受け継がれる想い
「一体なにをしているのだ、お前は」
玄関扉の前で立って待っていたウィルが仏頂面でメイを迎えに来たレンを迎えてくれた。
開口一番全部お前が悪いのだろうと決めつけた言葉を叩きつけられたが、確かになにをしているのだと自分を責めたいくらいだったのでしゅんっと頭を垂らす。
「喧嘩ならさっさと謝って仲直りしろ。今は大事な時期なはず」
「すみません……」
大事な時期なのはメイだけではない。
臨月を迎えたスージーの腹は張り詰めるだけ張っており、随分と下の方に下がってきているのでなんらかの弾みで産気づいてもおかしくはなかった。
そんな時に問題を持ちこまれてはウィルも迷惑だろう。
それなのに眉根を寄せて「なにが原因だ?」と尋ねてくるウィルはとことん優しい。
「私たちの問題ですから。……といいたいところなんですが、随分と迷惑をかけているしとても大事なことなので言わせてください」
黙ったままでどちらかを選ぶことも、メイが望むように両方を産むこともできない。
スージーはきっと既に事情をメイから聞いているだろうし、レンとて自分だけで決断も説得もできるとは思ってもいない。
相談するならウィルがよかった。
理知的な光を宿す灰青の瞳がレンを見て視線だけで言葉の先を促す。
「巫女が最初に懸念していた通り、メイは双子を身籠っています」
「それは、」
眉が跳ね上げられウィルが目を瞠る。
その意味は驚きよりも衝撃だろう。
「可能性は低いと思っていたんですが、残念ながら」
悪い結果を沈んだ声で伝えるとウィルは怪訝そうな顔をして小首を傾げる。
「何故、残念ながらなんだ」
「え?」
「子を授かっておきながら、それはあまりにも不遜だろう」
「でも、」
「お前は双子の父親になれるまたとない機会を得たのだ。そう思えば残念という言葉は出てこないだろう」
今ウィルは機会を幸運と同義に使ったが、それはスージーの腹に竜の子しかいないからそんなことを言えるのだ。
伴侶を喪うかもしれないと思えば、双子の父親になるなど名誉なこととは到底思えない。
「貴方が同じ立場なら、同じ言葉を言えますか?」
怒りを籠めた声音を投げつけられて、ウィルがちらりと微笑んだ。
「言えんだろうな」
「ならどうして!」
「メイさんはもう腹を決めている。なにを言っても無駄だ。ならばレンを説得するしかあるまい?」
ああ……。
その通りだ。
所詮どれだけ足掻いても、反対しても、竜族は伴侶の決めたことに否はいえない。
そのことはウィルもよく解っているからメイを諭して諦めさせるより、レンに腹を括れと檄を飛ばすのだ。
「仲直りしろ」
扉を開けて端へと身を寄せると、ウィルは手を伸ばしてレンの背を押す。
夕飯の匂いがふわりと香り、腹がグウッと鳴る。
「食べていけ、丁度夕飯時だ」
「……ありがとうございます」
「構わない。どうせメイさんは先に食べているからな」
「……すみません」
メイは料理が得意ではない。
野生生活が長かったのでそれは仕方がないことだ。
肉も魚も火を通さずに平気で食べるし、味付けされていなくても気にしない。
暖炉の火を起こすことも、鍋や包丁の扱い方も知らなかった。
服だって着方も解らなかったのだ。
文明的な生活をしてこなかったメイに服を着せ、調理済みの料理を食べさせ、暖炉に火を入れさせ、鍋や包丁を持たせるのは随分と無理をさせ、我慢させているのかもしれない。
それでもメイは嫌がらず、不慣れな生活を文句も言わずに受け入れてくれていた。
これ以上無理強いさせられない。
共に暮らしているだけで色んなことを知った気になっていた。
解っていた気になっていたのだと気づかされたのは、メイから過去を聞いたつい先ほどのことだったのだ。
言葉を上手く使えないせいでメイが戸惑い、時には苛つき、そして諦めてきたことが沢山あったに違いない。
メイの気持ちをきちんと解ってあげていなかったことを悔いる。
好きなのに。
こんなにも愛しているのに。
「メイ」
食堂のテーブルはしょっちゅうレンとメイが訪ねてくるから、四人がけの大きなものが据えられている。
普通竜族は父と母と子だけなので四脚も椅子はいらないし、そんなに大きなテーブルも必要ない。
それでもウィルとスージーは毎日のようにやって来る客のために用意してくれている。
メイはその上に並べられた沢山の料理を独り占めしてもぐもぐと口を必死で動かしていた。
耳を伏せて聞きたくないと主張している姿がどれだけ可愛くレンに映っているのか解っていないだろう。
スージーが少し不安げな顔でこちらを見て、それからメイのほうに顔を寄せて「良かったわね、レンが迎えて来てくれたわよ」と囁く。
「よ、くない」
口いっぱい頬張ってメイはぷいっと横を向き、困ったように嘆息してスージーは唇の動きだけで謝罪してくる。
レンはそれに頷いて応え、ゆっくりとメイの傍へと近づき優しい声を意識して話しかけた。
「なにしてるの?そんなに食べて、後で具合が悪くなったらどうするの?」
「ない。メイ、つよい。たくさんたべる。ちからつける。あかちゃんうむ」
どうやら沢山食べて体力をつけようとしているらしい。
「妊婦が太りすぎるのも良くないって、言ったんだけど」
先輩妊婦のスージーの言葉さえ聞く耳持たないとはそうとう重症だ。
そもそも大好きなスージーから止めなさいと言われても駄目なら、レンが言っても無駄かもしれない。
でもこれはただの自棄食いだ。
食べたくて食べているわけでは無いことは、目尻に浮かぶ涙が証明してくれている。
「メイ、このテーブルを出産祝いに貰おう」
「?」
掌を天板の上に滑らせてからポンポンと二度叩く。
その意味が解らずにメイが訝しげな顔でこちらを窺ってくる。
「いいでしょ?ウィルさん」
「ああ。その代わりレンの家のテーブルをうちの出産祝いに貰おう」
「交渉成立ですね」
レンがにっこりと笑うとウィルは微苦笑で応えた。
「どゆこと?レン」
理解できていないメイは不愉快そうな顔でレンの袖を引く。
紫紺色の瞳は自分を置いて勝手に話しを決めて行く番に対しての不信感が見え隠れしていた。
「だって、必要になるよ?今家にあるのでは小さくて、生まれてくる双子の座る場所がないからね」
「――――レン!いいの!?」
「ほんとはね、ダメだって言いたい。けど、メイは産みたいんだよね?なら全力で支えるのが私の役目だ」
「うー……レン、すき!だいすき、あい」
してると抱きついて来たメイが耳元で泣きながら囁くから、レンはゾクゾクと背筋を震わせて幸せを味わう。
本当は怖い。
でもそれを理由にレンの気持ちを押し付けることはできないから。
「私の愛する伴侶はきっと無事に双子の赤ちゃんを産む。そして」
この四つの椅子にみんなが座って、ご飯を食べ、会話をし、テーブルの上に多くの傷と共に思い出と笑顔を刻みつけるだろう。
その未来を信じて。
「幸せな家庭を築く」
「だいじょぶ、きと」
そうなると強く首肯したメイの目に迷いはなかった。
「身体の強い獣人族ならあるいは無事に出産できるかもしれん」
巫女はメイとレンの決断を尊重してくれた。
「一応覚悟はしておけ」と伝えられたが、もしものことは考えないようにして、どうすれば安全に双子を産めるかと必死で頭を痛める日々を送った。
栄養のあるものを食べ、適度の運動と睡眠。
そして呼吸法などを学んだが、メイはそんなものは必要ないとすぐに興味を失ってしまった。
まあ、メイは一度出産の経験があるのだから確かに必要がないのかもしれない。
賑やかで騒々しいが充実した日を過ごす中で、スージーが出産し無事に竜の子を産んだ。
まるで我がことのように号泣してメイが喜び、産まれた銀の髪と尖った唇をした子供を見て「かわい」と更に泣き崩れた。
「抱いてあげて」
生まれたばかりの赤子を差し出されて、おっかなびっくり受け取るメイは小刻みに腕を震わせながらもその穏やかな眼差しはもう母親のものだった。
あろうことかメイに子供を預けたまま、疲れ果てたスージーは寝台に横たわり寝入ってしまったので「うで、つらい」と途中で腕に押し付けられたレンはどこに触れてもフニャフニャしているので落ち着かない。
しかも抱き方が悪いとばかりに尻尾で叩かれてウィルに助けを求めたのだが、新米父であるウィルも恐がって抱こうとしないから大騒ぎだった。
それどころか伴侶の寝顔を見たと難癖までつけられたのだから堪ったものではない。
その日のうちにレンの家のテーブルとウィルの家のテーブルは入れ替えられ、後はメイの出産を待つだけになった。
「こわい?」
兆候の表れ始めたメイを連れて神殿へと行く道中で何故か子を産む方のメイからそう問われた。
「もちろん、恐いよ。メイは?」
「メイ、つよい。だいじょーぶ」
経験のあることだからだろうか。
余裕のある顔で笑うメイにはとても敵わない。
「恐いけど、楽しみでもあるよ」
竜の子と獣人の子。
メイに似ているだろうか?
それともレンに似ているのか。
ウィルの所の竜の子は目元はスージーで、他は父親似だ。
嫌味なほどに整っている上に冷たい美貌をしている。
幼体なのに。
「きと、とてもかわいい。レンに、にて」
「きっとメイに似た強くて可愛い子だよ」
「んふふ」
幸せを堪え切れずに笑いになったと言わんばかりの声を出して、メイは神殿への階段を上る。
軽快な足取りで十段程を上った所で「あ」と立ち止まった。
固まったメイが足元へそろりと目を下ろすので、レンも釣られてそこへと視線がいく。
「メイ!それ、」
白い石が黒く濡れているのに気付きレンは総毛立つ。
「――――っくる」
「え!?そんなに、急に!?」
突然の切羽詰った声にレンは慌てて、こういう時には抱えて運んだ方がいいのか、支えて歩いた方がいいのか判断がつかない。
「メイ、私はどうすればいい?」
「――――いて、そばに」
「それはもちろん、傍にいる。でも、ここで産む訳にはいかないし」
「レン、――――あ、いしてる」
腕を伸ばしてきたメイはレンの首にしがみ付くと苦しそうに顔を歪めた。
居ても立ってもいられず、メイを両腕に抱え上げて残りの階段を上りきり神殿へと駆けこむ。
静寂に包まれている神殿内に息を殺して痛みを堪えるメイを抱え動転しきっているレンが現れたことで騒々しい雰囲気になる。
「巫女!巫女様!」
どこにいるのかと呼びながら、巫女の一番のお気に入りである庭園へと足を踏み入れた。
枝葉を伸ばした大樹が真ん中に鎮座し、白い花を咲かせる草原と涼やかな音を響かせる小川がある。
だがそこに巫女の姿は無く、落胆しているとメイが下ろして欲しいと頼んできた。
「ちょっと待って」
陽射しの降り注ぐ場所よりも、涼しい木の下の方がいいだろうと急ぎ足で大樹の元へと進む。
背中を幹に凭れ掛からせるようにして座らせると、腹の下を押えて深く息を吐き出す。
「巫女を呼んでくる」
これ以上動かすのは難しいだろうと腰を上げかけたレンの腕をメイが素早く掴んで止めた。
「いて、ここ」
「でも」
出産など未知の領域に立ち会う決心はしていても、巫女の手を借りずに自分で取り上げるなどできない。
途中でなにかあったら――――?
そう思うと途端に恐怖で動けなくなる。
「だ、いじょぶ……メイ、うんだ、ことある……から」
産んだことがあるのは狼の子だ。
獣人の子も竜族の子もそれとは比べものにならないくらい大きいだろう。
「でも、メイ」
「や、さびし、も、やだ。いっしょ、いて」
「――――解った」
迷っている暇はない。
レンはひとつ頷き、下着を脱がせメイの膝を立てさせてその間に座った。
「ずっと一緒だ」
「……ありがと、レン」
涙で潤んだ瞳と、痛みで強張った頬。
それでも気丈に木々越しに空を見上げふと笑う。
「きれい、こんなとこ、うめる。うれし」
獣人族だからか、外を感じられるこの場所での出産を喜んでいる。
「うっ」
小さく呻いて、メイは力をいれる。
地面に爪を立て、力一杯全身で抗う。
痛みに。
苦しみに。
抱き合っている時と同じようにどんなに苦しくても、痛くてもメイは声を上げなかった。
泣き叫び、取り乱すことはなかったのでレンも冷静でいられた。
励まし、名前を呼ぶと視線を向けてくるのでその都度笑いかけてやるとメイの表情が和らぐ。
そう時間もかからずに子宮口から出てきたのは濡れた銀色の頭だった。
竜の子。
そのことに酷く落胆している自分がいて、レンは慌てて気を取り直す。
メイは諦めてはいない。
そしてレンも。
ゆっくりと押し広げて出てくる赤子は息を詰めて誕生を待ちわびているメイを焦らしているかのようだった。
どうかすんなりと出て来て欲しいと願いながらも、引っ張り出すわけにもいかずにレンは両手を差し出して受け止める準備をする。
「ほら、出ておいで。母さんも父さんも待ちくたびれたよ」
おどけた口調で子供に呼びかける初めての言葉。
聞こえているだろうか。
聞こえているならどうか、メイを苦しめずに速く出て来てくれたらいいのに。
「――――――!」
身体を震わせメイが押し出す。
ぬるりと一気に出てきた赤子を取り落としそうになって慌てるが、尻尾の先が外へと出たのをきっかけに竜の幼体は情けない声で「みゅう」と鳴いた。
口を開いて三本の指をぎゅっと握りしめている姿は可愛いというよりも少し間抜けだ。
レンは草の上に一旦置いて、着ていたシャツを脱ぐとそれで雑に身体を拭ってやる。そうすると嫌がるように暴れるので、そのままシャツに包んでメイの腕に抱かせた。
「かわいい……でもレン、にてない」
がっかりした声で我が子を見下ろし、申し訳なさそうにこちらを見る。
「メイに似ているならこれからもっと可愛くなるよ。大丈夫」
妙な励ましにもメイは健気に頷いて、疲れたように嘆息した。
汗で張り付いた前髪の向こうから、それでも紫紺色の瞳はやる気満々で輝いている。
「頼もしいね。お母さん」
「メイ、おかさんなる。おかさんつよい」
「お母さんだよ、メイ」
「おかーさん」
「そうそう上手」
誉めると嬉しそうに笑いメイは腕の中の子を横に置く。
「も、いっかい。あとひとり」
「そうだね、頑張ろう」
「メイ、つよい。おかーさん」
まるで言い聞かせるように繰り返す「おかーさん」の言葉に、やはりメイも不安なのだと知る。
手を伸ばしてメイと手を繋ぐ。
指と指を絡めてひとりではないのだと教えながら、逆に教えられる。
確実にさっきよりも顔色が悪い。
繋いだ手の力も弱く、身体もぐったりとしている。
それでも。
あのテーブルにレンとメイ、そして双子が揃うのを夢見て。
不可能では無い。
だから。
「一緒だ、メイ。ここにいるから」
頷いたメイはこちらを見なかった。
再び襲う陣痛に意識を持って行かれる。
汗が頬を伝い、食いしばった歯の隙間から血が流れた。
足が痙攣し、背中が弓なりに反る。
どこかからか肉が引きちぎられているような音が聞こえて恐くなった。
「メイ、愛してる。心から」
どうか死なないで。
ずっと傍にいて。
膝と膝の間から身を乗り出してそっと唇を重ねる。
流れている血も汗も唇で拭って、元気づけようと硬く閉ざされてしまった目蓋の上にも口づけた。
薄らと開けられた目蓋の下から視線を絡ませて頬を寄せる。
「きみなら、できるよ」
こくんと頷いたメイは再び目蓋を閉じると息を吐き出しながらいきんだ。
気怠い空気を纏ったメイが草に横たわり、薄目を開けてレンを見ている。
その視線には気付いていたが、産まれてきた子供を前にして好奇心が止められないのは仕方がない。
「――――女の子?」
竜は雄しか産まれない。
よって女の子であるのは獣人族の方。
だが雄の子供は見たことがあるが、女の子供は初めて見る。
だから確信が持てずに、銀色の毛に覆われた足首を掴んでその股の間をしげしげと見ているとメイに「レン、えろすぎ。あかちゃん、はつじょしてる」と非難の声を上げられた。
「違う!珍しくて、つい」
産まれたばかりの我が子に発情とはあまりにも不名誉すぎる。
エロいのは否定しないが、赤子に欲情はしない。
「でも、メイ。よく頑張ったね」
レンのシャツに竜の子も獣人の子も一緒に包んで抱き、メイの隣にごろりと寝転がると眠たそうに欠伸をしながらも「うん、レンいたから」と返事をした。
「いえ、かえりたい」
「そうだね。少し休んでから」
双子を間にメイを抱き寄せると腕の中から三者三様の反応が返ってくる。
メイは擽ったそうに身を捩り、竜の子は面倒そうに暴れ、獣人の子は腹が減ったと抗議の声を上げた。
「メイのお陰で大家族だ」
「めわく?」
「いいや。嬉しいんだよ。すごく感謝してる」
メイがいて双子がいる。
顔を見るまではメイがいればいいと思っていたのに、欲張りなレンは新たな家族をかけがえのない存在だと思い始めていた。
きっと幸せな家族になる。
誰もが羨むような。
騒がしくて、笑顔の溢れる日々がこれから始まるのだと思うと堪らなく嬉しくて。
こんな幸せが続くのならば、他にはなにもいらない。
父として夫として、家族を守る礎となろう。
呼吸を合わせて、鼓動を重ねれば、それだけで満たされる。
これだけは言える。
「諦めなくて、本当に良かった」と。
温もりを抱き締めて、そっと目を閉じる。
いつかは大きくなって巣立っていく子供たち。
いまはまだこのまま腕の中で健やかな寝息を立てていて欲しいと願うのはどの親も同じなのだろう。
レンの両親もきっとそうだった。
この想いは次の世代へと受け継がれる。
獣人族も竜族も人族も変わらぬ想い。
安らぎを。
幸せを。
光溢れる世界を。
祈りと想いを乗せて。
世界は在り続ける。
永遠に。
さてとうとうここまで来てしまいました。
長かったようで、一瞬だった気がいたします。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
孤独な竜族の恋模様、お楽しみいただけましたでしょうか?
彼らの物語は終わりますが、彼らだけが紡いでいくこれからの幸せな日々は続いていきます。
願わくば彼らの安らぎと幸福が長く続きますように。
伴侶が永久の眠りにつくその時まで笑顔でいられますように。
それではまた新しい物語の世界でお会いできることをお待ち申し上げております。
この物語がみなさまに楽しいひと時を与えることができたとしたらなにより幸いです。




