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とある喫茶店の日常。  作者: TiLA
第6章
55/182

第55話

 今日もとある喫茶店の日常が過ぎていく。


「それでね〜、何回同じこと言わせるのって言ったわけ」


「なるほど」


「もう〜どうして、何回言っても分かってくれないんだろう?」


「平均532回だそうですよ」


「え……?」


 ――― カランコロン ―――


「ある塾の実験によると言っただけで生徒が分かった平均値は532回だったそうです」


「え〜、じゃあもう500回以上は同じこと言わなきゃいけないじゃない?」


「だからそこは『シニフィアン』ではなく『シニフィエ』なんだそうですよ」


「シミフニェ……何それ? 美味しいの?」


「この場合、『シニフィアン』が言うだけ、『シニフィエ』はやって見せるみたいな感じですかね。それだと2〜3回で分かったそうです」


「そうか! ようは新聞は一軒に一部ってことね!」


「それを言うなら百聞は一見に如かずでしょ」


続きます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] とてもためになりました。 言っても駄目なら、やってみろ!ですね。
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