洗う。何を?
両立って難しいですよね。
短かったので、明日ように途中まで書いていた話を纏めました。
「そろそろ落ち着いた?」
ナデナデ
御華を撫でながら、優しく聞いた。
「うん……」
御華は顔を反らしながら、頷いた。
「ふふ、御華。ご飯を食べに行きましょう?」
そんな可愛らしい反応をする御華を微笑まく思いながら、問い掛けた。
「うん……」
顔を合わせないようにしながら、頷いく。
「そろそろ退いてもらっても良い?」
中々、素直にならない猫みたいな御華の返答に、笑いたくなるのを堪えながら聞いた。
「えっ……あ、うん……」
そこで、姉に抱きついたままだと気づいた御華は、顔を赤くしながらも、素っ気なく返して、退いた。
「ありがとう」
姉はお礼を言って、立ち上がった。
「はい」
それと同時に、御華に手を差し出した。
「ぅん………」
顔が赤いまま、小さく言って手を取った。
「行きましょうか」
姉は笑顔になり、手を握り返しながら言った。
「うぅ~」
姉に何もかもを見透かされてる気がして、顔を俯きながら呻いた。
ガチャ
「ふふ、お姉ちゃんはお見通しだからね」
ドアを開けながら、姉は小さく呟いた。
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「冷めてるわね。御華、暖め直すから座って待っててね」
料理が冷めていることを確認した姉は言った。
「私が暖め直す!」
悪いと思った御華は、そう言った。
「うーん……それならお願いしようかな」
姉は少し悩んだ後、お願いすることにした。
「うん!任せて!」
御華は元気に返事をして、料理を暖めに向かった。
「機嫌が直って良かった」
笑顔で料理を暖めに行く御華を見ながら、姉は胸に片手を当てながらホッと安堵した。
それから暫くして、暖め直した料理がテーブルに並んだ。
「それじゃあ、食べましょうか」
御華と向かい合う形で座った姉は、そう言った。
「うん!」
目の前に並んだ料理にくぎ付けになりながら、返事をした。
「ふふ、いただきます」
微笑ましく感じながら、食事の挨拶をした。
「いただきます!」
御華は、言ってすぐに料理を食べ始めた。
アムアム……ゴク
「旨い!」
食べた物を飲み込んだ後、御華は叫んだ。
(姉さんの料理は美味しい!)
毎度、思っていることを心でも思いながら、幸せそうに食べる。
「ありがとう」
姉も、幸せそうに食べる御華を見て、笑顔になりながらお礼を言う。
それから暫くの間は、料理を食べる音だけが響くが。
重苦しい空気では無く、ホッとするような空気が漂っていたのだった。
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「「ごちそうさまでした(!)」」
二人は手を合わせて、食事の終わりを言った。
それから姉が食器を洗い場に持って行こうと立ち上がろうとした時、御華に止められた。
「あっ、食器は私が持って行くから置いたままで大丈夫だよ」
「いえ、持って行くわよ」
さすがに、自分の使った食器は持って行きたい姉は、断ったが、
「私が洗うから、次いでだよ」
そう返されてしまった。
「うーん…それじゃあ、お願いね」
少し悩んだが、今回は折れることにした。
「うん!任せて!」
御華は胸を叩いて、「任せろ!」っと体を使っても表現した。
「ふふ、頼りにしてるわ」
少し大袈裟な気がしたが、姉は御華のノリに乗って上げることにした。
「よーし!さっそくやるぞー!」
姉に頼られたことで、心が燃え上がった御華は腕捲りをして、食器を洗い場に運んで行く。
「い…野暮なことを言うのは止めましょうか」
いつもやってることで燃え上がる御華を見ながら、「いつもことでしょ」っと言いかけたが、水を差すのも悪いと思い止めた。
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「ふっ、ふ~~ん」
鼻歌をしながら、食器を運び終わった御華は、スポンジを手に取り、水で濡らし、洗剤を浸けてから食器洗いを始めた。
「ふ~ふ~~ん」
まずは、箸から。
ゴシゴシ………ジャー
「ふふふ~~ん」
次は、コップ。
ゴシゴシ………ジャー
「ふっふ~~ん」
次は、おっ皿!
ゴシゴシ……ジャー
「ふふふふふふ~~」
つっぎは、フライパン!
ゴシゴシ……ジャー
「ふっ、ふっ、ふっ~」
洗うっのが~終わったら~今度は~~吹きましょうー!
カチャカチャ……コシコシ……キュキュ
よし!後はこれの繰返し。
カチャカチャ……コシコシ……キュキュ……カチャカチャ……コシコシ……キュキュ……
「ふんふんふん~~」
最後は棚に戻すだけ~~
カチャ……コト……カチャカチャ……
「ふぅー」
御華は片腕で額を拭いながら、洗い物が無くなった洗い場、使った物を片付け終わり、スッキリした台所を見て、やりきった者特有の清清しい表情をしていた。
「よし!終わり!」
最近、言ってる人のキャラ名を省いた方が良いのか、悩んでる作者です。
でも、面倒に感じたら省こうか考えるのを止めそうな気がする。
いや、確実にする。




