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格闘技、始めませんか?  作者: 赤井"CRUX"錠之介


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国民性の違い?

 いきなりで恐縮ですが……私は以前、『ジョンQ・最後の決断』という映画を観ました。心臓病を患う息子を持つジョンは、助かる道は心臓移植しかないと担当医から告げられます。しかし、彼には移植リストに息子マイクの名前を載せるお金がありませんでした。そのためジョンは病院に立てこもり、医師らを人質にして「マイクを助けてくれ!」と要求を出し……というストーリーです。

 格闘技、関係ないじゃん……と思われた方、その通りです。この映画と格闘技とは、まったく関係ありません。では何故、この映画を紹介したのかと言いますと……ジョンの息子マイクはなんと、ボディービルのファンなのです。幼いマイク(年齢は不明ですが小学生以下であったのは確かです)は有名なボディービルダーの写真やポスターを部屋に飾り、ボディービルのポージング(一応説明しますとボディービルダーが筋肉を誇示する姿勢です)の真似をしたりしていました……しかも、将来はボディービルダーになりたいとのことです。見ていて驚きましたね。子供からすれば、ボディービルダーのあの異常に肥大した筋肉は不気味に見えるだろうと思っていたのですが……やはり、これは国民性の違いなのでしょうか。

 ちなみに私がボディービルダーを初めて見た時には「うげ、気持ち悪い」と思いましたが……。

 それはともかく、アメリカと日本とでは、スポーツに対する考え方にかなりの違いがあるようです。当然、格闘技に関する認識にも差があるのではないか、と……そんな訳でして、今回はアメリカと日本の格闘技(特に総合格闘技)に対する扱いの違いについて語ります。本当に、全然違うんですよね……。


 アメリカのドラマを観ていると、時々UFC(アメリカの総合格闘技の団体です)の選手がゲスト出演していたりします。ティーンズ向けのドラマや、ド派手なアクションのドラマなどに平気で出演し、主人公たちと殴り合ったりしています(もちろん本気ではありませんが)。私にはよくわかりませんが、アメリカでは総合格闘家は既にちゃんとしたアスリートとして認められているようです。少なくとも、UFCの選手は社会的地位もあるようですね。

 しかし日本だと……総合格闘技の選手はまともなアスリートとしては、認められていないように思いますね。どちらかと言うと、イロモノ扱いでしょう。ましてや、総合格闘技の選手がゴールデンタイムに放送しているドラマにゲスト出演……聞いたことはないですね。恐らく、これからもないものと思います。

 これは結局のところ、組織およびプロモーターの能力の差という部分が一番大きいのかもしれませんが……国民性の違い、というものもあるのかもしれませんね。格闘技、というものに対する根強い偏見は未だ消えていないと思いますし。

 ましてや……総合格闘技には、暴力的な一面があります。馬乗りになって上から殴ったり、頭を蹴り上げたり、ヒジを落としたり……そういった局面が、試合の中で必ずあります。流血する場面もあります。選手の腫れ上がった顔面が映し出されることもあります。そういったものに対し、強い抵抗があるから拒絶する……それは人として、間違った反応ではありません。現実の暴力は小説やマンガ、あるいはアニメやドラマなどで描かれているものとはまるで違うのですから。

 話が少しズレましたが、とにかく暴力的なものを拒絶するタイプの人は確実に存在しています。これは日本だろうとアメリカだろうと変わりはないでしょう。にもかかわらず、総合格闘技がメジャースポーツになったアメリカとならなかった日本……やはり、国民性のようなものが大きく関係しているような気がしてなりません。狩猟民族と農耕民族、島国と大陸、あるいは他にも理由があるのかもしれません。

 ただ、場所によってウケたりウケなかったり……場所というのも重要ですね。何かを始める際は、特に重要かもしれません。なろうでもウケる作品とウケない作品がありますが……なろうでウケなくても、どこかの新人賞に応募すれば受賞出来るかもしれませんし。まあ、こんなことは今さら言うまでもないことですが……。


 これは蛇足ですが……総合格闘技には、寝技の攻防があります。この寝技の攻防は、多少の知識がないと分かりにくい部分があります。

 そういった寝技の技術の分からない人の中には、寝技の攻防が長く続くだけで「つまらない塩試合」の一言で片付けてしまう人もいます。確かに、中には選手のやる気が感じられない試合もあるかもしれません。安全に行こうとするあまり、消極的な展開になっているケースもあるかもしれませんが……自分の知識のなさを棚に上げて「つまらない塩試合」の一言で片付けてしまうのは、私はどうかと思います。

 しかし、メジャースポーツということを考えた場合……一般の人から見てわかりにくい、というのは致命的ですよね。アメリカでは、そのあたりの問題をどうクリアしたのでしょうか。アメリカ在住のUFCファンの、様々な意見を聞きたいところですね。






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