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とある喫茶店の日常。  作者: TiLA
第7章
66/182

第66話

 今日もとある喫茶店の日常が過ぎていく。


「キャーーーー‼︎  マスター! 蜘蛛がいます‼︎」


「落ち着いてヨーコくん。蜘蛛は放っておいても大丈夫だよ」


「え〜〜⁉︎ 気持ち悪いじゃないですか!」


「う〜ん、害虫を獲ってくれる益虫なんだよ? 商売繁盛で縁起がいいとも言われてるしね」


「いつまでもいるんですか〜〜」


「寿命は一年くらいだよ。海外には二十歳まで生きるのもいるみたいだけど」


 ――― カランコロン ―――


「ところでヨーコくん、蜘蛛はコーヒーで酔っ払うって知ってるかい?」


「えっ⁉︎ そうなんですか?」


「お酒を飲んだみたいにフラフラになって、まともに巣が作れなくなるそうだよ」


「じゃあやっぱり退店してもらいましょう! 未成年お断りでっ!」


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― 新着の感想 ―
[良い点] コーヒーで酔っぱらう蜘蛛がいるんですね。 カフェインに酔ってしまうのかなぁ? 20年も家に同じ蜘蛛が住んでいたら、ちょっとペットのようですね。笑
[良い点] 私も昔、蜘蛛が怖かったんですよ〜。 どんなにちっちゃなやつでも怖かったです。 でも、益虫だと知ってから、愛おしくなりました♡ 季節が過ぎて、落ちて亡くなっていた時、ものすごく寂しかったです…
2022/03/12 17:15 退会済み
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