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049ミノタウルスの肝

緑の聖母のラクアです!


せっかく索敵しても、ジェスさんと零さんが強すぎて役にててません!


私も攻撃したい!!


今回は、私が少し活躍するお話。

 周りを見渡すが、何階かを調べるにもダンジョンに変化があまりないので、判断が付かない。


「右前方に動態反応!」


 ラクアが索敵でモンスターを発見!


 通路になっている突き当たりを右手に入ってみる。

 牛の頭の身長3mの人がいた。


「牛の被り物した人がいる! しかも全裸だ! あははは!」


 ラクアが笑う。


「ミノタウルスですよ」


 零さんが優しく教える。


 最近は、ラクアがボケて零さん突っ込みを入れる様になった気がする。

 零さんが左手から連射性能に劣るが威力が高いエネルギー弾を牛頭に発射!


 ドバン!


 頭が西瓜が爆発した様になって、ミノタウルスが倒れてビクビクしてる。


「え? 2級が5人で倒すモンスターでは??」


 あまりにあっけなく倒したので、キュルケが放心!


「ここが!45階かな?バッチリでしたね」


 私が言うと、通路の奥からまた5人の牛頭が出てくる。無言で零さんが5発射。


 ドバン!ドバン!ドバン!ドバン!


 1人だけ避けるが、避けた瞬間に頭から股間まで零さんが右手のサーベルで一刀両断。


 合計6体のミノタウルスの死体が転がる。

 また、キュルケが悟った様に言う


「これが特級の戦い!」


 違う気がするが目的達成。


 私の背中からキュルケが降りて魔石と肝を取り出している。


「これで、子作りが!」


 キュルケの口から、ちょっと涎出てる。


「肝ってなんに使うの?」


 質問にキュルケが、顔を真っ赤にして無言になる。


「確か精力剤として有効だけど強すぎるから販売禁止の法律が出来て、使用禁止ではないので使うなら自分で取りに行くしかないと言う物だった気がする」


 料理スキルが高いラクアが、珍しく博学知識を披露する。


「………」

 しばらく沈黙。


「エルフは子供が出来づらいので、取りに来ました」


 湯気が出そうなほど赤くなったキュルケが真実を語る。


「「「なるほど!」」」


 一同納得。


 深くは突っ込まないで、これからを話し合う。


「キュルケさん、もっと最下層まで行くけど一緒に行きます?」


 キュルケが少し悩んでから


「45階のボス部屋のゲートから戻ります。魔石どうします?」


 ミノタウルスから取得した6個の魔石を持ってくる。


「資料として、一個だけください」


「え? 一個金貨5枚ぐらいしますよ。あ! 10枚以下は興味がないのか! これが特級!」


 なんか凄い勘違いされてる気がするが、1つだけもらう。


 調べると大気中のナノマシン濃度が一定値を超えると凝縮して、周囲の元素を集めてミノタウルスを構築するプログラムが入っていた。


 ボス部屋を目指すことになりキュルケと一緒に10分ほど走り回ると、身長10m近い8mの斧を持ったミノタウルスがいた。その右足のそばに地上に戻るゲートがある。


「ジャイアントミノタウルス!!」


 キュルケが、あまりの大きさに怯えた声を出す。


「相手しときますから、戻りますよ。ゲートへいきましょ」


 キュルケを背中から降ろして、ジャイアントミノタウルスに接近する。


「危ないですよ! ジェスさん!!」


 心配されるが、パワードスーツの戦闘力に比べたら雑魚である。背中のシェルターを再構築し大剣と大楯に戻して大盾でキュルケを見ながら、相手も見ずにガードしてる。


 ガン!ガン!


「ささ、早く戻りなさい」


 何言ってんだこの人って、目で呆れてキュルケが叫ぶ。


「ジェスさん、さっきから叩かれてますよ」


 10m級なので零さんのエネルギー弾MAXでも、簡単には倒せないし、右手のサーベルも長さが1mだから一刀両断は無理だ。


 今の装備で有効な人はと考えて回答を思いつく。


「ラクアさん、右手で触ってビビッとして来てください」


「えええ! 私?」


 ラクアが嫌々、ジャイアントミノタウルスの近くに移動して左足に触る。

 ラクアも斧でガンガンと叩かれるが、装甲には傷すら入らない。無視してビビッと始める。


 バチバチ!! バリバリ!!


 右手からスパークが走りジャイアントミノタウルスから煙が上がって、発火して炭化していき灰になっていく。


「は??」


 キュルケは、呆然………


 また、悟った様に復活した。


「これが特級の魔法!!!」


 違うから………


「あ!! 全て灰になった!!!」


 私が叫ぶ! ラクアが最大出力で攻撃した為に、ジャイアントミノタウルスの素材は何も残らなかった………


 キュルケをゲートで送り出して、再び地下を目指す。

目的を果たしたジェス!


さらに謎を深淵を目指して!


次回は、ダンジョンの秘密のお話。

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