お菓子はどんな味?
意外と短かった日常。
「さっぱりした!」
お湯が溢れると言う事件が起こったが、無事にお風呂に入った御華は、スッキリした表情で出て来た。
「さっぱりしたのは良いのだけど、服を着なさい」
バスタオルを巻いた状態で、居間に来た御華を見た姉は、注意をした。
「用意するの忘れてた!」
姉の注意に、笑顔で返事を返した。
「はぁー。服を着てきなさい」
もう少し注意するつもりだったが、御華の笑顔にやられて、促すだけにした。
「うん!」
御華は元気に返事をして、着替えに向かった。
「もう少し注意した方が良かったかしら?」
反省して無い御華の表情を見て、悩む姉。
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「着替えて来たよ!」
着替え終わった御華は、姉に報告をしに居間に戻って来た。
「見れば分かるわよ」
パソコンで作業をしていた姉は、御華を振り替えって言った。
「それだけ言いに来たの!頑張ってね、姉さん!」
御華はそれだけを言って、部屋に戻って行った。
「はぁー……時々、理解不能な時があるわよね」
姉はそう言いながらも、笑顔だった。
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「ゲームをやるぞー!」
部屋に戻って来てすぐに、片手を天井に伸ばして大声を上げた。
その瞳はキラキラしており、ゲームをやるのが楽しみだと分かる程。
「やり残しは無いよね」
大声を上げた後、プリントが目に入り込み、昨日の出来事を思い出した御華は、最後の最後に恐ろしい出来事が起こる可能性を恐れて、確認し始めた。
「宿題やった、昼食は食べた、お風呂に入った、せ………洗濯ー!!」
お風呂に入っている内に忘れていた、洗濯を思い出した御華は、大声を上げた。
「うぅ~~!ゲームが遠退いたぁ~~!」
食べようと、楽しみに残していたお菓子を取られた時の気持ちを味わいながら、御華は洗濯をしに向かった。
「よし!これでやり残しは無い、はず!」
洗濯を終らせ、部屋に戻って来た御華は多少の不安を残しながらも、ゲームの中に入るのだった。
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「う、うぅ~ん」
ゲームの中に入ったが、何処か眠気を感じながらも目を覚ました。
「ここ何処だっけ~?」
何故か、意識がハッキリしていない中、上半身を起こして周りを見回す。
「宿屋?」
部屋の構造が、最近泊まった宿屋に似ていた事からそう判断した。
「う~ん、何があったっけ?」
昨日、何が起こったか思い出しそうとした時、手が何かに当たった。
ガサ
「うん?」
音の聞こえた場所を見ると、可愛らしい赤色のリボンが付いたピンク色の袋があった。
ミリカは、何だろう?っと思いながら手に取った。
「何が入っているんだろう?」
外からでは、何が入っているか分からなかったミリカは、リボンを解いて中を覗いた。
「お菓子?」
そこに入っていたのは、お菓子だった。
四角と丸形のお菓子が全部であり、色も茶色一色だった。
「美味しいのかな?」
茶色一色のお菓子達を見て、味が気になったミリカは、その一つを取って食べてみることにした。
「あむ」
カリ……もぐもぐ
甘くない。でも、砂糖は使われているみたい?
食べていると時々、甘さを感じる。
こう言う味を何て言うんだっけ?
「あむあむ」
カリ カリ…………もぐもぐもぐもぐ
う~ん………あ、
「(素朴な味だ)」
どんな味と言うのか分かったが、ミリカは手を止めずにお菓子を食べて行く。
締まらない終わりですね。
追記
次話の予約投稿してたら、癖で一月に予約投稿している事に気づきました。
気づかないままだったら、一月間、話が進まない所だった。
追記の追記
昨日の今日で悪いのですが、作者は宣言します!今まで貯めたストックを減らす覚悟で、クリスマス用の話を完成させてみせる!!




