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とある喫茶店の日常。  作者: TiLA
第7章
65/182

第65話

 今日もとある喫茶店の日常が過ぎていく。


「ヨーコくん、コーヒーを淹れて飲むときは3回香りを楽しむことができるんだよ」


「具体的にはどんな感じですか?」


 ――― カランコロン ―――


「まずコーヒー豆を挽いたときの『フレグランス』。上質な豆はフローラルで甘い香りがするよ。次に粉にお湯を注いだときに漂う『アロマ』。ふんわりと鼻をくすぐる良い香りに包まれて心が満たされる感じがするね。最後にコーヒーを口に含んだときの『フレーバー』。甘さとほろ苦さが溶け合って、冷めてくると酸味が増してくるんだ」


「ふわあぁぁ♡ それってまるで.....」


「じゃあ今から一緒にしてみようか?」


「えっ!? そんな急に! まだお仕事中なのに良いんですか!」


「ウチは喫茶店だからコーヒー淹れるのが仕事だよ?」


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― 新着の感想 ―
[一言] 毎話勉強になります♡
2022/03/06 18:13 退会済み
管理
[良い点] コーヒーの香りを感じます。 食後に珈琲いれますね。^_^
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