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四度目は嫌な死属性魔術師  作者: デンスケ
第八章 ザッカートの試練攻略編
220/515

八章終了時点までの時系列表

 時系列はあまり正確ではありません。項目毎に「こんな事があったのか」と、まとめた程度の物です。それでよろしければご覧ください。




●神治時代


・『黒き巨神』ディアクメル、『白き巨神』アラザン、虚空でお互いに理由も無いまま争う。

 輪廻転生の神ロドコルテ、二柱の神が後に新しい世界の礎となる事を見抜き、自分が管理する輪廻転生システムに組み込む。


・ディアクメルとアラザン、戦いの末相打ちになって倒れる。

 その亡骸から『ラムダ』と十一柱の大神が誕生する。

 大神達は自らに仕える従属神、御使いを自らの力で作りだし、ロドコルテの輪廻転生システムを利用して人種、エルフ、ドワーフ、動植物を創造する。

 神治時代の始まり。


・神々が治め、繁栄していた『ラムダ』に異世界から魔王グドゥラニス率いる邪悪な神々が現れ、侵略を開始する。

 魔王、ロドコルテの輪廻転生システムを模倣して『魔王式輪廻転生システム』を立ち上げ、配下の邪悪な神々と自らの手足にして先兵となる魔物を創造し、『ラムダ』で初めての『戦争』が始まる。


・『時と術の魔神』リクレント、今まで戦いと言えば腕比べや獣を対象にした狩りしか知らなかった人々の為、『空間と創造の神』ズルワーンの知恵を借りてジョブとスキルシステムをラムダ世界に実装する。

 以後ラムダでは人間はジョブとスキルの恩恵を受けられるようになる。


・魔王、リクレントのジョブとスキルシステムに侵入後改変。魔物もスキルを獲得できるようにし、ジョブの代わりにランク制を導入する。


・魔王グドゥラニス、兵力増産の為に自らと配下の神々でダンジョンを生成する。

・リクレントとズルワーン、ダンジョンを人間側も訓練と物資の調達の為に利用できるようダンジョンのシステムに侵入後改変。

 以後ダンジョンでは魔物と同時に様々な産物や宝箱が生成されるようになる。


・ラムダの神々と人々は善戦するものの、次第に一方的な劣勢に追い込まれる。『猪の獣王』や『暴邪龍神』ルヴェズフォル等、魔王軍に降る裏切り者が現れるようになる。

 『獣神』ガンパプリオが魔王によって滅ぼされる。大神の中で初めての犠牲者である。


・ズルワーン、異世界『アース』から勇者を召喚する事を提案。異世界への扉を維持するズルワーン以外の属性神七柱がそれぞれ勇者を選ぶ。

 ザッカートやベルウッド達七人の勇者がラムダに召喚される。


・ベルウッド、ナインロード、ファーマウン・ゴルドの三人が先頭に立って魔王軍と戦い、ザッカート達生産系勇者は銃の開発を考案する等するが、なかなか実を結ばない。


・『風と芸術の神』シザリオン、『巨人神』ゼーノ、『龍皇神』マルドゥーク、魔王に魂を砕かれる


・勇者ザッカート、魔王軍の邪悪な神々に寝返り工作を試みて、少なくない神々を寝返らせるのに成功する。

 『五悪龍神』フィディルグ、『汚泥と触手の邪神』メレベベイル、『迷宮の邪神』グファドガーン等の裏切り者が出た事で魔王軍に激震が走る。


・勇者ザッカート、『アース』の軍事兵器である核爆弾をこの世界で再現し、魔王を倒すために使う事を提案。ベルウッドが強固に反対した。

 これにより生産系勇者であるザッカート達四人と、戦闘系勇者であるベルウッド達三人との間に決定的な溝が出来る。


・魔王グドゥラニスの策略によって、生産系勇者四人、ザッカート、アーク、ソルダ、ヒルウィロウ死亡。魂を砕かれる。

 砕かれた魂の破片はロドコルテによって一つの魂として無理矢理纏められ、『地球』へ。


・魔王グドゥラニス、ベルウッド達戦闘系勇者三名を先頭に神々と人々の総力戦の果てに倒される。肉体はバラバラにされ、それぞれ封印される。

 しかし大神はアルダとヴィダ以外力を失って眠りにつくか封印されてしまい、『ラムダ』に残された人口は人種、ドワーフ、エルフを全て合わせても三千人程しか居なかった。


・『光と法の神』アルダとその勇者ベルウッドを先頭に、世界の復興が始まる。しかし彼等は異世界の知識を出来るだけ封印してこの世界独自の発展を、自然を回復させながら実践すると言う方針を取り、ザッカート達が残した記録や技術を破棄するようヴィダ達に要求する。

 これが止めを刺し、不信感を爆発させたヴィダが彼女に賛同した神々や忠実な信者百数十名と共にアルダから離れる。


・ヴィダ、アルダ達が人類の再興を進めている大陸とは別の場所、バーンガイア大陸で新種族創造による世界復興計画を立ち上げる。ザッカートの亡骸をアンデッド化させて彼の知識を、グファドガーンが持ちこんだザッカートの遺産から技術を得て、計画始動。

 同時にザッカートの蘇生も試みるが、それは失敗する。『生命体の根源』も、肝心の魂が存在しないため役に立たなかった。


・ヴィダに邪神や悪神と融合して正気を失っていたザンタークが合流する。

 数々のヴィダの新種族が生まれ、最後に吸血鬼の真祖とグールの始祖が誕生する。百名のヴィダ信者が吸血鬼の真祖から祝福を受け、原種吸血鬼に変化する。この時ゾルコドリオ、ビルカイン、テーネシア、グーバモンも人種から原種吸血鬼になった。


・バーンガイア大陸は生命を司るヴィダと彼女に従う神々、新たに誕生したヴィダの新種族の始祖や原種吸血鬼の力で魔王軍が現れるより前の、生命が溢れる美しい姿を取り戻す。

 ザッカート達生産系勇者が残した知識と技術が自然と融合した都市の建設が始まる。


・百年後、アルダと彼によって寿命を延ばされ若さを維持していたベルウッド達戦闘系勇者を中心にした軍勢がバーンガイア大陸に攻め込む。

 ヴィダは敗れ多くの神々が封印され、アンデッドザッカートや吸血鬼の真祖が倒される。

 ヴィダは生き残った神々と新種族を連れ、アルダ達の追撃を防ぐために最後の力で大陸の一部を隆起させ境界山脈を創り上げる。

 ザンタークは魔人族と鬼人の一部を連れ、その頃既に大陸全土が魔境と化していた魔大陸に逃げ込む事に成功する。


●一章開始の約十万年前 アルダとヴィダの戦いと神治時代の終了直後


・境界山脈に結界が張られたため、アルダはヴィダ派への更なる攻撃を断念する。

 その後ヴィダを見張るため、バーンガイア大陸に信者達の居を移す。ベルウッドは境界山脈の外に残っていた異世界の技術の産物を出来るだけ破壊して回った。

 『光と法の神』アルダは、以後『法命神』と名乗る。


・境界山脈内ではグファドガーンが『ヴィダの寝所』を築き、各種族がそれぞれの守護神の元国を創り上げた。

 他の神々から逸れた『五悪龍神』フィディルグはそのまま眠りにつき、『太陽の巨人』タロスは巨人種達の為、そしてヴィダの遺産である蘇生装置を安置するための安全地帯を創ると、力尽き深い眠りについた。


・境界山脈外では、『汚泥と触手の邪神』メレベベイルがスキュラ達と共に山脈を利用してベルウッド達から身を隠しながら生きていた。




●一章開始の約五万年前


・英雄神となったベルウッド、『罪鎖の悪神』と相打ちの形で眠りにつく。

・英雄神となったファーマウン・ゴルド、ベルウッドが眠りについた後自分達の今までの行いに疑問を持ち、アルダ勢力から離れる。

 境界山脈を訪れるが結界に阻まれ入る事が出来ず、魔大陸のザンタークと合流する。


・『時と術の魔神』リクレント、『空間と創造の神』ズルワーン、この頃眠りから覚める。状況を知り、その後情報収集と力の回復に努める。


・境界山脈内。ノーブルオーク帝国の皇帝、『賢帝』ブーギが国々を纏める。




●一章開始の約二百三十年前

・オルバウム選王国のハートナー公爵家、境界山脈に存在するトンネルを発見。

 旧タロスヘイムと国交を結び交易を開始。




●一章開始の約二百年前

・ミルグ盾国の遠征軍の攻撃によって、旧タロスヘイム滅亡。

 『剣王』ボークス、『癒しの聖女』ジーナ、『小さき天才』ザンディア死亡。

 『氷神槍』のミハエル、ヴィダの遺産の蘇生装置破壊を仲間と共に目論むもオリハルコンドラゴンゴーレムの前に敗れ、仲間は全滅。ミハエルも愛槍アイスエイジを失い、撤退する途中でジーナとザンディアの死体を盗みに来た吸血鬼と鉢合わせし、戦闘の末致命傷を受けその後死亡する。




●一章開始の約百年前


・後のヴァンダルーがこの世界に転生する事を予知したリクレント、ズルワーンと協力してヴィダやグファドガーン、ザンターク、境界山脈内の他の神々等に神託で連絡を取る。

・神託を受けたヴィダ、旧タロスヘイムのヌアザ等に神託でヴァンダルーの存在を知らせる。

・グファドガーン、神託の解釈をやや間違え、『ザッカートの試練』を創りザッカートの後継者を探す。

・ザンターク、神託を受け取ったもののヴァンダルーの存在を予見することは出来なかった。しかし、何か起きそうだと考え、ファーマウンと協力して魔大陸を牛耳っている『解放の悪神』ラヴォヴィファードの支配地を奪い、力を取り戻そうと試みる。




●一章開始の約三十八年前


・地球に「天宮博人」誕生。程なくして両親と死別。以後伯父家族に引き取られて育てられる。

 贅沢や筋肉へのコンプレックス、幸福への渇望が刻み込まれる。



●一章開始の約三十数年前


・アミッド帝国の冒険者、シュナイダー。ヴィダの新種族であるラミア達との出会いをきっかけに、本格的にアルダ信者からヴィダ信者へ転向する。以降、表向きにはアルダ信者のままヴィダ信者として活動する。



●一章開始の約二十一年前


・高校の修学旅行中、テロリストの犯行によってフェリーが沈没。乗員乗客に「天宮博人」を含め百人以上の死者が発生する。

・輪廻転生の神ロドコルテ、死んだタイミングと数が丁度良かった魂達を召喚。異世界転生を持ちかける。

 この時「天宮博人」と「雨宮寛人」を勘違いし、二人分のチート能力と魔術の素質、運命と幸運を持った「雨宮寛人」と、何も無い「天宮博人」の両極端な転生者が誕生する。




●一章開始の約二十年前~


・異世界『オリジン』に百一人の転生者が誕生。順番上、「天宮博人」は最後に転生した事になる。

・欧州の軍事国家に産まれた「天宮博人」、この世界での両親に研究機関に実験動物として売られる。

・少年の内に死属性の魔力に覚醒、その後研究者達によって「D-01」の認識番号と「アンデッド」というコードネームを付けられる。肉体や脳を改造されながら実験体として監禁生活を送る。

 この時、霊から様々な知識を吸収する。

・その間外の世界では雨宮寛人が転生者達を纏め、ブレイバーズを結成する。


・『ラムダ』 ブゴガン、ノーブルオーク帝国で追放刑を受ける。境界山脈を運良く越え、密林魔境に住みつき現地のオークを従え勢力拡大に取り組む。




●一章開始の直前


・無謀な人体実験の結果「アンデッド」死亡。同時に文字通りの意味でアンデッドと化し、研究員や警備の兵士を殺戮する。その後、残されていた自分と同じ実験動物として扱われていた人々を助ける。

・「アンデッド」、研究所から脱出。直後に危険なアンデッドという災害に対処するために出動したブレイバーズ、転生者達によって『オリジン』での真の死を迎える。

・ロドコルテの神域に戻った後、怒りに我を忘れて他の転生者への恨みを叫んだため呪いを受け、『ラムダ』へ転生する。


・ヴィダ、送り込まれてきた「アンデッド」後のヴァンダルーの魂を自身が構築したヴィダ式輪廻転生システムに組み込む。この時自身の血とアンデッドザッカートに残っていた残留思念を、自身の加護として与える。




●一章 ヴァンダルー誕生の年


・主人公誕生約十か月前

『オリジン』、ブレイバーズによって「アンデッド」に助けられた実験動物扱いされていた人々は、国連によって保護されその後別の研究機関の実験体として扱われる。

・それまで災害救助等が活動の中心だったブレイバーズは、リーダーである【ブレイバー】雨宮寛人の意向により活動方針を転換。テロ活動や国内紛争などにも対応するために訓練を受ける事になる。

・【アバロン】の六道聖、「アンデッド」が自分達と同じ転生者である事に気がつく。


・『ラムダ』、六月。「アンデッド」、ダルシアの息子、ダンピールのヴァンダルーとして転生。

・同年十二月。ヴァンダルー生後約六か月。ダルシア、吸血鬼ハンターのゴルダン高司祭と依頼を受けた当時B級冒険者パーティーだった『五色の刃』によって捕まり、拷問後公開処刑。火刑に処される。

・ヴァンダルー、骨人や骨鳥、骨狼、骨猿、骨熊を含めたアンデッドを創造。ダルシアの霊と骨の欠片を手に入れ、彼女の復活と復讐を決意する。


・『オリジン』、実験体たち研究機関を独力で脱出。以後『第八の導き』を名乗り、活動を開始。




・『ラムダ』六月、ヴァンダルー満一歳。

・七月、サムを創造。エブベジアの町に対して復讐を決行後、旅に出る。途中サリアとリタをリビングアーマー化する。

・八月、ザディリスを助け密林魔境の中にあるグールの集落に滞在する事になる。


・方針の違いから『緑風槍』のライリー、『五色の刃』から離脱。

・ハインツを含めた『五色の刃』、オルバウム選王国に密入国。

・アミッド帝国によるオルバウム選王国のサウロン公爵領侵略戦争、帝国の勝利で終わる。


・『ラムダ』。ヴァンダルー、二歳になる。ザディリスを若化し、【無属性魔術】を習得。グールの少子化問題の解決に乗り出す。

・十二月、ブゴガン率いるオーク勢力の存在と脅威に気がつく。


・『ラムダ』ヴァンダルー、『グールキング』になる。密林魔境でまだオーク勢力に襲われていなかったタレアの群れ等グール達を纏める。

・ルチリアーノ、ブゴガンの勢力に使い魔にしたライフデッドを潜入させる。

・グール勢力を率いてオーク勢力を襲撃。ブゴガンを倒す。ルチリアーノのライフデッドにされた死体の霊を疑似転生させる。


・トーマス・パルパペック軍務卿、及び原種吸血鬼グーバモンの配下セルクレント、ヴァンダルーが生存している事に気がつく。

 パルパペック軍務卿、ゴルダン高司祭と『緑風槍』のライリーを含めた討伐隊を密林魔境に派遣する事を決定する。


・ヴァンダルー、討伐隊から逃げる為グール達を連れて西側の境界山脈を越えたところにある廃墟、旧タロスヘイムに向かう。途中ブラックゴブリン、アヌビス、オーカス等死属性の魔力の影響で変化した新種が生まれる。


・オルバウム選王国で『五色の刃』のリーダー、『蒼炎剣』のハインツ、アルダ融和派に転向。出現した『ザッカートの試練』に挑戦するも、仲間のマルティーナを失い攻略を断念して退却する。


・ルチリアーノ、オルバウム選王国へ密入国する事に成功する。



●二章 ヴァンダルー三歳から四歳

・ヴァンダルー達、旧タロスヘイムに到着。ヌアザや『剣王』ボークスを仲間にし、ヴィダの蘇生装置の存在を知る。旧タロスヘイムの復興に着手。

・『悦命の邪神』ヒヒリュシュカカを奉じる原種吸血鬼勢力、セルクレントの報告によってヴァンダルーが境界山脈の向こうで生存している事を知る。

 彼を始末するためにエレオノーラとセルクレントとその配下が派遣される。

・ヴァンダルー三歳の誕生日を迎える。旧タロスヘイムの居住環境を更に整えた後、ダンジョンでのレベリングを開始する。


・十二月、ノーブルオークハーフのパウヴィナが誕生する。


・ヴァンダルー四歳。

 エレオノーラとセルクレント、タロスヘイムを発見。ヴァンダルー殺害を試みる。しかしエレオノーラは籠絡されセルクレントは父親の仇としてヴァンダルーに魂を砕かれ消滅する。

・自分を狙う吸血鬼の勢力がある事を明確に自覚したヴァンダルー、更にタロスヘイムの周辺や境界山脈に監視と防衛の態勢を整える。


・吸血鬼勢力、アミッド帝国とミルグ盾国に働きかけて旧タロスヘイムを目標にした遠征と軍の組織を始める。


・ヴァンダルー、C級ダンジョン『ボークス亜竜草原』でセメタリービーをテイムする。

・ヴィダの蘇生装置を手に入れるためにオリハルコンドラゴンゴーレムにボークス達と挑戦する。

 結果オリハルコンドラゴンゴーレムを破壊するが骨狼、骨熊、骨猿が破壊される。その三体の霊を回収後骨鳥と合体させクノッヘンが誕生。

 オリハルコンドラゴンゴーレムに刺さり、呪いの氷で蘇生装置を破壊したアーティファクト、アイスエイジに宿っていた『氷の神』ユペオンの分霊の魂を砕く。




●三章 ヴァンダルー五歳から六歳


・ヴァンダルー、五歳。オリハルコンドラゴンゴーレムの素材を回収。地下空間を自分の工房にするため改装を始める。途中で発見した『氷神槍』のミハエルの仲間達の死体を使い、ラピエサージュを創造する。

・アミッド帝国、遠征軍の派遣を決定。原種吸血鬼テーネシアの側近の一人アイラが傭兵に変装し、ゴルダン高司祭と『緑風槍』のライリーが参加。

・遠征軍が来る事を察知したヴァンダルー達、戦争に対して備える。

・ヴァンダルー、新生タロスヘイムの国王に就任。


・ヴァンダルー、六歳になる。

 ミルグ盾国の遠征軍との戦争で圧勝。遠征軍の将兵をアンデッド化させ、利用価値のある者達を除いてミルグ盾国に対する逆侵攻の戦力として使い捨てる。

・アイラ、チェザーレ、黒牛騎士団等のアンデッドを手に入れる。

・逆侵攻後、境界山脈に存在したトンネルを崩す。戻ってきたゴルダンとライリーの魂を砕く。


・ミルグ盾国、トーマス・パルパペック再び軍務卿に就任。遠征軍を失ったミルグ盾国の軍事力の建て直しに以後奔走する。




●四章 ヴァンダルー七歳


・オルバウム選王国、新たにダイアナとジェニファーの二人を加えた『五色の刃』、ダンピールの少女セレンを保護する。

・ヴァンダルー、七歳になった後エレオノーラ達を連れて東側の境界山脈のトンネルを抜け、ハートナー公爵領に潜入。冒険者のカシム、ゼノ、フェスターの三人を偶然助け、そのまま開拓村に向かい数日で村々を助ける。


・『オリジン』、能力を悪用していた【グングニル】の海藤カナタ、【メタモル】の獅方院真理によって母の仇として罠に嵌められ致命傷を受け、数日後死亡する。

・ロドコルテの依頼を受けたカナタは大人の身体で『ラムダ』へ転生。無軌道な狼藉を働きながら、ヴァンダルーを殺す為に活動を開始する。


・ヴァンダルー、開拓村の北の町ニアーキで封印されていた悪神を偶然捕食し、【精神侵食】スキルを獲得。旧タロスヘイムのレビア王女と避難民が辿った悲劇を知る。

 冒険者ギルドで『五色の刃』のハインツと遭遇と同時にセレンの存在を知り、町から逃走。外で感情と魔力を暴走させ、【叫喚】、【迷宮建築】等のスキルを獲得する。

・タロスヘイムに『蝕王の果樹園』が発生する。


・ハートナー公爵領の都に潜入。封印されたレビア王女達の霊に会うために城の地下に向かい、途中で【魔王の血】を偶然手に入れる。

 レビア王女達をアンデッド化した後、【死霊魔術】を習得。【グングニル】の海藤カナタを倒し、その魂を砕く。

・ヴァンダルーが地下の空間を崩した結果、ハートナー公爵の城が物理的に傾く。


・百足の魔物、ピートをテイムする。

・奴隷鉱山に潜入。旧タロスヘイムの避難民を解放し、管理していた兵士と犯罪奴隷の内殺す理由がある者を殺しそれ以外を保護する。

 その過程で濡れ衣を着せられて犯罪奴隷に堕とされていたルチリアーノに弟子入りを志願される。


・一旦タロスヘイムに戻り、ダンジョンでワームの魔物ペインをテイムする。

 疑似転生を使用し、この時後のアイゼンが誕生する。


・開拓村、ハートナー公爵家のお家騒動に関わる陰謀によって危機に陥ったところをヴァンダルーによって助けられ村ごとタロスヘイムに移住する事となる。


・『五色の刃』の活躍で原種吸血鬼テーネシアの側近とその配下達が次々に打ち取られる。


・ヴァンダルー、テーネシアの緊急時の避難所である地底湖に在る屋敷に潜入。その屋敷の管理人である『テーネシアの愚犬』ベルモンドと戦って倒し、手に入れる。

・テーネシア、『五色の刃』と戦うが追い詰められて地底湖の屋敷に【転移】。その後待ち受けていたヴァンダルーとの戦いになり、倒される。ヴァンダルー、ヤマタとテーネシアの首から下、【魔王の角】を手に入れる。


・『五色の刃』、テーネシアを倒した功績でハインツはS級冒険者に昇級。メンバー全員が名誉貴族と成りオルバウム選王国の国家的英雄に。


・『オリジン』、ブレイバーズの転生者【韋駄天】の田中、【ウルズ】のマッケンジー、【ペルセウス】の鮫島悠里の三名が死亡。それぞれ『ラムダ』に転生する。

 【メタモル】の獅方院真理、犯罪者として特別な独房に収監される。




●五章 ヴァンダルー八歳


・『オリジン』、【クロノス】の村上淳平、【アバロン】の六道聖に唆され自分を入れて九人の仲間と、医療機関に収容されていた【ゲイザー】の見沼瞳を誘拐してブレイバーズから離反。

 『第八の導き』と合流する。


・タロスヘイム南の大沼沢地攻略。リザードマンジェロニモのシャシュージャを加え、『暴邪龍神』ルヴェズフォルの加護を受けていた鱗王を倒す。

 D級ダンジョン『リザードマンの巣』でスライムの魔物キュールをテイムする。

 B級ダンジョン『鱗王の巣』でヴィダ派の『五悪龍神』フィディルグを解放する。


・レジスタンス組織『新生サウロン公爵軍』のリック・パリス。スキュラ自治区のスキュラ達を戦力として利用するための裏工作を開始。部下と共に騙したオルビア達スキュラを、アルダ過激派の犯行に見せかけて殺害する。


・原種吸血鬼グーバモン、狂乱し部下を全て殺してアンデッド化する事を思いつく。


・ヴァンダルー、アミッド帝国の占領下にあるサウロン領に侵入。レジスタンス組織を探すが、殺される前後の記憶を失っているオルビアの霊を発見。そのままスキュラの集落へ向かう。

 その途中プリベルを発見し、近づいて声をかけた事で求婚の儀式を図らずも成立させてしまう。

 それらの縁でスキュラ連続猟奇殺人事件の解決に乗り出す。


・仮拠点で待機していたラピエサージュやヤマタ、ハッジ達偽レジスタンスを本物と間違えて保護する。

 その後ハッジ達を討伐するために追って来た討伐部隊を返り討ちにする。


・リック・パリス、『解放の姫騎士』イリス・ベアハルト、それぞれ別々の場所でグーバモンの配下によって拉致される。

・『新生サウロン公爵軍』のリーダー、レイモンド・パリス。陰謀の為に邪魔なヴァンダルー達を始末しようとしておびき出され、ゴースト化した討伐隊の斥候兵キンバリー等の手によって生け捕りにされる。

・グーバモンの配下の一人、マイルズ・ルージュ。生命の危機に気がつき、ヴァンダルー達に降る。


・原種吸血鬼グーバモン、レイモンドの中身をくり抜いて代わりに入り込んでいたヴァンダルーに気がつかずに拠点に招き入れてしまい、不意打ちを受けその後の戦闘で敗北する。

・リック・パリス、ゴースト化したオルビアによって報復を受け死亡する。『新生サウロン公爵軍』上層部、壊滅。

・イリス・ベアハルト、保護後説得されヴァンダルーと同盟を結ぶ。

・スキュラ自治区との境界線にあった砦の司令官、クルト・レッグストン。ヴァンダルー達からのスカウトを受け、タロスヘイムに亡命。副将軍に就任。


・『オリジン』 【演算】の力を持つ【ラプラスの魔】の町田亜乱と【監察官】の島田泉、裏切った【クロノス】の村上淳平の手によって死亡。

 ただ生まれ変わるよりは仲間の転生者達がラムダに転生する時の助けになるだろうと、ロドコルテの御使いになる。


・境界山脈内部、ノーブルオーク帝国で『解放の悪神』ラヴォヴィファードの加護を受けた第二皇子ブギータスクーデターが勃発。

 他の国を巻き込んだ内乱の始まり。




●六章 ヴァンダルー九歳


・『解放の姫騎士』イリス、ハッジ達新戦力を加えてレジスタンスを纏め上げ、アミッド帝国に対する抵抗運動を続ける。


・『オリジン』、【メタモル】の獅方院真理。独房が爆破され、表向きに死亡した事にされる。実際には【アバロン】の六道聖によって洗脳され、操り人形にされてしまう。


 『第八の導き』とブレイバーズとの最終決戦。結果、『第八の導き』は少なくないブレイバーズを道連れにして、全員が予定通り死亡する事に成功する。尚、道連れにするブレイバーズには村上達も含まれていた。

 しかしプルートーが【エンジェル】の成瀬成美が妊娠している事に気がつき、胎児を生かす為に見逃したために殺し損ねる。


・生存していた村上を含めた四名の離反者によって、プルートー達の死体は合衆国が手に入れ防衛総省、通称「ヘクサゴン」に収容される。しかしプルートーがため込んでいた「死」が暴走し溢れだした事で、村上達四名を含めたヘクサゴンのスタッフは全員死亡。壊滅状態となる。

・全ての糸を引いていた【アバロン】の六道聖、死属性の力を手に入れる為本格的な研究と実験を始める。


・『第八の導き』と【ゲイザー】の見沼瞳、『オリジンの神』とズルワーン、リクレントによってロドコルテにとらえられる事無く『ラムダ』に転生し、レギオンになる。

・【デスサイズ】の近衛宮司、【千里眼】の天道達也を利用してロドコルテの神域からヴァンダルーの心肺を強制停止させる即死攻撃を仕掛ける。

 しかし【深淵】スキルによって跳ね返され、逆に魂を砕かれて消滅した。




●七章 ヴァンダルー九歳


・何かあるらしい大沼沢地南への遠征。ヴァンダルーは、ブギータスの配下に追い詰められたアラクネのギザニアと偶然出会い助ける。

・アラクネとエンプーサの国ザナルパドナでミューゼや、ノーブルオーク帝国から落ち延びた第一皇子ブダリオンと出会う。

・ハイコボルト国、ハイゴブリン国と順当に解放していく。


・アミッド帝国の皇帝マシュクザール。当初は利用するつもりだったヴァンダルーを、このままでは危険性の方が大きいと判断し、『邪砕十五剣』のメンバーを派遣する。

 公には、レジスタンス鎮圧に苦戦するマルメ公爵が皇帝に派遣を嘆願した形になる。


・ヴァンダルー、ブダリオン皇子と共に簒奪者ブギータスを追い詰める。『解放の悪神』ラヴォヴィファード、ブギータスの肉体を乗っ取り憑代にして地上に降臨。しかし、ヴァンダルーに魂の大部分を砕かれ、【魔王の欠片】を奪われる。

・ノーブルオーク帝国、帝国の名を返上しノーブルオーク王国として再出発。

・ヴァンダルー、ヴィダ派の神々に招かれ会談をする。ラヴォヴィファードは残りの魂をこの時捕食され、完全消滅する。


・『邪砕十五剣』、レジスタンスを追い詰めヴァンダルーを誘い出す事に成功するも、そのヴァンダルーとレギオンによって返り討ちに遭う。

・占領軍のマルメ公爵、ヴァンダルーによって拉致される。アミッド帝国皇帝マシュクザール、サウロン領をオルバウム選王国に奪還させる事を決定。


・『解放の姫騎士』イリス・ベアハルト、魔人王ゴドウィンが執り行った儀式によって魔人族のサキュバスに変化する。


・【ノア】のマオ・スミス。ドワーフの大人の女性に転生。

・【クロノス】のムラカミ、自身を含めて七人のチームで『ラムダ』に転生するが、【ヴィーナス】のカナコと【ヘカトンケイル】、【アイギス】の三名が離れる。

・【メイジマッシャー】のアサギ、【千里眼】と【イフリータ】の合計三人でチームを汲んで転生。

・【マリオネッター】のハジメ、転生後『雷雲の神』フィトゥンの加護を受け取りこまれる。




●八章 ヴァンダルー十歳


・サウロン領、新生サウロン公爵のルデル・サウロンを旗頭にしたオルバウム選王国軍によってアミッド帝国の占領軍から取り返される。(表向きには)

・ルデルとオルバウム選王国の軍務卿ドルマドの意向により、『解放の姫騎士』は死んだ事にされレジスタンスの活躍は無かった事にされる。


・ヴァンダルー、『ヴィダの寝所』にて『生命と愛の女神』ヴィダ、『時と術の魔神』リクレント、『空間と創造の神』ズルワーンと邂逅。自らの来歴を知り、既に得ていたヴィダの加護を自覚し、更にと地球の冥神の加護を手に入れる。

 同日、皇帝に就任。


・ミルグ盾国レッグストン伯爵家、長男のサルア・レッグストンに転生した【ペルセウス】の鮫島も連れてタロスヘイムに亡命。

 同時期、軍務卿トーマス・パルパペック伯爵、ヴァンダルーによって殺害される。


・ヴァンダルー、十歳になり『ザッカートの試練』に挑む。同年九月に攻略。ザッカートの遺産の一つである『生命体の根源』を手に入れ、ダルシアの復活の為に使用する。

 ザッカート姓を獲得する。


・オルバウム選王国、『ザッカートの試練』の出現を待っていたS級冒険者パーティー『五色の刃』のリーダー、ハインツ。『ザッカートの試練』を自分以外の誰かが攻略した事を悟る。

 しかし直後に出現したアルダのダンジョンに仲間と共に挑戦する。

すみません、書籍化作業と、特に日常の諸々とで執筆作業が滞り気味になっております(汗 九章の開始を4月2日から、4月6日に延期させてください。申し訳ありません。

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― 新着の感想 ―
[良い点] こうして、「歴史の粗筋」が、 ◆「地域横断的」に、  かつ、 ◆「歴史的(時間経過的)」に纏めていただけると、 読者としては、 ㋑「物語の全体的な進行状況」と、 ㋺「事件等の因果関係」とが…
[良い点] 魔王とリクレント、ズルワーンがお互いの技術を利用しあってて、戦争に何がなんでも勝つっていう気概が感じられてアツい! [気になる点] アルダ派の神、もしかして脳筋ばっかりか?
[気になる点] 雨宮よく二人分入ったと思う。その代わり魔力がメチャクチャ少ないとかなのかな?
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