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第五十六話・嘘はいつかばれる …… ① 全ては私の実母が倒れて判明しました □

 嘘はいつかはばれる……しばらくシリーズ化します。私の母は昨年、つまり平成三十年の九月二十四日に病気で倒れ長期療養が予測されたため、十月一日に遠方に嫁いだ私の元勤務先の病院に転院させました。あれから一年と少し。手術を経てリハビリへと母は頑張りました。

 術後、要介護四の状況から令和元年十二月現在、母は杖ありながらも自力歩行可能な状態になっています。なおこの時点で母は己の次女のZ,つまり私の実妹Zとは不仲です。Zが要求する二百万円の現金を渡した平成三十年八月十五日以降、今なお交流なしの状態で現在に至ります。

 私自身とも、まだ幼い子供たちの目の前で服を破られ暴力を受けた以後交流はありません。しかしそれを身内の恥とするよりも、もっとひどく愕然とするようなことがありました。ここまでが前置きです。



 母が倒れた後は今度は母の実妹、私から見て叔母Jの種々の金銭的な不正が判明しました。母は某金融機関勤務のJを信用して数十年に渡り実印も通帳も何もかもを預けていました。Jは母の委任状なしに不正に使用したことを認めません。逆に数十年前の話をなぜ今になって蒸し返すと私を悪人呼ばわりします。私は昭和時代の過去の通帳の返還もないことに不審を感じました。Jの元の勤務先に相談し、通帳を紛失したことにして母と私の分の入出金履歴を請求しました。結果、不審事項が増えました。

 せめて何をどうしたかを解明したいと告げると、支店長から元職員のJに対して諮問をするという回答をもらいましたが、それ以後の反応がありません。ついで本店に相談するもそこでも相手にされません。

 それらを総括する地方の統合センターに相談すると親身になってくださり、改めて東京相談センターを紹介されました。そこの担当員や弁護士のアドバイスに従い、私の過去の通帳の取引履歴より最新の平成十一年のものをたてに私の知らぬ出金履歴を不正操作だとして、Jの不正解明のための申立をしました。

 しかし相手先支店はJを諮問をするどころかJをかばい、私の顧客管理台帳は公表できない、J本人に聞いてくれというだけで結果は不成立に終わりました。

 金融ADRは最後の手段と思っていましたが全然だめで、相手先における、Jの権力の強さがよくわかっただけです。ここまでが以前にも書いた話です。

 J本人とはこの件に関して直接会話したのは一度だけで、私が問うた事項に関して一切答えず「そんな昔の話なのに」 と金切り声で怒るだけでした。

 繰り返します。Jは私の疑問に一切答えられず、「昔の話だ」 というだけです。そしてJは元の勤務先兼、私の相手先にはまったく違う説明をしました。私本人に頼まれて操作したと主張をしました。加えて相手先も、私に対しては委任状の有無も顧客管理台帳も公表できない決まりになっているという主張に終始しました。

 金融ADRの現場で、いつのまにか話が元職員の不正操作ではなく、叔母とその姪のトラブルにすり替えられて諮問をやるやらない以前の話にされていました。私はとてもくやしい思いをしました。


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 それにしてもJはどうしてそんなに強固なのだろう。一切お金を要求していないのに……すると母とJの一番下の妹Fが、Jの横領を暴露しました。横領先はJの勤務先、つまり私の金融ADRの相手方です。

 犯罪です。

 まさかの立ち位置に入る人による想定外の暴露です。


 Jは、一度も結婚をせず、ずっと母実家暮らし。暴露したFは三十代後半で結婚するまで、Jと寝起きを共にしていました。つまり、Fは若い時のJの秘密を知り得る立場にいます。

 Fが暴露した理由はわかっています。Fも私の母同様、Jに祖父母の相続の際に勝手に実印を作成され勝手に印鑑を使われたと怒っていましたから。しかし、あとで訂正してきました。横領という一言がJの過去から現在に至るまでの立ち位置にどんな影響力を持つのかを考慮したためかと推測できます。またFのご主人の経営資金もJから借りています……次回以降はそのあたりをシリーズにして綴ります。



 ◎◎◎ あとがき ◎◎◎

 現在私の心の整理がつかない状態です。横領の物証がありません。Fの証言だけです。読者様に以下の質問を念頭に置いて読んでいただきたく思います。 

 1、相手が職場で横領をしていたとその妹が暴露してきたらあなたはどういう感情を持ちますか。ただし証拠はまったくありません。

 2、肉親の通帳と印鑑を預かり、もしくは勝手に作成して数々の不正操作をしたのは明らかですが、本人は認めません。しかし本人の家族が相続税や税金のごまかしのために操作をしてきたこと、それにつながって仮に過去の横領が発覚したが、告発しようにも全部時効だと言われたらどう思いますか。

 3、私はJにお金を盗られたとは一切言っていません。承諾なしに不正操作をされていたと言っただけです。金融ADRをされたことに関して「祖父母の相続が不満でお金欲しさにしている」「うそつき」「かわいがってあげたのに恩知らず」 という問題にすりかえ周囲に説明して同意を得て、皆で私を非難してきたらどういう感情を持ちますか。


 ちなみに私の回答は 

1 → それで財を築き社会生活を営める神経が理解不能。

2 → 現在私が悪人に仕立てられているため、横領の事実が時効であっても表に出てほしいです。ただし証拠がなく証人もJの妹であるFの発言しかなく半場あきらめています。

3 → 横領隠しと祖父母の相続税の減額のため、土地の売買の各種税金逃れのために長年利用された側としては到底納得できぬ。私の名誉はもちろん、私の子どもたちの将来のためにも泣き寝入りはしたくない。

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― 新着の感想 ―
[一言]  やはり、弁護士に相談するのが一番でしょう。先ずは法テラスをあたって見るのが良いかと思います。
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