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六角の最盛期を越えていけ!六角義治転生〜三好や織田相手に生き残れ!〜  作者: ヒバリ


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55 事後報告

55事後報告


 義輝が滞在している場所に案内されると挨拶もそこそこに事の顛末を報告するようにと指示された。


 「よくやってくれた。比叡山に跋扈していた破壊僧どもはこれで駆逐できたであろう。三好に対して本腰を入れる事になると思うがそちらの方はどうだ?私の方で何かすることはあるか?」


 「はっ、もったいなきお言葉にございまする。比叡山を抑えたことにより六角領内の寺社は徐々に政教分離令に従い始めてございまする。これには少し時間がかかりまするが、比叡山を抑えた事による後始末もございますのでその間にしっかりと終わらせて見せまする。それ以外には領内の慰撫をしながら兵を揃えるだけにございまする。」


 「ふむ、比叡山の件を片付けたのは間違いではなかったようだな。」


 父の報告を聞いた義輝は満足そうに頷きながら周囲の幕臣達と笑顔で六角のことを讃えていた。行う前にはあれほど反対していたもの達も手のひらクルクルである。


 「公方様においては今回の件を各国の諸大名に説明して頂ければ幸いにございまする。鎮護国家の役目を果たせない悪道を見過ごせずに公方様が動いたのだと六角からも説明させて頂いておりまする。実際に上杉・朝倉・大和・織田などからは公方様に対する尊敬が溢れる文を頂いておりまする。」


 嘘は言ってないよ。公方様の名代として征伐した事は伝えて感謝の言葉をもらっている。それが六角に対してから将軍に対してかは人それぞれの受け取り方だとは思うがな。


 「うむうむ!そうかそうか!諸大名が将軍家を頼りにしているのだな!三好の奴らも肝を冷やしている事よ!」


 本当に楽しそうに笑いながら大声を上げている。それを見て幕臣達も満足そうだ。藤孝だけは貼り付けたような笑みを浮かべている。

 この後は気分が良くなった義輝に誘われて1日宴会に付き合わせる事になった。勿論六角の銭でな。とほほ。

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