紺野班実習の軌跡 【土田美羽編】
【紺野班実習の軌跡】
今まで受けてきた全ての実習で思い出に残る事を紺野班で話し合っていた時に聞いたことを、よつ葉が代筆をさせてもらいました。
【統合看護実習】での実習記録
統合看護実習を受けた診療科は外科。
かませ指導看護師から担当患者様達の看護記録を受け取り奥のテーブルで確認をする。
「33R様、骨折……おぉ、痛そう」
「綾小路隼人様、事故 ベッド安静ね」
かませ指導看護師から声をかけられて病室へ向かう。挨拶を済ませ実習をスタートさせる美羽ちゃん。
「33R様、清拭時間です。お身体拭きましょうね」
美羽ちゃんは声をかけカーテンをして、新しい病衣と蒸してある熱過ぎるタオルを数枚を持ってきていた。
「33R様、まず顔から拭きますね」
顔用の清拭タオルを適温に冷まし拭きはじめた。
「熱くないですか?」
「大丈夫です」
顔を拭き終わり、病衣の上着を器用に脱がしていく美羽ちゃん。そしてタオルを換えて適温にタオルを冷まし上半身を拭き始める。
「熱くないですか?」
「大丈夫ですけど恥ずかしいです」
骨折した足が固定され吊るされているので動けない。トイレもベッド上でとってもらうか管を入れてパックに溜めていくかだが病気ではないのでベッド上で看護師にとってもらうようになっていた。
下半身は折れていない方の足を丁寧に拭いて清拭が終わる。そして美羽ちゃんは
「33R様、お小水取りましょうか?」
「へっ?」
「大丈夫ですよ。私、よつ葉じゃないので」
「えっ?」
「何でもないですよ。私と同じ班の子で照れ屋がいるんですよ。その子、いきなり導尿処置からで大変だったらしいです」
「あはは、そうなの。お願いしようかな」
「準備しますね」
テキパキとベッド上にて排尿の手伝いを進めていく美羽ちゃん。全ての準備を終えて
「33R様、どうぞ」
「いやいや笑顔でどうぞって言われても……」
「我慢はよくないのでどうぞ」
しばらくして排尿を終え
「ありがとうございました」
「いいえ、大丈夫です。病衣直しますね」
全ての処置を終えて美羽ちゃんは
「何かあったらナースコールしてくださいね」
「はい、ありがとう」
仕切りのカーテンをサラッと抜けて一度ナースステーションに戻り看護記録に記録をして次の患者様の看護記録を確認する。
「土田さん、綾小路様の回診があるから消毒の準備ををしておきましょうか」
かませ指導看護師が声をかけた。
「はい」
準備をしていると主治医の悠元医師がナースステーションに現れ奥で電子カルテで確認をしている。
「綾小路さんの診察と傷口の確認行きます。補助お願いします」
「はい。準備してあります」
かませ指導看護師は、悠元医師と美羽ちゃんの後ろをついていく。
「綾小路様、回診ですよ」
美羽ちゃんが、声をかけながら回診ができるよう準備をする。
悠元医師が怪我の様子を診察する。そして消毒を始めた悠元医師のフォローに入る。傷口をガーゼをする。数ヵ所の傷口全て行い悠元医師は病室を出る。
「ありがとうございました」
「いえいえ、痛みとか何かあれば直ぐにナースコールしてくださいね」
「はい」
「後程、点滴交換に来ますね」
「お願いします」
受け持ち患者様の午前中の処置などを終えて看護記録に記入をする。将来的に救命科に進みたいと考えているので外科の実習はとても嬉しい勉強になる実習です。
そんな事を思っていた頃、突然のナースコール
「綾小路様、どうされました?」
「傷口が痛むんですが」
「はい、直ぐにうかがいます」
かませ指導看護師と病室に向かう。
「痛む傷口の確認して」
指導看護師の指示に従う。
「綾小路様、傷口の確認しますね」
声をかけながら傷口の確認をする。
化膿しているのような判断に迷うときは主治医に連絡を入れ指示をあおぐ。
主治医が病室にきて傷口の確認をする。
「土田さん、消毒して点滴に○○追加投薬して」
「はい」
消毒を手早く進め、投薬して痛みを緩和してあげたいと思う美羽ちゃん。
「少し楽になりました」
「また何かあれば、ナースコールしてくださいね」
自分の処置で痛みが緩和され少しずつ快方に向かってくれた事が嬉しかったようです。
【美羽ちゃんから聞いた思い出をよつ葉が代筆させていただきました】
外科病棟を颯爽と歩いてる姿は、かっこよかったです。いつか、救命でバリバリ働いている美羽ちゃんを見てみたいと思います。 ~よつ葉より~
今回の舞台は統合看護実習【外科病棟】
患者様役 33Rさま
綾小路隼人さま
指導看護師役 かませ太郎さま
主治医役 夏カボチャ 悠元さま
ご出演ありがとうございました。




