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047ダンジョン!

真紅の騎士の零です。


ダンジョンは久しぶり!

今回は、そんなダンジョンのお話。

 長蛇の列が見える。

 出店も出ていて、凄い賑わいである。


 ダンジョン!

 この世界にある摩訶不思議なアトラクション。


 各地に存在し、地下へと洞窟が進んで行く不思議な場所。


 何処のダンジョンも大変な賑わいであり、誰も踏破したものは、いない。


 東ロギスのケルトファルダンジョン。

 良質な魔石を生産するダンジョンである。

 魔石は魔道具や詠唱魔法強化に使える。

 現在の記録は、最大踏破階数 56階

 各階おきにボスモンスターがおり、倒しても1日で再び現れる。

 ボスモンスターの前には、必ず地上へのゲートがある。


 湖の中に戦艦を沈めて、エネルギーの充填をはかっている間に、朝になったら転移でダンジョン側までやってきたフルプレートアーマーの3人であった。


「物凄い混んでるし、並んでますね」


(最後尾!150分待ち)と描かれたプラカードを持ってる村人風の男に近づき、3人で並びはじめる。


「ダンジョンって、零さんは詳しいの?」


「だいたいは知っている」


 零さんにラクアと一緒に、説明を受ける。


 ファンタジーな世界だが、時計や時刻の概念は西暦時代と同じ上に、ダンジョンの仕組みはどう考えても誰かが意図的にやってるとしか思えん。


 60分ぐらいたったら列の半分ぐらい来た所で、一向に進まなくなった。


 先頭で、何やら揉めているようだ。

 集音器で話し声を聞いてみる。


「2級で入るのに、税金として金貨1枚なんて聞いてないぞ!」


「規則ですので、払えない場合は、おかえり願います」


「南ロギスから来たばかりで、お金が無いの! 入れば稼いで来るから入れて!」


「すみません規則なので」


 2級冒険者が、お金が無くて入れないのだが粘ってるようだ。ラクアと零さん並ばして、場所取りしてもらい先頭に行く。


「すみません。次がつかえているので、私が金貨を払うから入れてくれださい」


「「は??」」


 こちらを見て、2級冒険者と門番が驚いた顔をする。

 エルフの女性で170cm程のロングの金髪で青目をしている。


「金貨1枚です」


 ダンジョン入り口にいる門番が業務的に手を差し出し、私が金貨を1枚渡すと入り口の開閉スイッチ押してダンジョン開いた。


 エルフの女性がダンジョンに入ろうとして振り向く。


「良ければ、パーティー組みませんか?組めば並ばなくてもすぐ入れますよ」


「連れが、あと2人いるけど良いかい?」


「良いですよ」


 交渉成立で、ラクア零さんを呼びに行く。


「やった!すぐ入れるんですね!」


 ラクアが喜んで叫ぶと、並んでる人に睨まれる。

 コソコソ先頭まで行って、門番に冒険者ギルドのプレートの表示を求められる。


「プレート忘れた!」


 ラクア即答!


 すぐ後ろの5人組のライトプレートアーマー着込んだパーティーが、切れる!


「てめえらいい加減にしろ! 何分待たせりゃいいんだ! 冒険者以外は入れないだから、プレートなければ帰りやがれ!」


「今取ってくるので、しばしお待ちを!」


 ラクアが左手をかざしてゲートを作って戦艦に戻る。


「「「「????」」」」


「「無詠唱転移?」」


 その場の私達以外が、目を見開く。


 消えたと思ったら、またゲートが開いてラクアが出て来る。


「取って来たよ!」


 手に持っている黒いプレートを門番に見せる。

 私と零さんも黒いプレートを出して門番に見せる。


「「「特級!!!!」」」


「しかも、3人って!」


「ロギスに特級は、数人しかいないはずでは?」


「偽物??」


 並んでる人が騒ぎはじめる。


「特級の方は無料で入れますので、どうぞ」


 気をとりなおした門番が、汗をかきながら私達を通してくれた。


 エルフの女性と初ダンジョンに、侵入する。

既に、入る前から身分がばれてしまった3人であった。


次回は、ダンジョン内部のお話。

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