御華の試練
少しだけエロいです。
「ふぁ~、私いつの間に部屋に帰っていたんだろう?」
私が目を覚まし、目を擦りながら周りを見回すとそこは、私の部屋だった。
だけど、帰ってきた覚えがなく、何があったのかを思い出そうとしたらすぐ、出てきた。
「あっ!姉さんの撫で撫での気持ち良さに負けて眠ってしまったんだ」
私は、その事を思い出したと同時に、家事の事を思い出して慌ててリビングに向かった。
「今何時なんだろう!昼御飯前には終わらせられるかな?」
不安に思いつつも、早歩きでリビングに向かった。
リビングに着き、ドアを開けてみると。
そこには姉さんが居て、テレビを見ていた。
「あら、起きたのね?」
ドアを開ける音に気が付いたのか姉さんは、私の方を向いて聞いてきた。
「う、ん。姉さん珍しいね、リビングにこの時間帯いるなんて」
姉さんがリビングに居るなんて思っていなかった私は、義故知ない言葉になってしまった。
「えぇ、そうね。それは、さっきまで家事をやっていたからだわ」
「えっ」
姉さんが家事をやっていたの。
それも、さっきまで。
「何よ、私が家事をやることがそんなに意外?」
あっ!不味い、姉さんの機嫌が悪くなってる。
早く何とかしないと。
「そうじゃないよ!ただ、珍しいな、っと思っただけだよ」
慌てて理由を言った。
姉さんはそれで納得したのか。
「ふーん、そうよね。私が家事をやること事態が少ないものね」
そう言って、不信そうな目をしながらその話は終わった。
「それより!家事ありがとう」
家事をやるのは私だったのに、姉さんが代わりにやってくれた事に対してお礼を言った。
「はぁー、お礼なんて大丈夫よ。いつも家事をしてくれてるんだから」
姉さんは呆れながらそう言った。
でも、姉さんは執筆をする時間が減ってしまったんだから、お礼をしないと。
「でも、執筆の時間が減ったでしょ?」
そう聞くと、
「え、えぇ、そうだけど。気にしなくて大丈夫よ?」
姉さんは小首を傾げながらそう言った。
やっぱり!減ってしまったんだ。
なら、お礼をしないと!
「だったら、お礼をしないと!」
私は、熱く姉さんに言った。
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姉は戸惑っていた。
目の前にいる弟の発言がよく分からなくて。
一応、何を言いたいかは分かる。
けど、先程御華に大丈夫、っと言った通り執筆は終わっていたのだから。
「そんなに熱く言わなくても本っ当に大丈夫だから、ね?」
戸惑いつつも言った。
その言葉を聞いた御華は、
「嘘言ってる。姉さん戸惑っているもん」
戸惑って要るのは御華の発言であって、嘘を着いてる訳ではないのだけど。
姉はそう思ったが、御華の表情を見て諦めた。
その表情は真剣であり、何かお礼をさせないと一歩も引かない、っと物語っていたからだ。
「はぁ、分かったわ。何かして欲しい事を考えるから待ってて」
その言葉を聞いた御華は、こくりと頷き、決まるまで動く気は無さそうだった。
諦めた姉は、何を要求しようか考え始めたが、すぐに思い付いた。
いや、思い出した、っと言った方がいいか。
その事を思い出した姉は、逆にチャンス、っと笑顔になって思った。
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姉さんのその表情を見た、私はつい、失敗してしまったかと思っていた。
私が若干、引き気味になっている事に気付かずに、姉さんは言った。
「すっかり忘れていた事なのだけど。御華、マッサージしてくれないかしら?」
失敗してしまったー!
私は心の中で叫んでいた。
くっ!忘れていたのなら、忘れていた欲しかった。
断りたい、でも!姉さんに宣言してしまった。
もう、やるしかないか。
覚悟を決めて私は、姉さんをマッサージをする事にした。
「わかった」
「ねぇ、何で覚悟を決めてるの?」
姉さんは私の表情を見て、不思議そうに聞いてきた。
「姉さんには分からないよ。それより、何処でマッサージをやる?」
姉さんには分からない、男性にしか分からない事だよ。
「ねぇ、バカにしてるの?言われないと分からないわよ」
「はぁ、前に言ったことあるんだけど?」
「?言われたことあったかしら?」
覚えてないんだね。
仕方ない、その時はちゃんと言ったのに理解されなかったんだから。
「ともかく、理解出来なくて仕方ないよ」
私は、首を振りながら言った。
「何で貴女は達観してるのよ」
ふっ、あれを体験したからだよ。
そう思ったが、言わずに話を続けた。
「それよりも、マッサージをする時間が減って行くよ?」
時間を確認すると、昼御飯を作る時間も含めて、一時間しかなかった。
それを姉さんに伝えると。
「表情が苛つくけど、今はマッサージの方が大事ね。私の部屋でマッサージしてくれないかしら?」
「わかった」
姉さんは、私の返事を聞くと、部屋に向かって行った。
私は、覚悟をもう一度決めてから、その後を着いていった。
姉さんの部屋に久しぶりに入った筈なのに、そんな気がせず。
不思議に思いつつ、見回していたら、ベットの方から音が聞こえてきた。
パンパン
「御華、ここでやってくれるかしら?」
姉さんが指定したのはベットだった。
それを見て、さらに辛いマッサージになるだろう、っと思ってしまう。
だが、やるしかない。
「わかった」
私が、ベットに着いた事を確認した姉さんは、横になり、背を向けた。
「じゃあ、お願いね?」
「わかった。ふぅー」
わかったしか言ってないが、それしか言えない程、追い詰められていることを実感していた。
私は、思う。
ここらは試練だ!
たとえ今後、どんな敵に出会おうとも、これからすることに匹敵する存在は居ないだろうと。
「始めるよ、姉さん」
「えぇ、大丈夫よ」
姉さんの返事は軽かった。
だが、少しだけ肩の荷が降りた気がする。
そう思いつつ、姉さんにマッサージする。
マッサージを始めてすぐ。
「んっ!」
「あっ!そ、そこ、は、だめぇ」
「も、もう少し、上、そ、そこ、んっ!」
「はぁ、はぁ、上手、ね」
引っ切り無しに艶っぽい声が聞こえる。
ただ、マッサージをしてるだけなのに。
ただ、マッサージが気持ちいい、っと思ってるだけの姉さんには分からない。
たとえ、実の姉であろうが、私は中学生なんだよ!
こんな艶っぽい声を出されたら辛いよぅ~




