３２３話 東京サミット国際合同軍事演習会っ！！！ ２６
アースティア暦 １０００年・西暦２０３０年・８月２７日・午前１１時０７分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・東京サミット訪問使節艦隊・寄港地・コヨミ皇国の万代藩・万代市から３５キロ地点・北東部一帯・コヨミ皇国・万代藩・コヨミ皇国軍・万代藩軍・共同演習場・東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット国際合同軍事演習会場にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同航空観閲式が始まった。
その内容としては、先ずは観閲行進会場の上空を飛行し、次に万代港から５キロ沖へと移動し、其処に魔法を使って空中に放たれた疑似標的へと攻撃を加えると言う物で、其処ではどんな飛行方法を使って攻撃しても構わないとされて居た。
所謂、空戦の模擬演武飛行も取り入れた編成も含まれて居る。
東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同航空観閲式・特別合同記念観閲飛行に参加する空軍を有する有志国連合による観閲飛行と模擬演武飛行が行われ、それぞれの兵科は違うものの、地球連合諸国や反帝国同盟諸国の腕競べが行われて居た。
アメリカ合衆国空軍は、ド派手なドックファイトを見せつけ、フレアをまき散らしたり、弾薬の数も考えずに、魔法を使って空中に放たれた疑似標的へと攻撃を加えるパフォーマンスをやって見せたのは、流石はアメリカ人気質と言った所だろう。
ハワイ諸島や在日米軍基地からやって来たアメリカ合衆国空軍らは、Ｆ－３５とＦ-２２に加え、マリアナ諸島のサイパンとグアムからは爆撃機のＢ－５２とＢ－２と護衛のＦ－１６を含めた３７機編成で、観閲行進会場内へと飛来して来た。
ゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ！！！！と言う轟音を響かせながら来場する。
「先ずは、アメリカ合衆国領域内のハワイ諸島やマリアナ諸島のサイパン島とグアム島。それに日本国内の在日米軍基地からやって来たアメリカ合衆国空軍による観閲飛行と演武飛行をご披露頂きますっ！！」
「Ｆ－３５とＦ-２２に加え、マリアナ諸島のサイパンとグアムからは爆撃機のＢ－５２とＢ－２と護衛のＦ－１６を含めた３７機編成で、観閲行進会場内へ西側方向から飛来して参りますっ！！」
「度々話に聞くアメリカ合衆国は、地球連合諸国の一つらしいが、その実力はどのくらいなのだろうか？」
「複数の離島諸島からなる国らしいな？」
「だったら二ホン軍に準ずる程度だろう。」
「おいおい、それは違うぞっ！！」
「それは、どう言う事だ？」
「アメリカ合衆国は、アースティア世界に措いて、確かに複数の離島諸島からなる島国に過ぎないらしいが、転移災害に遭う前の地球世界では、世界最強、最大軍事力と兵力数を誇る国家と聞いたぞっ！！」
「ほほう・・・・それならば、例え地方軍勢に過ぎずとも、その実力は高いだろうな。」と、反帝国同盟諸国の将兵たちらは、談笑をしながらアメリカ合衆国空軍による演武飛行を見学する。
「始まるぞっ！！」と、とある国の武官が、三葉電機株式会社と常陸那珂製作所から提供された、野外専用大型巨大モニター画面に映して出された万代市・万代港から7キロ先の海上を望む、沖合いに指定された特設海上観閲飛行演武演習海上からの映像を見つめて居た。
この映像は、長距離ビデオカメラとドローンカメラ等々と言った機材を使って撮影されて、ここ以外の特設会場や日本国内の電機工業メーカーから貸し出されたテレビへと流され、この観閲飛行演武演習が適正な法律と規律に基づいて、コヨミ皇国政府の了承の下で行われた物である事を伝えていた。
更には、この演武演習を執り行うに当たって、アースティア世界の反帝国同盟諸国から多くの魔導師たちの人員派遣も提供されて居る。
簡単に言えば、魔法を使った疑似標的を出して貰う為である。
本来ならば、演習専用艦艇が有れば良いが、残念ながら日本国内の演習専用艦艇に当たる訓練支援艦たる『くろべ』と『てんりゅう』の二隻は、攻撃艦艇数の確保を目的に、護衛艦へと改装させられて今は無い。
『くろべ』と『てんりゅう』の二隻を無くした理由は、手っ取り早く少しでも多くの護衛艦を増やしたいと言う思惑と、間も無く新型訓練が完成する予定だったからだ。
実戦で経験を詰める上に実戦データも大量に得られ、尚且つお抱え魔導師を雇って魔法を使った疑似標的を出して貰う方が経費節減に成るからであった。
そして、新型訓練支援艦艇は、東京サミットが始まる前に完成し、訓練支援艦・たにがわ・はっかい・のりくらが観艦式に参加する予定と成って居る。
そんな日本国政府と交援省に雇われた特別外国籍国家公務員と成った、リナ・ミーサガ・リンバースの初仕事と成ったのは、航空観閲式と言う訳である。
そのリナを含めた魔導師達らは、日本からわざわざタグボートで持ち込みをした、幾つものメガフロートの上で待機をして居た。
リナは観閲飛行演武会場・デコイ魔法担当・魔導師詰所・海上メガフロート・メガフロート一号・リナ・ミーサガ・リンバース専用区画詰所で、演武飛行にやって来たパイロットや騎士たちに、デコイ魔法と言う、演習用の疑似敵機を的にする飛行演習の的を提供するお役目を任されて居た。
アースティア暦 １０００年・西暦２０３０年・８月２７日・午前１１時０７分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・東京サミット訪問使節艦隊・寄港地・コヨミ皇国の万代藩・万代市から３５キロ地点・北東部一帯・コヨミ皇国・万代藩・コヨミ皇国軍・万代藩軍・共同演習場・東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット国際合同軍事演習会場観閲・飛行演武会場・デコイ魔法担当・魔導師詰所・海上メガフロート・メガフロート一号・ リナ・ミーサガ・リンバース専用区画詰所にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「地球世界製の最新鋭機のＦ－３５とＦ-２２と、やや旧式のＦ－１６に、爆撃機のＢ－５２とＢ－２か・・・・竜史や小西さんたちからは、脅かす程度で構わないから簡単なパフォーマンスの標的を顕現させる程度で良いと言われて居るけど・・・よ～しっ！！」
「出でよっ！！標的魔法ッ！！マギデコイッ！！」と唱えたリナは、竜騎士風のデコイを１２０騎と大型海上魔導戦艦３隻。
中型海上竜母艦７隻と大型魔導空挺竜母艦３隻。
海上魔導巡洋艦を６隻と海上駆逐魔導艦を２４隻
空挺魔導巡洋艦を６隻と空挺駆逐魔導艦を２４隻等々を展開出現させた。
一人での操作をすると成ってしまうと、複雑な操作が大変なので、アースティア世界の反帝国同盟諸国から多くの魔導師たちの連携協力で遠隔操作がなされる事に成って居る。
「おおっ！！流石は魔法異世界だな？っ！！」
「少佐殿っ！！そんな暢気な事を・・・・・」
「ジョージ大将からは、出来得る限り、派手にパフォーマンスをして、アメリカ合衆国軍の名を高めよとのお達しですが・・・デコイ魔法とか言う物の数が多すぎませんか？」
「何でもアレを出したのは、先のローラーナ帝国との戦いであるブラキュリオス湖畔紛争やジャンブロー要塞の嵐戦役に参加して、獅子奮迅の働きをした女傑魔導師らしいですよ。」
「あっ！？そう言えば居ましたね、やたらとアメリカンサイズなバストを持った魔導師がっ！！」と、リナとすれ違った事のある仕官が、ビックサイズのバストを思い出して居た。
「おいおい、それを此処で言うのかよっ！！！」
「ふざけるのはここまでですよ。」
「そのジョークはは兎も角として、獅子奮迅の戦いを繰り広げと言う事は、油断できん人物ようだな？」
「全機っ！！大した攻撃はされないと有るが、簡易迎撃は有ると見ろっ！！攻撃態勢っ！！」
「「「「「了解っ！！」」」」」
ゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ！！！！と言う轟音を響かせながらデコイ魔法で出現した、半透明の標的艦隊へと攻撃を仕掛けた。
「各員っ！！迎撃開始っ！！」と命じたリナは、と大型海上魔導戦艦３隻と中型海上竜母艦７隻から砲撃と迎撃魔導機銃を乱射させ、大型魔導空挺竜母艦３隻から迎撃竜騎士を発艦させた。
「来たぞっ！！」
「迎撃機まで居るのかっ！？」
「少佐殿の予想通りですねっ！」
「無駄口を叩かず、全滅させる覚悟で挑めっ！！！」と命じた米空軍の少佐は、 豪快な演武飛行パフォーマンスを行った。
「ターゲットッ！！デコイ・ドラグナイツズッ！！」
ピーピーピーピー・・・・・・・・・・・ピーイイィィィ！！
「「「「「フォックス１ッ！！！」」」」」と米軍戦闘機パイロットたちは叫んだ。
すると主翼に取り付けられたミサイルが発射されて行くと、デコイ魔法で投影されたデコイ竜騎士へと目掛けて撃ち放たれ、他の戦闘機や爆撃機たちらは、魔導艦型デコイへとミサイルや爆弾をばら撒いて行く
ゴオオオオオォォォォォーーーーーーーーーーッ！！ドッカ―ンッ！！
ゴオオオオオォォォォォーーーーーーーーーーッ！！ドッカ―ンッ！！
ゴオオオオオォォォォォーーーーーーーーーーッ！！ドッカ―ンッ！！
ゴオオオオオォォォォォーーーーーーーーーーッ！！ドッカ―ンッ！！
ゴオオオオオォォォォォーーーーーーーーーーッ！！ドッカ―ンッ！！とミサイルが魔導艦型デコイへと突っ込んで行き爆散して行く
ヒユウウウウウウゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーッ！！ドッカ―ンッ！！
ヒユウウウウウウゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーッ！！ドッカ―ンッ！！
ヒユウウウウウウゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーッ！！ドッカ―ンッ！！
ヒユウウウウウウゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーッ！！ドッカ―ンッ！！
ヒユウウウウウウゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーッ！！ドッカ―ンッ！！と爆撃機から降り注ぐ爆弾が、魔導艦型デコイへと降り落ち爆散して行く。
本格的なジェット戦闘機や爆撃機を見た事が無い、アースティア世界人たちに取って、その目と話題を釘付けにすると言う、先陣を切った観閲飛行の面目躍如と言った所だろう。
米空軍部隊は、派手にミサイルを発射させ、豪快に爆弾の雨を降らして、迎撃率８割５分と言う見事な成績表を残して、拍手喝采を受けるのであった。
