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異世界の国々が驚いた異界国家日本は本当にすごーいデス~ネ。  作者: 伊達教宗
第27章 勇壮なる大行進と交流演習っ!!東京サミット国際合同軍事演習会っ!! 3
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347話 東京サミット国際合同軍事演習会っ!!! 50

アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月28日・午前10時45分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・万代湾・東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式・各国国家元首並びに政府閣僚幹部及び軍幹部と関係職員乗船客船・大型客船飛鳥京号・東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式抽選招待観覧客乗船の東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式開催海域・各船舶航行海域にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同観艦式へと参加を表明しやって来た、コヨミ水軍艦隊の筆頭であるコヨミ水軍東部方面軍・万代藩水軍を先頭にして現れやって来た。






「おおーーっ!!すげええぇぇぇーーーっ!」


「流石は、コヨミ水軍艦隊だっ!!」


「我がコヨミ皇国もローラーナ帝国の侵略戦争に負けまいとっ!!国内各地の水軍艦隊が観艦式へと参加をして居るのだなっ!!」




「「「「「コヨミ皇国っ!!ばんざーいっ!!」」」」」


「「「「「暦力仁国皇陛下っ!!ばんざーいっ!!」」」」」


「「「「「コヨミ皇国っ!!ばんざーいっ!!」」」」」


「「「「「暦力仁国皇陛下っ!!ばんざーいっ!!」」」」」




「「「「「コヨミ皇国っ!!ばんざーいっ!!」」」」」


「「「「「暦力仁国皇陛下っ!!ばんざーいっ!!」」」」」


「「「「「コヨミ皇国っ!!ばんざーいっ!!」」」」」


「「「「「暦力仁国皇陛下っ!!ばんざーいっ!!」」」」」



「「「「「コヨミ皇国っ!!ばんざーいっ!!」」」」」


「「「「「暦力仁国皇陛下っ!!ばんざーいっ!!」」」」」




 コヨミ皇国水軍艦隊堂々とした勇姿を見た事で、それを見た観艦式招待客であるコヨミ皇国民の人々からは、万歳三唱と拍手喝采を浴びて居た。



コヨミ水軍東部方面軍・万代藩水軍は、大型安宅帆船艦を30隻を編成し、この日の為に普段は使って居ない水竜を掻き集めて、魔導船舶やディーゼルエンジン船舶などの速度に対応できるように先頭艦艇の牽引させて居た。



「「コヨミ水軍東部方面軍・万代藩水軍っ!!総員っ!!東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同観艦式の観閲官及び各国首脳閣僚幹部へ敬礼っ!!」」


 同艦隊の指揮を執って居る高雄瑞樹と愛宕千棘の二人は、西方諸国への武官研修で得た学は、大いに役に立って居るらしく、日本国との国交樹立が成った後は、武官交流研修の一環として、海上自衛隊の横須賀基地教育隊や呉基地教育隊での武官研修を希望して居た。


 まぁ彼女たちコヨミ皇国の水軍将校たちからすれば、新しい技術を学ぶ為の技術補習である。


 コヨミ水軍東部方面軍・万代藩水軍の乗組員の将兵達らは、大型客船飛鳥京号の展望デッキに居る東京サミット参加国の国家元首を中心とした政府閣僚幹部及び軍幹部。


 その他の東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同観艦式を見にやって来た招待客らにキリッとした顔付きで敬礼をして居た。



ローラーナ帝国暦600年・アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月26日・午前9時32分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・ローラーナ帝国領・第三方面地域統治領・シャッポロ属州領・旧シャッポロ王国の王都・オタル市・ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍司令本部拠点城塞・ローラーナ帝国領・シャッポロ属州領総督府・オタル城・ローラーナ帝国領・シャッポロ属州領総督執務室にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 然るローラーナ帝国暦600年・アースティア暦 1000年・西暦2030年・7月10日のことである。


 ローラーナ帝国がユーラシナ大陸及びユーラシナ大陸東側地方を侵攻制圧する事を使命として居る方面軍たるローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍。


 その本拠地である旧シャッポロ王国の王都・オタル市内にあるローラーナ帝国領・シャッポロ属州領総督府・オタル城・・・・・その一室たるローラーナ帝国領・シャッポロ属州領総督執務室では、昨今のユーラシナ大陸及びユーラシナ大陸東側地方の情勢下の激変に付いて、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍総司令官である第五皇子・ゾイザル・セイダル・ローラーナを中心とした関係幹部らが集まり会議を開かれようとし居た。


 その会議は、ローラーナ帝国軍内部に措いて、二ホン国及び地球海洋諸国連合同盟と反帝国同盟諸国との間で巻き起こった紛争結果と今後に付いての大会議が開かれた。


 即ち第一次龍雲海沖海戦・第二次龍雲海沖海戦・ブラキュリオス湖畔紛争・ジャンブロー要塞の嵐戦役の結果は第五皇子・ゾイザルに取って納得できない物であった。


 更にこれら結果や最新情報に付いて第五皇子・ゾイザルは、二ホン国及び地球海洋諸国連合同盟と反帝国同盟諸国の情勢に付いて、ローラーナ帝国海軍・第一外征艦隊の総司令官であるシドウ・ギワザンからの報告書は、フェイクと考えて居るらしく。



 それに踊らされてしまって居るローラーナ帝国内に関して、大いに不満に思って居た為、当てにならない味方よりも、信用に措ける部下や味方と供に何やら策略を巡らせ、ローラーナ帝国本国政府並びにローラーナ帝国本国軍とは異なる独自の行動を取ろうとして居た。


 それは丸で彼が17歳の時にやった大胆不敵な一大作戦であるドラグナー皇国を100万人以上の兵を送り込んで、たった5ヶ月で首都まで迫り降伏させてた時の様に、二ホン国及び地球海洋諸国連合同盟と反帝国同盟諸国をここぞと言う奇策と戦略で一気に制圧しようと目論んでおり、その作戦を遂行するのに当たって、何か知略を巡られて居る時であった。



 そんな中で、彼の元に二ホン国及び地球海洋諸国連合同盟と反帝国同盟諸国が集まって、トウキョウサミット成る国際会議で何やら企みを目論んで居るとの話が聞えて来た。


 その最新情報の一報が届いたのは、トウキョウサミットが始まってから10日後の事であった。


 その内容とは、コヨミ皇国の万代藩・万代市郊外にて、東京サミット国際合同軍事演習会と言う物が開催されるとの事だった。


 それを聞いて慌てたゾイザルは・・・・きっと、東京サミット国際合同軍事演習会と言う物が開催すると言うのは建前で、本当は二ホン国及び地球海洋諸国連合同盟と反帝国同盟諸国が大軍勢を掻き集めて、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と司令本部拠点城塞・ローラーナ帝国領・シャッポロ属州領総督府を攻めに来るのに相違ないと考えに至ったのであった。


 そうはさせまいとするゾイザルは、直ぐに作戦計画を練り始めた。


「トウキョウサミットなる国際会議は、シベリナ王国連合を中心とした反帝国同盟諸国が、国境紛争での係争海域を争う事に成った二ホン国及び地球海洋諸国連合同盟らが、我らローラーナ帝国の崇高なる武力世界制覇統一平定計画を阻もうと結託する為の国際会議であり、それを隠れ蓑にしたローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と司令本部拠点城塞・ローラーナ帝国領・シャッポロ属州領総督府を壊滅計画であると見たっ!!」


「そして、あわよくば連中の企みにより、ローラーナ帝国軍が傾き掛けている数年以内に本国と本国軍らを壊滅させて、アースティア世界制覇を為して、自分たちが好き勝手に出来る世界を創り出しっ!!それを牛耳ろうとする目論見とみたっ!!」



「皆はどう思うか?」



「正しくっ!!その通りっ!!」



「流石はゾイザル殿下でありますっ!!」



「連中の企みに気が付きっ!!それを打ち砕こうとする志しには、只々感服するばかりでありますっ!!」とおべっかを言ったり、称賛や世辞を言うゾイザルの側近たちらは、出世と報奨と勲章と地位と言う者を欲しがる俗物ばかり。


 そう言った者ばかりが集まって居ると、真実と言うのは・・・・ある大国大統領が言うように『フェイクニュースだっ!!』と言う事に成ってしまい、大失敗は他人のせいと言う帰結にして責任を取らないものだ。



 これを精神科医専門科は、『自己愛性パーソナリティ障害』と言う分類に成るらしい。



以下の症状が現れているとされて居る。


人より優れていると信じている

権力、成功、自己の魅力について空想を巡らす

業績や才能を誇張する

絶え間ない賛美と称賛を期待する

自分は特別であると信じており、その信念に従って行動する

人の感情や感覚を認識しそこなう

人が自分のアイデアや計画に従うことを期待する

人を利用する

劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる

嫉妬されていると思い込む

他人を嫉妬する

多くの人間関係においてトラブルが見られる

非現実的な目標を定める

容易に傷つき、拒否されたと感じる

脆く崩れやすい自尊心を抱えている

感傷的にならず、冷淡な人物であるように見える



 これらの症状に加え、自己愛性パーソナリティ障害の人物は傲慢さを示し、優越性を誇示し、権力を求め続ける傾向がある。


 彼らは称賛を強く求めるが、他方で他者に対する共感は欠けており、これらの性質は、強力な劣等感および決して愛されないという感覚に対する防衛によるものではないかという説がある。




自己愛性パーソナリティ障害の原因となる因子は以下の通り。


生来の過度に敏感な気質

現実に立脚しない、バランスを欠いた過度の称賛

良い行動には過度の称賛、悪い行動には過度の批判が幼少期に加えられた

親、家族、仲間からの過剰な甘やかし、過大評価

並外れて優れた容姿、あるいは能力に対する大人からの称賛

幼少期の激しい心理的虐待

予測がつかず信頼に足らない親の養育

親自身の自尊心を満足させるための手段として評価された




 まぁ、要するに幼い頃にまともな人生を歩まなかったか、我が儘な生活を容認されて来たと言った所だろう。


 近年では、とある著名な大統領がそれだとされて居るから、お分かり頂けれると思う。



 バカと天才は紙一重とはよく言ったもので、一番に面倒くさい性格は、自分が出来る天才英雄だけと思って居るポジティブなバカである。


 これは周りが止めろ又は上手くコントロールしたとしても、盛大に周囲を巻き込んで派手に大ポカをするのが相場である。


 権力者に育った人または、権力者に祀り上げられてトップに成っちゃった人がこれに当たる。



 ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍総司令官である第五皇子・ゾイザル・セイダル・ローラーナと言う人物も、こんなバカに育った一人であった。


 その周囲には、出世と報奨と勲章と地位と言う者を欲しがる俗物と神輿として担いで権力を利用する知恵者ばかりと成って居た。


 そんな連中に囲まれて居るから、目標達成に成功するとその勢いは凄まじい物に成るのが面倒くさい。



 ゾイザルは、二ホン国及び地球海洋諸国連合同盟と反帝国同盟諸国に対抗する為の演説を披露し、それを称賛する側近たちの褒め言葉に酔いしれて行く。


 それはドイツの総統閣下や近年2期政権を担う大統領閣下のような・・・・裸の王様の如き滑稽なコメディー劇場を見ているようだった。


 さぞかし、称賛されて居る時は気持ちイイ事だろう。



「其処で俺は考えたっ!!ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍は、コヨミ皇国に攻め入りっ!!シベリナ王国連合を中心とした反帝国同盟諸国並びに二ホン国及び地球海洋諸国連合同盟の中核軍を撃滅し、その勢いを以ってして、二ホンの首都であるトウキョウを占拠。」


「二ホン国をローラーナ帝国の新たな租界地とし、其処に有る技術知識と技術物を基に、アースティア東方世界である太平洋地域全域を支配するのだっ!!」



「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」」」」」


「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」」」」」


「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」」」」」


「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」」」」」


「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!」」」」」



 ゾイザルの側近たちらは、ゾイザルの演説のような作戦計画を聞き終えると、感銘を感じ入ると共に歓声を上げる。



 堅実な戦法と大胆な行動とる人物であり、私欲で動かない帝国でも珍しい軍人として知られ、騎馬兵や歩兵戦術を得意として居る 東方方面軍の将軍で大将にして、一代候爵位の地位に在るゾイザルの側近たるガイウス・バリリウスが ゾイザルに足りないと見た作戦計画を補う意見を透かさず具申して来た。


「ゾイザル殿下。殿下の作戦計画は完璧であは有りますが、此処は少しだけ趣向を凝らした計略も用いては如何でしょうか?」とガイウスは、ゾイザルのプライドと機嫌を損ねず、彼の面子を立てながら一計を献じる。


「ほう、もうこれ以上の作戦計画は無いとは思うが聞いてやろう。」と自身を褒め称えながらも、顔を立てながら一計を献じる上機嫌でガイウスの計略を聞いてみる事にしたゾイザル。


「はっ!! コヨミ皇国内では、ローラーナ帝国との直接的な開戦が近づいて以来、改革開戦派と講和皇道派と二派に分かれて政争状態に成って居ります。」


「そして開戦して以降の100年は、コヨミ皇国の独立自治を掛けた国家存亡の為に、ローラーナ帝国の軍事力・経済力・外交力と言う国力の圧倒的な差から、徹底抗戦を訴えるのは無謀であり、早々に旧来の友好諸国であるシベリナ地方王国連合同盟と反帝国同盟諸国との国交を断絶し、コヨミ皇国だけ生存の確立を確固たるものとする為、ローラーナ帝国と西方バルバッサ帝国同盟の側に付いて、周辺地域と開戦に及ぶべしと訴えて居るのが講和皇道派です。」



「その為には、ローラーナ帝国から王妃を迎え、自国の王女をローラーナ帝国何れかの皇族の嫁がせ、彼の帝国の下っ端に成り果てて生き残るのが得策であり、これらの妙策を逸早く事を運び、ローラーナ帝国の世界制覇を勝利に導き、コヨミ皇国の地位を確約させようと、ローラーナ帝国領・シャッポロ属州領総督府・外交部とローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍司令本部付き・諜報部と折衝交渉を重ねて居りました。」


「ふんっ!!跳ねっ返り皇女なんぞっ!!今さら要らんっ!!不気味な力も厄介だからな。」と紅葉との婚約話は、最初こそ、東方随一の美女と噂される皇女紅葉との政略結婚は、面白がって乗り気だったが、跳ねっ返りのじゃじゃ馬皇女な上に、罵詈雑言を言い放って挙句の果てに破談をコヨミ皇国藩主諸侯らの前で突っ撥ねたのだから、ゾイザルも赤っ恥を欠かされ上に、その顔に泥を塗り込まれたと烈火の如く怒り狂ったと言う話である。


「その妹なら、良い声で鳴いて、この俺を楽しませてくれそうだから、そっち方ならば受けてやろう。」と、相も変わらずの好色ぶりである。


「その政略結婚外交を推し進めて居た講和皇道派の筆頭である相州国藩主・北条 正成。以下・北越国藩主・永尾 憲重。岩山河内藩主・橋場吉秀。飛膳国藩主・龍泉寺 貴信 (りゅうせんじたかのぶ)。比護国藩主・鍋嶋 直美と言ったコヨミ皇国内陸北部地域の藩主諸侯らは、我々と事を構えるのを良しとして居りません。」


「今は我らとの関係を外患誘致と外患援助をした外交政治犯と見なされ、それぞれ藩主地位を罷免され、罪人刑務所へと収監されて居るようです。」


「ほう、貴様の策謀の全貌が読めたぞっ!!詰まりは、無理やり我らと戦をしようとして居る事が気に入らん藩主諸侯や軍部将校・幹部軍人らを蜂起させ、コヨミ皇国政府とコヨミ皇族家を打ち倒させる戦力にしようとするのだな?」


「はっ!!流石に御座いますゾイザル殿下。例えシベリナ王国連合を中心とした反帝国同盟諸国並びに二ホン国及び地球海洋諸国連合同盟らが強固な防衛力と強力な軍隊を有して居ようとも、後輩に裏切り者や反乱軍が居ては包囲殲滅は必然であると言えるでしょうっ!!」


「面白いっ!!その計略を直ぐに実行に移せっ!!それが成ったら、この俺が真正面からシベリナ王国連合を中心とした反帝国同盟諸国並びに二ホン国及び地球海洋諸国連合同盟軍らを打ち砕いて、コヨミ皇国の皇都・星都市を占拠して、そのままの勢いで、二ホン国の首都であるトウキョウすら攻め落として見せようっ!!」と言い放つと、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍と司令本部とローラーナ帝国領・シャッポロ属州領総督府らは、コヨミ皇国・二ホン国殲滅作戦計画を推し進める事にしたのであった。



 しかしながら、この計画はローラーナ帝国海軍・イースト・ウッド・ブリヂストン第一外征艦隊の司令官であるシドウ・ギワザン准将の知らない所で進められていた。


 ゾイザルは、ギワザン准将やローラーナ帝国本国政府が、シベリナ王国連合を中心とした反帝国同盟諸国並びに二ホン国及び地球海洋諸国連合同盟らに敗戦し、戦力と体勢の立て直しを優先して居る事が気に入らない為か、自身の計画がギワザン准将やローラーナ帝国本国政府に伝わると、強引に計画中止を求められる事を嫌った為であった。


 彼の自己愛性を伴う性格が、彼のその後の人生の転落に陥られせる事に成る第一歩を踏み出そうとして居る事に、彼はまだ気が付いて居ないのであった。


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