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027黒竜討伐

十司祭のアイシャです。


伝説の真紅の騎士に出会ってしまった!

感動です!

誤って攻撃してしまいましたが、無傷で次元が違う強さを目の当たりにしました。

殺されるかと思いましたが、なんと攻撃された認識すらなかったようです。


今日から伝説が、また始まるのですね!

そんなお話です。

 私の作戦を、詳細にみんなに伝えることにした。


「森の地形に詳しい方は、誰ですか?」


「トルテルがこの中では一番詳しいです」


「わ、私ですね。何をお知りになりたいのでしょうか?」


 王様が、即答してくれた。名指しされたトルテルが、かしこまる。


「ラクアに森の情報を教えてあげてください。トルテルとラクアが組んで、森の討伐対象モンスタの駆除おねがいします」


「トルテルさん、お願いします」


 ラクアが、ごっつい司祭のトルテルに頭を下げる。


「は、初めまして!」


 トルテルが、何故かテンパっている。


 ラクアとトルテルが、外が見える窓際へ移動して相談を始めた。

 ラクアのパワードスーツの人工頭脳と衛星とのリンクがあれば、大丈夫だろう。


「ルクア、黒竜討伐に行ってきます」


 零さんが王様に言う。


「夢を見ているようですが、零姉ちゃん頼みます。小さい頃にモンスターから、助けてくださった事は今も詳細に思い出せます」


「その呼び方、懐かしい、頼まれました」


「ロマとアイシャはどうします?」


「「是非、お供させてください」」


 私が聞くと即答した。


「黒竜のいる場所を教えてください」


 大盾を一部を再構築する事によって投影機を作り、衛星からの上空写真を床に地図を投影する。


「な! なんという正確な地図だ!! どうやって映っているんだ!」


 ロマが、魔術の深淵だと言いながら涙を流している。


「この山の上にいます」


「こちらの山から見る事も可能ですか?」


 少し離れた場所を指す。


「いつも山の頂で眠っているので、黒竜が狩から戻ってきていれば見えます」


 アイシャが適切に説明してくれる。


「じゃあ此処で、零さんこの座標に転移します」


 零さんが左手を使ってゲートを開く。


 一度見たロマ以外の人が


「「「転移魔法?! 無詠唱???!!」」」


「魔術の深淵……」


 ロマがボソッと……


 零さんと私が無造作にゲートをくぐると、ロマとアイシャが後を追っておっかなびっくりゲートをくぐる。


 黒竜のいる隣の山の登頂へ到着した。

 隣の山の頂に黒竜が見える。

 元いた付近の空が光る!! ラクアがSSL(衛星攻撃)の照射し始めたようだ。

 黒竜が何事? みたいな感じで森を見ている。


 大盾を高出力レーザーに再構築する。

 屈折率を最小限にして収集率を上げるため、6m程のバレルになってしまった。


「変形した!!」


 大盾から兵器にゆっくり変わっていく瞬間を見たロマとアイシャが叫ぶ!


 黒竜をセンサーで分析すると、全長50mぐらいで魔石の大きさは1m程で心臓ぐらいの位置にあった。


 魔石の大きさが大気中のナノマシンに干渉できるスペックだと考えられるので、私や零さんは、2m以上の魔石モンスターに等しい力があると考えられる。


 1mと2mでは体積に表すと8倍近く違うので、私たちの強さはS級何体分の差なのか? あまり考えたくない。


「価格が高い魔石を避けて脳を直接吹っ飛ばしましょう」


 これからやることを、みんなに伝えた。


「この距離で、どうやって??」


 アイシャが不思議がる。


『エネルギーチャージ10%、11%......スーツ内のエネルギー消費を抑えるために、大気中から一部取得します』


 スーツ制御装置の人工頭脳が私に話しかける。


 外部からエネルギーを吸収しているため、私の周囲のナノマシンがステルス性を失って黒い靄に包まれていく。


「ひい!!」


 黒い靄からロマが逃げる。


 レーザー兵器の為、反動は無いが大気との放電などを気にして、ロマとアイシャは零さんの後ろに立たせて離れてもらう。


「零さん、エネルギー弾撃ち込んで黒竜をこっちに振り向かせて!」


「了解!」


 零さんの左手から威力を下げたエネルギー弾が分間数百発飛んでいき、軸線が黒竜に接近して黒竜が振り向く。


『エネルギー102%....』


「発射!」


 大気と収束熱線の摩擦で目が開けれないほど明るい線が、私のレーザー兵器の長いバレルから直線に伸びて黒竜の頭を貫く。


 大気との温度差で光の直線に、直線の細い雲がまとわりつく。


「あ!頭全部なくなっちゃった!」


 威力の調整が失敗した。


 アイシャが唖然とした顔で叫ぶ!


「なんって!魔法なの!!!!」


 ロマが泣きながら鼻水垂らして叫ぶ!


「神の雷だ」


「零さん、ひとっ飛びしてきて黒竜の身体を神殿の中庭に転送して来て」


「了解」


 背中の推進器を最大にして、フルバーナーで零さんが飛んで行った。


 大気中から転送装置を作り出し、元来た場所へゲートを開く。


「神様……」


 振り返るとロマとアイシャが土下座している。


「戻りますよ……」

対戦艦用のレーザー兵器が登場!

屈折率さえ計算できれば、決して外れない精密射撃。

発射と着弾の時差が光の速度なのでほぼゼロ。

回避不能の攻撃です。


次回は、ラクアさんの状況のお話。

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