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とある喫茶店の日常。  作者: TiLA
第10章
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第96話

 今日もとある喫茶店の日常が過ぎていく。


 消防士を長年務めている男性客が来店していた。


「ここだけの話、部下が不祥事を起こしましてね。被災地支援物資の横流しで……」


「それは火事場泥棒もいいところですね」


「なんでもギャンブルにハマって借金に追われていたようで」


「まさに火の車だったわけですか」


「あと、女性関係のほうにも使い込んでいたようで」


「火遊びまでしていたと?」


「ええ、ほんと。後始末がしんどかったです」


「火消し役も大変でしたね」


「まぁ、火事場のくそヂカラでどうにか乗り切りましたよ」


 そのとき、消防士の胸元のスマホが激しく音を立てた


「おっと⁉︎ 呼び出しだ! すいません! お代はここに置いておきます! では!」


 ――― カランコロン ―――


「今のお客さん、ぼやぼやしている暇もなかったですね〜」


「ボヤにしておかないといけない仕事だからね」




 ただ、問題を起こした消防士はFIRE(クビ)になったそうだ。



お読みくださり有難うございます。

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