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第18話
今日もとある喫茶店の日常が過ぎていく。
いつも身近で助けて貰っていた。
本当は忘れてはならない存在それなのに、
失ったときになって初めて、
その存在の大きさに気付かされるなんて……。
「はぁ……」
カランコロン
「どうしたんですかマスター溜息なんか……
って⁉︎ カルボナーラ真っ黒じゃないですか!」
黒コショウ入れの内ブタが
忘れられたように上ブタに付いていた。
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