343話 東京サミット国際合同軍事演習会っ!!! 46
アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月28日・午前9時40分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・万代湾・東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式・各国国家元首並びに政府閣僚幹部及び軍幹部と関係職員乗船客船・大型客船飛鳥京号・東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式抽選招待観覧客乗船の東京サミット国際合同軍事演習会場国際観艦式開催海域・各船舶航行海域にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ロシア共和国・・・・・・それは、旧ロシア極東地域の一部が、アースティア世界に転移して国家組織を改変して出きた国家の事である。
少し前にネタミール・クーチン大統領と言う人物が専制政権を敷いて独裁政権国家と成った事でも知られて居る。
クーチン大統領の名で知られた彼は、西暦2000年から2027年までロシア連邦の大統領を務めていた人物で、元ソ連国家保安委員会(KGB)でドイツ民主共和国(東ドイツ)の支局に出向者として赴任して居た。
だが、1991年・ソビエト連邦崩壊を東ドイツで目の当たりし、突如として政治家を志し、KGB時代の伝手を辿゛ってロシア連邦の初代大統領と成ったコリス・エリチン大統領の秘書官の一人と成る。
1999年・12月30日に、年齢的な理由でコリス・エリチン大統領が大統領職を辞意を表明すると、その後継者に氏名された。
しかしながら、その後の彼の行動は良く悪くもと言った感じな物で、2010年頃までは西側諸国とは良好な関係を築く事を努めて居たが、西側諸国の外交・経済・軍事でのやり方はロシアには合わないとし、一貫して欧米諸国批判に徹する様に成る。
その後、国内では大統領と議員選挙で不正を働き、自分に有意な国体体制を築き、国民はプロパガンダや言論弾圧によって情報統制が取られた極めて独善的な方法で国民を弾圧し、自由な行動と言論を奪った。
外交ではチェチェン紛争・ウクライナ戦争を通じて残虐な方法で相手国の軍人・民間人・外国邦人を問わず虐殺命令を下す事や核兵器での他国へとの脅し、海軍艦隊による演習と言う名の示威行動を取るとっ言った強権的な行動を取って、国際社会から大いに批難を浴び、ロシアを孤立させたヒトラーと並ぶならず者と言われている。
その後は政権体制の崩壊と共に革命運動が勃発し、行方不明と成ったと言うが、かの秘密主義的な部分も在るロシアの事である。
暗殺に遭ったかも知れないと囁かれて居る人物。
噂では、ウクライナ戦争を始めた理由として、日本とウクライナの何方かに攻撃作戦を仕掛けて、民主主義を掲げる国家との対決姿勢を見せつつ、国民向けの戦意高揚を図るのが狙いだったと言う。
そんな独裁政権であった地球と違って、ロシア中央政府との繋がりが絶たれた今現在は、民主的な国家へと移行して居る。
国土はサハリン(樺太)、クリル諸島(千島列島)、ウラジオストク周辺、カムチャツカ半島の南半分が転移している。
また、北部に無人地帯の島が点在しているのを発見し、開拓する為に日本の支援を要請し、その引き換えに北方四島を返還を決断する。
因みに先に述べた北方四島は、転移災害によりアースティア世界へと転移した後に、領土交渉が行われ、日本国への返還が実現して居る。
その事に関して、国民の反発は予想よりもより少なかったらしく、その理由は国土か返還した領土よりも、豊かな領土が多く編入される事に有った様だった。
そんなロシア共和国軍の全軍は陸海空併せて13万人と成って居る。
太平洋艦隊 (ロシア海軍)
太平洋上での作戦を目的とした、ロシア海軍の艦隊の事であり、艦艇のほか地上戦力(ロシア海軍歩兵)や航空戦力も保有して居る。
太平洋艦隊はソ連海軍時代に創設されたが、それ以前のロシア帝国(帝政ロシア)海軍の歴史と伝統も継承して居て、ロシア共和国海軍と成った今も、ロシア連邦時代の戦力や歴史に伝統を引き継いでいると言う。
太平洋艦隊は、北方艦隊に次いで、2番目に強力な艦隊である。
そんなロシア共和国海軍太平洋艦隊の概要は以下の通りと成って居る。
艦艇部隊
第10潜水艦師団:クラチェニンニコフ湾 / ヴィリュチンスク
第25潜水艦師団:クラチェニンニコフ湾 / ヴィリュチンスク
第114水域警備艦旅団:ザヴォイコ / ペトロパブロフスク・カムチャツキー
第117水域警備艦大隊
第66小型ミサイル艦大隊
第438独立救助船大隊:ザヴォイコ / ペトロパブロフスク・カムチャツキー
第84保障船舶旅団:ザヴォイコ / ペトロパブロフスク・カムチャツキー
海軍航空隊
第865独立戦闘機航空連隊:エリゾヴォ
第317独立混成航空連隊:エリゾヴォ
第216独立電子戦連隊:アングリチャンカ
海軍歩兵・沿岸防衛部隊
第40独立親衛海軍歩兵旅団:ペトロパブロフスク・カムチャツキー
第1532高射ミサイル連隊
第520独立沿岸ミサイル・砲兵旅団:アングリチャンカ
艦艇部隊
太平洋艦隊旗艦:スラヴァ級ミサイル巡洋艦:ヴァリャーク
プリモーリェ(沿海州)諸兵科連合小艦隊:フォーキノ
第36水上艦艇師団:フォーキノ
直轄艦
スラヴァ級ミサイル巡洋艦:ヴァリャーク
ソヴレメンヌイ級駆逐艦:ブールヌイ、ブィーストルイ
第44対潜艦旅団:ウラジオストク
ウダロイ級駆逐艦:アドミラル・ヴィノグラードフ、アドミラル・パンテレーエフ、アドミラル・トリブツ、マルシャル・シャーポシニコフ
第100揚陸艦旅団:フォーキノ
ロプーチャII型戦車揚陸艦:ペレスヴェート
ロプーチャI型戦車揚陸艦:アドミラル・ネヴェルスキー、オスリャービャ
タピール級揚陸艦:ニコライ・ヴィルコフ
デュゴン型汎用揚陸艇:イヴァン・カルツォフ
セルナ型汎用揚陸艇:DKA107
オンダトラ型機動揚陸艇:DKA57、DKA70
第19潜水艦旅団:ユリス湾/ウラジオストク
キロ型潜水艦:B-260チタ、B-445シヴァティテル・ニコライ・チュドットヴォーレツ、B-345モゴーチャ、B-187コムソモリスク・ナ・アムーレ
第165水上艦艇旅団:ユリシーズ湾/ウラジオストク
第2親衛ミサイル艇大隊
タランタル型ミサイルコルベット:R-11、R-14、R-18、R-19、R-20、R-24、R-29、R-79、R-261、R-297、R-298
第11水域警備艦大隊
グリシャ型コルベット:MPK-17ウスチ・イリムスク、MPK-64メーティエリィ、MPK-221、MPK-222コリェエツ
ソーニャ型掃海艇 BT-100、BT-114、BT-232、BT-256
第38独立水域警備艦大隊:ソヴィエツカヤ・ガヴァニ
グリシャ型コルベット:MPK191ホルムスク、MPK-214ソヴェツカヤ・ガヴァニ
ソーニャ型掃海艇:BT-256
第79独立救助船大隊:ウラジオストク
バクラザーン型サルベージ曳船:フォチイー・クリロフ
イングル型サルベージ曳船:マシューク
ミハイル・ラドニスキー級サルベージ艦:サヤニイ
イェルバ型水中作業母船:VM-20
ポザールヌイ型消防船:PZHK-82
モルコフ型消防船:PZHK-1514
第31保障船舶旅団:ウラジオストク
第1補助艦集団
ボリス・チリキン級補給艦:ボリス・ブトマ
改アルタイ級給油艦:イェルニャ、イゾーラ、イリーム
ドゥブナ級補給艦:ペチェンガ、イルクート
第2補助艦集団
オビ級病院船:イルティシュ
エンバ型電纜敷設艦:ケーム
カシュタン型設標艦:KIL-498、KIL-927
オネガ型音響測定艦:SFP-173
ペリム型消磁艦:SR-111
オホーツク型航洋曳船:アレクサンデル・ピスクノフ
ネフテカズ型航洋曳船:カラール
ソールム型航洋曳船:MB-99
第3補助艦集団:
プロメテイ型港内曳船:RB-179、RB-239
スティヴィドル型港内曳船:RB-325
サイドホール型港内曳船:RB-194、RB-240
第4補助艦集団
港内輸送用のポンツーンを配備
第515独立偵察艦大隊:ソヴィエツカヤ・ガヴァニ
バルザム型情報収集艦:プリバルチカ
ヴィシュニヤ型情報収集艦:クリルイ、カレリヤ
第72建造・修理潜水艦旅団:ボリショイ・カーメニ
海軍航空隊
第568独立混成航空連隊:カーメンヌイ・ルチェイ。Tu-142Mを装備。
第289独立混成対潜航空連隊:ニコラエフカ。Il-38、An-12、An-26、Mi-8を装備
第71独立輸送航空飛行隊:クネヴィッチ。An-12、An-24、An-26を装備
マンゴフトには、太平洋艦隊の除籍された機体のための大航空基地が存在する。
海軍歩兵・沿岸防衛部隊
第155独立親衛海軍歩兵旅団:ウラジオストク
第72独立沿岸ミサイル旅団:ウラジオストク近郊のスモリャニノヴォ、地対艦ミサイルを装備。
第75独立沿岸ミサイル旅団:千島列島
第217独立電波電子戦連隊:シコートヴォ
第42海上偵察所(軍部隊59190):ルースキー島。海軍スペツナズ。
主要基地
ウラジオストク:太平洋艦隊本部所在地
ペトロパヴロフスク・カムチャツキー:ルイバチー(ヴィリュチンスク市)。原潜部隊の所在地。
チハアケアンスキー:ストレローク湾。フォーキナ、又は「シュコートヴァ-17」とも言う。書類上、太平洋艦隊所属の巡洋艦、駆逐艦、揚陸艦は、同地が母港となっている。
パブロフスキー湾:原潜基地。現在は退役原潜の保管場所として使われている。
ラクーシュカ:ウラジーミル湾
コルサコフ
マガダン
ナホトカ
オリガ
ソヴィエツカヤ・ガヴァニ
因みに北方四島は、転移災害によりアースティア世界へと転移した後に、領土交渉が行われ、日本国への返還が実現して居るとは先にも述べたが、更には国土開発と資金援助の見返りとして、樺太の半分と千島列島の返還も話し合われて居る。
まぁ、地球世界に居る本ロシア連邦国と切り離され、税金面での資金調達も厳しく、新領土も見つかった上に 新たに国造りをして行く為には、日本国政府と取り引きするしかない為であり、仕方なくと言う理由からの来るものである。
改めて言って措くが、日本国政府は、北方4島の領土交渉しかして居ない。
そけだけロシア共和国・ウラジオストク政府は、外国の援助をして貰わない程に困窮して居た訳だ・・・・・・・・・・・・特に食料と資金面である。
そんなロシア共和国海軍太平洋艦隊が、万代湾沖に25隻の艦艇を引き連れて現れた。
「今度は・・・・・何と言うか・・・・古めかしい様な?」
「聞く所によれば、ロシア共和国海軍の現太平洋艦隊は、軍事力は有りますが、地球世界に措いて最大の国土を有する国家故に、新型への移行が難しいらしく。主力地方方面艦隊であっても、配備されて居る物の中には、地球世界基準で、旧式が多いらしいです。」
「なるほど、それで錆びついた艦艇が見受けられるのか?」
「何でも資源が豊富な割には、歪な発達をした国家らしい。」
「それにロシア以外の転移諸国やロシア本国と連邦加盟諸国とも過去に色々有ったとも聞く。」
「革命・内乱・紛争・政争と、そんな歴史が長く近く続いて居るから、とことん武闘国家らしく、民生商品よりも軍製品の方が強くなったと言う・・・・ローラーナ帝国のような悪い発展を国家の見本市みたいな国家だと思われる。」
「あー、そう言われると異世界の国々の国情も分かり易いなぁ~」
「それでも、ローラーナ帝国に対しても有効な戦力と成るのだ。その辺りの事は目を瞑っても、問題あるまい。」と等々と言った感想がアースティア世界諸国の官僚や武官たちの雑談から漏れ聞こえて来るのであった。




