表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/186

065戦闘力

精霊王のセシルです。


世界に漂う50億のステルス監視カメラを、全て支配しているため、精霊王と言われるようになっていました。


何故か、魔王の付近のカメラは壊されていきます。

そにため、魔王の国は調査が不十分になっています。

魔王との謁見で、お兄様の行方がわかると良いのですが……


その原因が、わかるお話。

 螺旋階段を登りきると、大きな広間に出た。


 背中に大きな黒い羽生やした、執事の様な格好している40代ほどに見える男が話しかけてくる。


「魔王様がお会いになるそうです。案内いたしますので、どうぞこちらにおいでください」


 案内されるまま通路を15分ほど歩いて行くと、謁見の部屋らしい所に出る。


 突き当たりの玉座には、2m程の身長に頭に50cmぐらいの一本の角が生えた、ゴージャスな黒服を着ている魔王が座っていた。


 左右には人型の怪物から、獣型の妖怪、ドラゴンの様なリザードマンなど、多種多様な魔人が左右に整列し通路を作っていた。


「お前たちが、うざい精霊どもの王か?

 誰かに見られている気配を感じると、靄の様な精霊がいる。

 見つけ次第、消してきたが数が多すぎる。

 お前らが精霊王であれば、どうにか出来んか?」


 面倒くさそうに魔王が言う。ステルス監視カメラを壊してたのは魔王だったのね。魔王城付近でのセンサーやカメラが少ないのは、そんな理由だったのか。


「魔王のケリテファは、何処かしら?」


 セシルの質問に、大笑いする。


「あははは! あいつは、既に魔王ではない。

 私の半分しか戦闘力がない雑魚だ。

 100年前に、とっくに隠居しているよ。

 そう言えば招待状の件だが、ケリテファは既に魔王ではないので無効だ」


 どうやら、1200年前の招待状は前魔王のものだったようだ。


 セシルが先ほど質問に回答する。


「精霊を範囲指定で消すことは出来ますが、条件があります」


「はあ? 私に条件を言うとは、いい度胸だな。

 私は、自分より強い奴の言うことしか聞かぬ。

 私の角は相手の戦闘力を知る事が出来る特殊なスキルを持っている。お前らはどれぐらいだろうな?


 私は18万だ。雑魚の前魔王のケリテファなど8万だぞ」


 魔王が、不愉快な顔をして言う。


 大気中のナノマシンを経由して、名乗りもしない魔王の能力を調べる。

 身体に含まれるナノマシンの含有量が40%近い!

 かなりの強さである。

 角のナノマシンがセンサー能力に特化した構成になっている。


 魔王の角が光り始めて一本の縦線状の光の線を作り出す。


 線状の光が私たちを通りすぎていく。


「お前らは、どれぐらいだろうな? ん??

 黒い奴が32万? 何かの間違いだ!!

 緑の奴が……118万……錯覚か??

 赤い奴が……うそ?? 9999万……

 白い奴が…そ…そぃ……測定出来ない……」


 魔王が同情したくなるほどの、やつれた顔をした。

 魔王の側の魔人がざわめく。


 彼の感覚だと何が基準の戦闘力なんだろうか?

 相変わらずセシルは、カンスト数値だなぁ。


「うそだ! 勘違いだ!! ヘルファイア!!」


 どうしても信じられない魔王が実力行使に出た。


 大気中ナノマシンに干渉して、範囲内ナノマシンのエネルギーを温度変換し超高温を出す。

 エネルギー失ったナノマシンのステルス性が低下して高温範囲ナノマシンが見えてくるので黒い炎に見える。


 何故か私が狙われた。

 私の全身が黒い炎に包まれたが、逆に熱をエネルギーに変換して吸収させてもらう。


「な! 全く効かぬだと! お前達は、なんなんだ!!」


 4人組になったことにより、更に日々練習している自己紹介を始める。


「私は、白銀の騎士ジェス」

「私は、真紅の聖騎士レイ」

「私は、緑の料理人ラクア」

「私は、黒の閃光アルテア」


「4人で【白銀荷車】!」


 ポーズを決めて同時に4人で言ってみた。


 駄目だ!


 4人の偶数だとセンターが、2人でバランスが悪い。

 あと1人増やすか本気で悩む。


「な! 素晴らしい!!

 その決めポーズや戦闘力を考えると、大魔王様の御一行でしたか!

 誠に今までご無礼致しました。

 私はジゴエイフと言うものです」


 強い者に弱く、弱い者に強いと言う典型的な世界を見た気がする。


 ジゴエイフのセンスは、王都のギルドマスターと同類な気がしてきた。


 落ち着いた所で、セシルが条件を言う。


「条件は魔王が支配して地域で、中心に立つと360度、花畑しか見えない場所を探して欲しい。

 そうすれば魔王城周辺の精霊は、全て引き上げさせるわ」


「精霊王様が此処まで強い方だとは、知らなかった私の未熟です。

 精霊は、既に敬う対象であって引き上げるなど、とんでもないです。

 先程のお話は無かったことでよろしいですし、そちらの希望は最大限手伝わせていただきます!」


 魔王の対応が手のひらを返すような対応に変わった。

 そして、今日は魔王城に一泊する事となる。

圧倒的な科学力で、魔王を抑え込むジェス。

最新鋭宇宙戦艦と戦えるジェスと比べたら、魔王すら敵ではないのです。


次回、魔王の目的のお話!

所詮、魔王は戦闘民族なのか……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー cont_access.php?citi_cont_id=202206315&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ