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とある喫茶店の日常。  作者: TiLA
第7章
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第69話

 今日もとある喫茶店の日常が過ぎていく。


「ヨーコくん、初恋という言葉はあっても初愛って言葉がないのはなんでだと思う?」


「う〜ん、恋には次もあるけれど、愛は一度っきりだからじゃないですか?」


「そうだよね? そう思うよね」


「どうかしたんですか?」


「いやそれが、この前来たお客さんに妙なこと言われてね……」


 ◇◇◇


「へぇ〜〜。なんだか深そうですね〜」


 ――― カランコロン ―――


「ヤッホー! なんの話してるの〜?」


「あっ! アスカさん、ちょうど良かったです! 実はマスターがこの前ですね……」


 ◇◇◇


「バカね〜。恋は間違いなくこれが恋だって自覚できるけど、愛はこれが愛かどうかなんて一生かけたって分かるかどうか知らないからに決まってるじゃない」


「そういうものですか? だって普通に皆さん『愛してる』って言うでしょ?」


「フッ、言葉でそう言っただけで愛したことになるなら誰も苦労しないわよ」


「「そういうものですか⁉︎」」


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― 新着の感想 ―
[良い点] アスカさん、さすがです。 恋愛に年季はいってますね。
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