349話 東京サミット国際合同軍事演習会っ!!! 52
アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月28日・午前11時35分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・万代湾・東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式・各国国家元首並びに政府閣僚幹部及び軍幹部と関係職員乗船客船・大型客船飛鳥京号・東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式抽選招待観覧客乗船の東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式開催海域・各船舶航行海域にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同観艦式は尚も続いて行く。
コヨミ皇国のコヨミ水軍艦隊が過ぎ去った後は、ラクロアナ王国海軍艦隊が現れ、旗艦であるトロイ・ダライアス・ホースを中心とした、13隻もの艦隊が、万代湾沖を突き進んで行く。
その他の観艦式に参加して居るサミット参加国の名立たる魔導艦が多くの人々の目に留まって行く。
それは以下の通りと成って居る。
ラクロアナ王国
トロイ・ダライアス・ホース
全長が250メートルある魔導空挺戦艦で、ラクロアナ王国の国王専用艦艇にして、総旗艦。
艦首に3連式魔導主砲門が2基、後部甲板に一基。副砲14門、魔導機関砲40門が配備されている。
反帝国同盟諸国には大体似たような形の同系艦艇が建造され、建造費を抑えた上での配備されている。
サラダミス級型・魔導空挺巡洋艦
全長が150メートルクラスの魔導空挺巡洋艦で、反帝国同盟諸国でも技術共用して量産されて居る艦艇の一つ。
艦首に2連式魔道主砲門が2基、後部甲板に一基。副砲12門、魔導機関砲20門が配備されている。
後に地球系諸国の技術供与を受けて改造された艦艇は以下の通り。
サラダミス級型・魔導空挺巡洋艦改
地球系諸国の技術供与を受けて改造されたサラダミス級型・魔導空挺巡洋艦のことで、モンブウラン級型・魔導空挺巡洋艦改とは兄弟艦として知られる反帝国同盟諸国の共通生産艦艇のこと。
動力の七割近くをディーゼル機関やガスタービンエンジンへの改造が施され、一部は魔導エンジン機関が補助動力機関で動かされて居る。
武装の一部は、魔導式を採用して居るが、対艦ミサイルや迎撃ミサイル、アスロックシステムを利用した魚雷発射装置を採用し、主砲も前部主砲2基を科学弾薬方式に切り替え、後部甲板の魔導式光線型主砲を20パーセント強化した物を採用している。
また、魔導機関砲20門と副砲6門を科学弾薬式し、残りを従来通りの魔導式を採用して、動作装置を科学式にして自動化を図って居る。
アルガス公国
ラーディッシュラリーア
全長が250メートルある魔導空挺戦艦で、アルガス公国の公王専用艦艇にして、総旗艦。
艦首に3連式魔道主砲門が2基、後部甲板に一基。副砲14門、魔導機関砲40門が配備されている。
反帝国同盟諸国には大体似たような形の同系艦艇が建造され、建造費を抑えた上での配備されている。
モンブウラン級型・魔導空挺巡洋艦
全長が150メートルクラスの魔導空挺巡洋艦で、反帝国同盟諸国でも技術共用して量産されて居る艦艇の一つ。
艦首に2連式魔道主砲門が2基、後部甲板に一基。副砲12門、魔導機関砲20門が配備されている。
後に地球系諸国の技術供与を受けて改造された艦艇は以下の通り。
モンブウラン級型・魔導空挺巡洋艦改
地球系諸国の技術供与を受けて改造されたモンブウラン級型・魔導空挺巡洋艦ことで、サラダミス級型・魔導空挺巡洋艦改とは兄弟艦として知られる反帝国同盟諸国の共通生産艦艇のこと。
動力の七割近くをディーゼル機関やガスタービンエンジンへの改造が施され、一部は魔導エンジン機関が補助動力機関で動かされて居る。
武装の一部は、魔導式を採用して居るが、対艦ミサイルや迎撃ミサイル、アスロックシステムを利用した魚雷発射装置を採用し、主砲も前部主砲2基を科学弾薬方式に切り替え、後部甲板の魔導式光線型主砲を20パーセント強化した物を採用している。
また、魔導機関砲20門と副砲6門を科学弾薬式し、残りを従来通りの魔導式を採用して、動作装置を科学式にして自動化を図って居る。
オローシャ帝国
陸上魔導戦艦のシルバー・ウルフ
オローシャ帝国皇帝専用のお召し艦である陸上魔導戦艦のこと。
陸上魔導戦艦のシルバー・ウルフに関する情報は以下の通りと成って居る。
ランド・ベース・シップ級陸上戦艦型のオローシャ帝国皇帝専用のお召し艦であり、オローシャ帝国近衛艦隊旗艦にして、前艦隊の総旗艦とされて居る陸上魔導戦艦のこと。
その姿は豪華絢爛にして、重厚感の在る佇まいは、正に陸上の移動要塞とでも言うべき、勇壮なる姿を見せ付けて居ると言う。
古代戦争時代に作られた陸上巨大戦艦を基にし、浮遊魔導機関と浮遊ホバークラフト走行を採用した陸上魔導戦艦。
2連装砲式型・45口径36センチ魔導徹甲弾を4基8門・前部に2門・後部に2門。
50口径14センチ砲を16門。
手動式魔導機銃砲20(略式魔法陣式魔導矢弾丸)
略式魔法陣式魔導矢弾丸とは、錬金魔法と魔導省略詠唱術を組み合わせた魔道矢の弾丸の事で、アースティア世界の殆んどの次世代型戦闘艦で採用されて居る弾丸である。
しかしながら、魔導戦艦自体が、建造に時間が掛かる事と、建艦が高コストと言う理由から、重要拠点と外征艦隊にしか割り当てられて居ない現状で在るが故に、最前線基地や補給拠点と言った基地を拠点とする地方隊では、未だに木造帆船や旧式の魔導帆船等が、現役のまま活用されて居るのが現状であった。
スノー・ウルフ級型・魔導空挺巡洋艦
全長が150メートルクラスの魔導空挺巡洋艦で、反帝国同盟諸国でも技術共用して量産されて居る艦艇の一つ。
艦首に2連式魔道主砲門が2基、後部甲板に一基。副砲12門、魔導機関砲20門が配備されている。
ドラグリア白龍大帝国
サンシャインドラグリウス
ドラグリア白龍大帝国の白龍大帝専用の魔導空挺戦艦にしてドラグリア白龍大帝国軍・魔導艦隊の総旗艦である。
全長が250メートルある白銀塗装で彩られて居るドラゴンに似せた作りの艦艇で、ドラゴン頭部に似せた作りの艦首部分からは、ドラグバスターと同等の威力を誇るマギウスバスター砲が装備されている。
その他に艦首に3連式魔道主砲門が2基、後部甲板に一基。副砲14門、魔道機関砲40門が配備されている。
ブリザード・ドラグリウス級型・魔導空挺巡洋艦
全長が150メートルクラスの魔導空挺巡洋艦で、反帝国同盟諸国でも技術共用して量産されて居る艦艇の一つ。
艦首に2連式魔道主砲門が2基、後部甲板に一基。副砲12門、魔導機関砲20門が配備されている。
アルビオン王国
アルビオン王国軍艦隊・総旗艦・ペン・ビッグドラゴン
アルビオン王国の魔導空挺戦艦にして、アルビオン王国・魔導艦隊の総旗艦である。
全長が250メートルある真っ白な塗装で彩られて居る彼の超時空要塞ような姿形に似たような魔導艦艇で、艦首部分が二股に割れた状態と成る部位から、ドラグバスターと同等の威力を誇るマギウスバスター砲が装備されて居る大要塞戦艦として知られて居るが、最大の特徴は強行型と言う戦車の様な姿形へと変更する強行型への大変形が出来る機能を持って居り、強行型はホバークラフト走行式で移動する事が出来ると言う。
アルビオン王国軍艦隊・総旗艦・ペン・ビッグドラゴンを保有するのに至ったのには、異世界から転移して来た物を魔導式に改修したらしいとの事である。
その他に艦首上後部に、3連式魔道主砲門が2基、後部甲板に一基。両全左右部に副砲2門つづの合計4門。その他に副砲14門、魔道機関砲40門が配備されて居る。
アルビオン王国の軍艦の種別割合に付いては以下の通りと成って居る。
陸運35%が陸上魔導戦艦。
55%が空挺魔導戦艦。
10%が海上魔導戦艦で占められて居る。
ウェールグルズ級型・魔導空挺巡洋艦
全長が150メートルクラスの魔導空挺巡洋艦で、反帝国同盟諸国でも技術共用して量産されて居る艦艇の一つ。
艦首に2連式魔道主砲門が2基、後部甲板に一基。副砲12門、魔導機関砲20門が配備されている。
デモニュクス帝国・魔族連合国
魔導力戦艦・ザタニキア
ヘレナ・ザタニキア・パンデモニウム専用の魔導力戦艦で、水陸両用タイプだが、主に使われる地形は水上と成って居るが、必要に応じて陸上でもホバー航行が可能と成って居る。
その見た目は、地球世界にもあった巨大な大砲を6門に加えて、巨大戦艦の姿に、船底が平べったい平らな造りで、魔力式ホバー推進航行を採用して居る。
ヘレナ・ザタニキア・パンデモニウム専用の魔導力戦艦で、水陸両用タイプだが、主に使われる地形は水上と成って居るが、必要に応じて陸上でもホバー航行が可能と成って居る。
その見た目は、地球世界にもあった巨大な大砲を6門に加えて、巨大戦艦の姿に、船底が平べったい平らな造りで、魔力式ホバー推進航行を採用して居る。
デーモン級型・魔導空挺巡洋艦
全長が150メートルクラスの魔導空挺巡洋艦で、反帝国同盟諸国でも技術共用して量産されて居る艦艇の一つで、デモニュクス帝国・魔族連合国は国防を目的した形で輸入する事で運用して居る。
艦首に2連式魔道主砲門が2基、後部甲板に一基。副砲12門、魔導機関砲20門が配備されている。
以上と成って居るが、その他の詳細については割愛させて頂く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月28日・午後14時15分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・万代湾・東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式・各国国家元首並びに政府閣僚幹部及び軍幹部と関係職員乗船客船・大型客船飛鳥京号・東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式抽選招待観覧客乗船の東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式開催海域・各船舶航行海域にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同観艦式は尚も続いて行き、いよいよ本日の大トリ役である日本国海上自衛隊・護衛艦隊による観艦式が始まろうとして居た。
その海上自衛隊・護衛艦隊は、第一次龍雲海沖海戦で武力衝突をしたローラーナ帝国と再衝突に備えて、東シナ海近海で警戒監視の為に派遣された艦隊である日本国海上自衛隊・護衛隊群連合艦隊「南雲護衛隊群」を中心とした艦隊を編成し、万代湾へと派遣されて居た。
そんな2030年世界に在る海上自衛隊・護衛艦隊の概要の以下の計画を基にして編成され、運用が為されて居る。
新日本国家安全保障問題・国防改編計画法 防衛省・2016計画
安全保障問題に関する法案を改訂すべく奮闘して居た安倍川慎三総理大臣が西暦2016年に掲げた法案のこと。
所謂、自衛隊法改正である日本国憲法 ・第9条の改正と自衛隊の強化法を掲げた政策の事である。
当時の地球世界情勢から、新興国たる隣国の軍事力的な台頭と海洋進出に加えて、ロシアの国境紛争への対処やPKO派遣隊に関する規定。
そして、反撃戦力と行使に関する規定の改正と自衛隊装備のアップデートや新装備の導入政策を骨子とした骨太方針であった。
安全保障問題に関する法案を改訂すべく奮闘して居た安倍川慎三総理大臣が、当時の防衛省大臣や幕僚幹部らと供に、以下の計画が立案されて居る。
各地に攻め込んで来たり、災害対策として建艦する事に成った揚陸艦と輸送艦の拡充と旧輸送艦隊との交代退役。
防衛省は、新型輸送艦と揚陸艦の導入に伴い、あつみ型とみうら型両輸送艦を西暦2030年までに退役をさせ、おおすみ型輸送艦を中心とした輸送艦隊を結成させ、旧式は退役まで練習艦としての運用を最後とするして居た。
東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同観艦式に参加する護衛艦は以下の通りで、しらね型護衛艦しらねを先頭としながら海上自衛隊・護衛艦の観艦式が始まって行く。
「これより日本国・海上自衛隊・護衛艦隊による観艦式と成りますっ!!」
「先頭艦隊の護衛艦艇は、しらね型護衛艦・『しらね』と『くらま』です。」
「しらね型とはるな型は、護衛艦隊群の中核を担う艦隊でしたが、近年では有事の際は艦隊先陣を担い手として、平時では練習艦として活用して居ります。」
「またアースティア世界西方遠征に措いては、目覚ましい活躍を上げた艦艇でもあります。」
しらね型護衛艦 しらね・くらま
基準排水量5,200トン
満載排水量6,800トン
全長159m
最大幅17.5m
深さ11.0m
吃水5.3m(くらま5.5m)
主缶石川島播磨FWD2 2胴型水管缶 (60kgf/cm2, 480℃)×2缶
主機石川島播磨2胴衝動型蒸気タービン (35,000hp)×2基
推進器スクリュープロペラ×2軸
出力70,000hp
電力3,000kW
電源
蒸気タービン主発電機 (1,200kW)×2基
ディーゼル主発電機 (300kW)×2基
最大速力32ノット(くらま31ノット)
航続距離6,000海里 (20kt巡航時)
乗員350名(くらま360名)
兵装
73式54口径5インチ単装速射砲×2基
高性能20mm機関砲(CIWS)×2基
Mk.29 GMLS-3基
アスロックSUM8連装発射機×1基
324mm3連装短魚雷発射管×2基
搭載機HSS-2A/B SH-60J/K 哨戒ヘリコプター×3機
「続きまして見えますのは、はるな型護衛艦・『はるな』と『ひえい』です。」
はるな型護衛艦 はるな・ひえい
基準排水量5,050トン
満載排水量6,950トン
全長153m
最大幅17.5m
深さ11.0m
吃水5.2m
ボイラー石川島播磨FWD2胴水管型缶×2基
主機石川島播磨2胴衝動型蒸気タービン × 2基
出力70,000PS
推進器スクリュープロペラ × 2軸
最大速力31ノット以上
乗員370名
兵装73式54口径5インチ単装速射砲 × 2門
74式アスロック8連装発射機 × 1基
高性能20mm機関砲(CIWS)× 2基(FRAM時装備)
GMLS-3型A シースパロー短SAM 8連装発射機 × 1基(FRAM時装備)
68式3連装短魚雷発射管 × 2基
搭載機HSS-2B/SH-60J × 3機
はたかぜ型護衛艦 はたかぜ・しまかぜ
準排水量4,600トン
満載排水量5,900トン
全長150 m
最大幅16.4 m
深さ9.8 m
吃水4.8 m
機関方式COGAG方式
主機
TM3Bガスタービンエンジン(22,500 shp)×2基
SM1Aガスタービンエンジン(13,500 shp)×2基
推進器可変ピッチ・プロペラ×2軸
出力70,000 shp
最大速力30ノット
航続距離6,000海里 (20ノット巡航時)
乗員260人
兵装
73式54口径5インチ単装速射砲×2基
高性能20mm機関砲 (CIWS)×2基
Mk.13 mod.4 単装ミサイル発射機×1基
SM-1MR SAM
ハープーン SSM4連装発射筒×2基
アスロック SUM8連装発射機×1基
324mm3連装短魚雷発射管×2基
搭載機ヘリコプター甲板のみ
「ほほう、二ホン海軍の軍艦の主砲と言うのは、その連射速度と命中精度が高いという理由から、一門だけの設置が為されて居る筈がだが?」
「手元に在る紹介冊子によれば、30年前の設計思想ようですな。」と、最低限の情報公開が書かれて居るパンフレットを手にした、とある国家の海軍将校が、近くに座る将校の疑問に答えた。
「ミサイルとか言う長距離鉄槍弾の射程と威力が高いせいで、我らの戦い方が違い過ぎるので、主砲の活用方法が今一つ分かり難い。」
「主砲連射制とミサイル発射機の長距離射程に加えて、命中精度の性能向上が、今日の地球世界諸国の軍艦のコンパクト化が進んだ事が、主砲を削減すると言う最大の理由なのでは?」と様々な観点から、海自護衛艦と地球世界転移国家諸国の軍艦のコンパクト化の要因ではないのか?と言う考察をするアースティア世界諸国の海軍将校たち。
しらね型護衛艦からはたかぜ型護衛艦までは、主に巡洋艦に当たる艦艇で、見た目と能力が優れていると言う観点から、先ずは見た目のインパクを見せつける事で、地味な地球系転移国家諸国の軍艦の典型的な艦船の一つでもある護衛艦を目立たせようと言う狙いが有った事から、この順番に成って居た。
更に観艦式は次なる海自艦艇の紹介を進めて行く。
次は艦艇の攻守を担う主力艦艇である駆逐艦級に準ずる護衛艦隊の登場である。
「続きまして見えますのは、たかなみ型護衛艦・『たかなみ』・『おおなみ』・『まきなみ』・『ささざなみ』・『すずなみ』です。」
「たかなみ型護衛艦以下の艦艇は、駆逐級艦艇と成って居り、護衛隊群の艦隊編成主力艦艇で、艦隊陣形を成す艦艇として海上任務を遂行して居ります。」
たかなみ型護衛艦・たかなみ・おおなみ・まきなみ・ささざなみ・すずなみ
基準排水量4,650トン
満載排水量6,300トン
全長151 m
最大幅17.4 m
深さ10.9 m
吃水5.3 m
機関方式COGAG方式
主機
LM2500ガスタービンエンジン(16,500ps)×2基
SM1Cガスタービンエンジン(13,500ps)×2基
推進器可変ピッチ・プロペラ×2軸
出力60,000ps
電源
川崎M1A-25ガスタービン主発電機(1,500 kW)×3基
ディーゼル停泊発電機(600 kW) ×1基
最大速力30ノット
乗員175名
兵装
54口径127mm速射砲×1基
高性能20mm機関砲(CIWS)×2基
Mk.41 mod.9 VLS(32セル)×1基
シースパロー短SAM
VLA SUM
90式/ハープーンSSM 4連装発射筒×2基
324mm3連装短魚雷発射管×2基
搭載機SH-60J/K哨戒ヘリコプター×1(2)機
たかなみ型護衛艦は、怪獣映画・ガジラシリーズにも多く登場する護衛艦として知られており、ガジラシリーズの第29作目であり、国内では『ガジラ FINAL WARS』(2004年)以来約12年ぶりの日本製作のガジラ映画たる。
シン・ガジラでは「たかなみ」と「おおなみ」が登場し、相模湾などの太平洋上でガジラの捜索を行うシーンが、現役海自隊員と防衛省の協力で撮影されて居るのは記憶に新しい。
怪獣映画・ガジラとは?
ガジラは、西宝映画社が、1954年に公開した特撮怪獣映画の事で、地球世界でも多くの人々の人気を得て居る怪獣映画。
アメリカ映画のエンペラーコングと言う巨大なゴリラ怪獣映画とコラボレーション映画は、更なる話題を呼び、ガジラファンを更に増やした人気作と成って居ると共に、防衛省が津谷プロダクションの空想科学特撮シリーズドラマであるアストロマンシリーズと並んで、ノリノリで協力して居る特撮映画の一つである。
「続きまして見えますのは、むらさめ型護衛艦・『はるさめ』・『ゆうだち』・『きりさめ』・『いなづま』・『さみだれ』・『いかづち』・『あけぼの』・『ありあけ』です。」
むらさめ型護衛艦・むらさめ
はるさめ・ゆうだち・きりさめ・いなづま・さみだれ・いかづち・あけぼの・ありあけ
基準排水量4,550トン
満載排水量6,200トン
全長151 m
最大幅17.4 m
深さ10.9 m
吃水5.2 m
機関方式COGAG方式
主機
LM2500ガスタービンエンジン(16,500 PS)×2基
SM1Cガスタービンエンジン(13,500 PS)×2基
推進器可変ピッチ・プロペラ×2軸
出力60,000 PS
最大速力30ノット
乗員165名
兵装
62口径76ミリ単装速射砲×1基
高性能 20 mm 機関砲×2基
(CIWS Mk.15 mod.12)
Mk.48 mod.0→4(16セル)×1基
シースパロー/ ESSM短SAM
Mk.41 mod.9 VLS(16セル)×1基
VLA SUM
90式/ ハープーンSSM 4連装発射筒×2基
324 mm 3連装短魚雷発射管×2基
搭載機SH-60J/K哨戒ヘリコプター×1機
「続きまして見えますのは、あさぎり型護衛艦・『ゆうぎり』・『あまぎり』・『はまぎり』・『せとぎり』・『さわぎり』・『うみぎり』です。」
あさぎり型護衛艦 あさぎり
ゆうぎり・あまぎり・はまぎり・せとぎり・さわぎり・うみぎり
基準排水量3,500トン
満載排水量4,900トン
全長137 m
最大幅14.6 m
深さ8.8 m
吃水4.4 m(5番艦以降4.5m)
機関方式COGAG方式
主機SM1Aガスタービンエンジン(13,500ps)×4基
推進器可変ピッチ・プロペラ×2軸
出力54,000ps
電源
M1A-02ガスタービン主発電機(1,000 kW)×2基
ディーゼル主発電機(600 kW)×2基
最大速力30ノット
航続距離6,000海里(20ノット巡航時)[1]
乗員220名
兵装
62口径76mm単装速射砲×1基
高性能20mm機関砲×2基
(CIWS Mk.15 mod.2)
シースパロー短SAM 8連装発射機×1基
ハープーンSSM 4連装発射筒×2基
アスロックSUM 8連装発射機×1基
324mm3連装短魚雷発射管×2基
搭載機HSS-2B/SH-60J/SH-60K哨戒ヘリコプター×1機
「続きまして見えますのは、たかなみ型護衛艦・『やまゆき』・『まつゆき』・『あさゆき』です。」
はつゆき型護衛艦 やまゆき・まつゆき・あさゆき
基準排水量2,950トン
(8番艦以降100トン増)
満載排水量4,000トン
(8番艦以降200トン増)
全長130 m
最大幅13.6 m
深さ8.5 m
吃水4.2 m(8番艦以降4.4 m)
機関方式COGOG方式
主機
巡航用:RM1Cガスタービンエンジン(4,620ps)×2基
高速用:TM3Bガスタービンエンジン(22,500ps)×2基
推進器可変ピッチ・プロペラ×2軸
出力45,000ps
電源
M1A-02ガスタービン主発電機(1,000 kW)×1基
ディーゼル主発電機(600 kW)×2基
ディーゼル非常発電機(300 kW)×1基
最大速力30ノット
航続距離5,500海里 (20 kt巡航時)[1]
乗員195名 - 200名
兵装
62口径76mm単装速射砲×1基
高性能20mm機関砲×2基
(CIWS Mk.15 mod.2)
シースパロー短SAM 8連装発射機×1基
ハープーンSSM 4連装発射筒×2基
アスロックSUM 8連装発射機×1基
324mm3連装短魚雷発射管×2基
搭載機HSS-2B/SH-60J哨戒ヘリコプター×1機
「続きまして見えますのは、『あぶくま』・『じんつう』・『おおよど』・『せんだい』・『ちくま』・『とね』です。」
あぶくま型護衛艦・あぶくま
じんつう・おおよど・せんだい・ちくま・とね
基準排水量2,000トン
満載排水量2,900トン
全長109.0 m
最大幅13.4 m
深さ7.8 m
吃水3.8 m
機関方式CODOG方式
主機
三菱S12U-MTK ディーゼルエンジン×2基
SM1Aガスタービンエンジン×2基
推進器可変ピッチ・プロペラ×2軸
出力ディーゼル:9,300 hp
ガスタービン:27,000 hp
電源
M1A-02ガスタービン主発電機(1,000 kW)×2基
ディーゼル主発電機(600 kW)×2基
最大速力27ノット
航続距離5,624海里 (18ノット巡航時)
乗員120名
兵装
62口径76mm単装速射砲×1基
高性能20mm機関砲(CIWS)×1基
ハープーンSSM 4連装発射筒×2基
アスロックSUM 8連装発射機×1基
324mm3連装短魚雷発射管×2基
搭載機着艦・運用設備なし
「続きまして見えますのは、あきづき型護衛艦の『あきづき』・『てるづき』・『すずつき』・『ふゆづき』です。」
あきづき型護衛艦 あきづき・てるづき・すずつき・ふゆづき
要目
基準排水量5,050トン
(2番艦以降は+50トン)
満載排水量6,800トン
全長150.5 m
最大幅18.3 m
深さ10.9 m
吃水5.4 m
機関方式COGAG方式
主機SM1Cガスタービンエンジン(16,000ps)×4基
推進器可変ピッチ・プロペラ×2軸
出力64,000ps
電源川崎M1A-35ガスタービン発電機×3基
最大速力30ノット
乗員約200名
兵装
62口径5インチ単装砲×1基
高性能20mm機関砲(CIWS)×2基
Mk.41 mod.29 VLS(32セル)×1基
ESSM短SAM
VLA SUM(1番艦)
07式 SUM(2番艦以降)
90式SSM 4連装発射筒×2基
324mm3連装短魚雷発射管×2基
搭載機SH-60K哨戒ヘリコプター×1機
「続きまして見えますのは、あさひ型護衛艦の『あさひ』・『しらぬい』です。」
あさひ型護衛艦 あさひ・しらぬい
基準排水量5,100トン
満載排水量6,800トン
全長151 m
最大幅18.3 m
深さ10.9 m
吃水5.4 m
機関方式COGLAG方式
主機
LM2500IECガスタービンエンジン×2基
電動機×2基
推進器可変ピッチ・プロペラ×2軸
出力軸出力: 62,500 ps
電源
IM400ガスタービン発電機×2基 (各2.8 MW)
S12Uディーゼル発電機×1基 (各1.8 MW)
最大速力30ノット
乗員約230名
兵装
62口径5インチ単装砲×1基
高性能20mm機関砲(CIWS)×2基
Mk.41 mod.9 VLS(32セル)×1基
ESSM短SAM
07式SUM
90式SSM 4連装発射筒×2基
324mm3連装短魚雷発射管×2基
搭載機SH-60K哨戒ヘリコプター×1機
「これら全てが駆逐級だと?」
「全て巡洋艦のようではないかっ!?」
「魔導式型と比べると、異世界科学動力艦艇はバケモノかっ!!」
「退役寸前の物も、混じって居るとは言え、手を加えるだでも、まだまだ現役で使える代物だ。」
「出来れば、何れかの型落ち艦艇をライセンス生産させて貰いたい物だ。」
「ミサイル駆逐級などは、丸でハリヤマドラゴンのようであるなっ!!」と言う考察をするアースティア世界諸国の海軍将校たち。
四方に睨みほ利かせつつ、攻守を担う護衛艦は、地球式に言えば、正にハリネズミと言っても過言では無いだろう。
ハリヤマドラゴンと言うのは、ヤマアラシような姿格好をした亜竜種のドラゴンの事で、防御力に優れた全長45メートル級の大きさを誇って居る為か、アースティア世界のことわざには、近寄りがたいと言う意味のことわざに用いられる事でも知られて居る。
「続きまして見えますのは、輸送艦隊です。陸上自衛隊の輸送艦隊も併せてご紹介させて頂きます。」
第一輸送艦隊
おおすみ型輸送艦・おおすみ、しもきた、くにさき 母港・舞鶴港『呉からの異動』
ぼうそう型輸送艦・ぼうそう、ちた、さた・大湊港『北海道方面との連携を考慮』
第二輸送艦隊 練習艦隊 呉港
旧式輸送艦であるあつみ型輸送艦あつみ、もとぶ、ねむろ。
みうら型輸送艦みうら、おじか、さつまの計6隻
江田島学校で練習艦として運用をして居る。
陸上自衛隊輸送艦隊
にほんばれ型輸送艦
1番艦・にほんばれ
2番艦・あまつそら
3番艦・あおぞら
ようこう型輸送艦
第三輸送艦隊 母港・佐世保港
つがる型揚陸護衛艦のつがる、おしま、おが、おもえ 『有事の際に南西諸島への先行派遣を考慮しての配置』
最近に成ってようやく配備が始まった、陸上自衛隊の輸送艦隊のにほんばれ型輸送艦とようこう型輸送艦は、旧陸軍のあきつ丸の先例も有った史実も踏まえた計画で、陸自も自前輸送を試験的に導入してみようと言う試みと旧式輸送艦であるあつみ型輸送艦あつみ・もとぶ・ねむろとみうら型輸送艦みうら・おじか・さつまが何れは退役される予定を見越して、陸上自衛隊の専門輸送艦隊の整備も必要ではと言う観点から、新型輸送艦として建造されたと言う経緯があっての設立である。
この世界線での日本国に措いて、有事の際の離島防衛や、占拠を許してしまった場合の奪還には、水陸機動団の迅速な展開が必要となる。
しかし、海上自衛隊が2010年時点で保有する輸送艦は、旧式を含めた9隻のみであり、防衛省幹部によると「何れは退役してしまう輸送艦を騙し騙し修繕して使い続けて行ったとしても、部隊の輸送に加え補給物資などを運ぶことを考えると数が足りない」としていた。
また、この世界線での海上自衛官は、自衛官全体からみて3割強に過ぎず、人手不足が原因で特定秘密の不適切取り扱い問題も発生して居た。
其処で防衛省と海上自衛隊は、海上支援艦隊拡充計画・2019計画を9年かけて提案書を作成し、今日に至って居た。
それに陸自も後付けで乗っかって居ると言う訳である。
海上支援艦隊拡充計画・2019計画
有事・災害・人災に措ける対策として、以下の艦艇の拡充が計画されて居る。
因みに、この人災とは第二次大戦の戦時中の事で、機雷や地雷や不発弾を意味して居るが、海外への派遣も想定しても居り、近年設置された機雷への対応も考慮して居る。
また、掃海母艦は輸送艦としても運用が出来るので、補助艦艇としての拡充が目的として居る。
追加で陸上自衛隊の輸送艦隊のにほんばれ型輸送艦とようこう型輸送艦の建艦計画が進められるが、転移災害により実戦配備が前倒しされて居る。
他にも以下の艦艇が建艦と配備が為されて居る。
補給艦まみや・いらこ・あかし
修理ドッグ艦いとじま・わかまつ
「災害対策も含めた輸送艦建艦計画か?面白く実に合理的な計画書を作るなぁ~」
「平和な時代で、新たな軍艦の建艦と配備は難しい。何しろ、軍艦が一番の金食い虫だしな。」
「如何にも、アースティア世界に措いても、先進国内で陸軍・海軍・空軍と分かれて居る国々は多いが、海軍に所属する艦艇は金食い虫と揶揄される。」
「陸上艦も有るが、帝国同盟諸国を敵に回す、我らにして見れば、専ら遠征すると言うよりも、防衛用の移動要塞に過ぎない。」
「地球諸国から見れば、大きな戦車と言った所だろう。」と考察するアースティア世界諸国の海軍将校たち。
地球にも陸上魔導戦艦に似た思想と技術力から造られた、旧ドイツ軍がマウスとか言うドブネズミ戦車を造った事実を知れば、腰を抜かすだろう。




