに、とある元世界チャンピオンは「現役の時、ネオン街には近づくなと言われていた。俺は、それをきちんと守った」と言っていました。この言葉、なるほどと思います。まず、ネオン街には誘惑が多いです。さらに、たちの悪いやからも多いですからね……そうした連中と、トラブルになる可能性もあります。そして、風邪やインフルエンザのような病気をうつされる可能性もあります。そうした諸々の可能性を考えると……大事なイベントがある時期などは、そうした場所には近づかないにこしたことはないですよね。







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