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014帝国施設

作者のアイです。


今回は、発見された施設の謎のお話。

 地下に施設がある所まで来た。


 各種センサーで探知して、入り口を探すが全く見つからない。


 1番浅い場所で地下30m付近の為、掘るにも大変である。

 帝国軍と連邦軍は、戦争する迄は同一の兵器開発をしていて装備はほとんど類似している。


 衛星にゲスト権限だった為に少ない情報だったが、調べると施設情報が載っていたので、センサーが調べた結果の状況と合わせると、地下の施設が中隊常駐用の帝国軍の軍事シェルターだとわかる。


 しばらく調査すると、シェルターと地面の間に空洞がある場所を発見! 座標を特定してそこへ転移する。


 5m四方の空間の一面にシェルター外壁があった。

 30cmほど、足場に水が溜まっており動きづらい。

 壁面の組成チェックすると、ver4.2のナノマシンと、強度を上げるための合金との混合組成で、出来ていた。


「これは、入れそうだ」


 壁をver3.5のパワードスーツのナノマシン上位権限を使用して、自分が通れる程の穴をver4.2のナノマシンに再構成を命令して開けた。


 中に入ると、過去に宇宙空間で、アステロイドにあった連邦軍のシェルターを思い出す構造の作りで、大体の設備がわかった。


「とにかく、司令室に行こう」


 司令室に行くと、動かせそうな端末が残っていた。


 何があったか、知る必要がある。

 記録を観ようとするが、アクセス権限が足りない。

 《地球の首飾り》と違って、直接触れる事が出来るので、ハッキングする事にした。


 左手からコンソール接続用ケーブルを伸ばし、端末に接続する。

 パワードスーツに強制接続からのver3.5権限でアクセス権限の取得を命令してみたら、すんなりゲットした。


「ver初期のナノマシンは、機能に劣るが凄いな!」


 さて、シェルターの最後の歴史を見てみよう。


 宇宙暦354年に、連邦軍から地表に多数の巨大隕石攻撃を受けて退却とある。

 皇帝を倒したはずの宇宙暦345年の後に、まだ戦争が終わっていなかった事を知った。


「戦争の結末は宇宙に戻って見ないと、わからなそうだな」


 アクセス権限が手に入ったので、施設を調査する。


 隕石攻撃で、施設が全て土砂で埋まっている。

 施設の半分以上は全壊しており、全体の30パーセント程しか使えない状態である。


 施設の全てが分厚い土砂に覆われている為、電波や光がないので、エネルギーの充電が不可能に近い。


 データーベースの検索をパワードスーツから端末に命令する。


【非常用のエネルギープールがあるはずだな?】


『場所を見つけました。表示します。』


 非常用のエネルギープールを見たら笑ってしまった。

 施設を50年フルで使用できる量が残っていた。

 エネルギー供給を非常用に切り替えて、転送装置がある部屋の座標を私の転送装置に登録した。


 グアアン!カコン!


 壊れていない施設の全機能が動き出す。


 居住スペースと武器庫は、何箇所か土砂に埋まっていない場所があるので楽しみである。


 いったん町に戻ることにした。

この施設!

まだまだ謎があります。


次回へ続く。

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